【マンガ】麻雀漫画50年史 70年代編
というわけで、『麻雀漫画50年史 70年代編』が出ます。タイトル通りの本です。とりあえず通史の最初の10年を試しに書きました。
— V林田@11日(日)西こ04b (@vhysd) August 2, 2019
今回、PDF版は無料でDLできます。読んでみて、金を出してもいいと思ったのなら、冊子版なり麻雀漫画研究各号なり買っていただければと思います。https://t.co/FMMNuisnn4
すげー面白かった。
ただし、ほとんどの人には無用だろう。
1970年代のしょーもない麻雀漫画を大量に読んだ人にのみ意味があるんじゃないか。
俺は読んだことあるやつもけっこうあるんだが、ここで紹介を読めば読むほど、もう読まんでいーわって思えてくる。
ほんとしみじみとどうでもいい( ̄w ̄)プッ
作家別、出版社別に分類されてて、情報量が膨大。
これくらいあると、まさに歴史という感じ。いろんなコメントがだいぶ納得感ある。
笑ってしまったのは、桃園書房のまとめ。
最大の特徴は、クオリティーの低さ。はっきり言うと、同時期の秋田・竹・芳文などに比べて出来が一段落ちる。
ほんまや( ̄w ̄)プッ
本のカバー折り返しに書いてあるあらすじが、実際の内容としばしば異なっているのも謎の特徴である。(中略)
どういう工程で作られたらこうなるのか不明だが、いずれにしても手の抜かれた仕事ではあろう。
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興味深かったのは、牌を擬人化した「牌は鳴いている」という作の紹介。
發と中のベッドシーンまで出てくるそーな。
麻雀漫画50年の歴史の中でも似た作品を一切見ない大怪作。表情を描くなどの擬人化が一切されていないのに牌たちの驚きや哀しみといった感情が伝わってくる表現力には目を見張るものがあるが、それはそれとして「なにこれ」としかとしか言いようがない。
とのことで、これは興味深い!
ここだけページを貼っておこう。
無料DLできるもんだからいいだろう。
なんだかよーわからんけど、文学してるなぁ(≧▽≦)
つーわけで、素晴らしい通史だった。まさに労作。
でも、世の99%の人には無用のものだと思われる(==)ウム
ひとつだけ改善してほしい点としては、もっと絵柄がわかる表紙画像をいっぱい入れてほしいし、それを大きくしてほしい。
画像は大きくないと効果がすげー落ちる。
頭を抱えるくらいつまらない『少林寺雀法』、中学生が描いたのですか?と問い詰めたい『麻雀三銃士』、麻雀四天王といいつつ3人しかいないし四天王を結成していない『麻雀地獄変』についての、V師父の評言が好き。
— izu mick (@izumick) August 6, 2019
「他で名前を聞かない漫画家・原作者たちが、聞かないだけのことはある仕事をしている」
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コメント
先生もこういうの作るって言ってなかったけ?
投稿: | 2019年8月 7日 (水) 14時57分
>先生もこういうの作るって言ってなかったけ?
なんの話?
聞こえなーい!
投稿: 福地 | 2019年8月16日 (金) 19時26分