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2019年6月28日 (金)

【つぶ】吉祥寺の古本屋で

買ってしまった。

 

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びーたんの前にあった古本屋が素晴らしかった。
古いタイプの古本屋って、乱雑に大量の本が積まれてるもんだが、ここは少数精鋭。
陳列されてる数は少なかったけど、持ってる商品が少ないからではなくて、選び抜かれてることが一目瞭然。

 

置いてある分野は、マンガ、60~80年代外国文学、60~80年代日本文学、評論、映画関係など。
典型的な古本屋が強い分野だな。

 

吉祥寺は文化があるなー。

 

じつはどれも、すげーほしくて買ったわけではない。
素晴らしい店だなって思ったからつい。

 

薄っぺらい冊子のつげ忠男というのはつげ義春の実弟。

 

こーゆーもんが出てるってことが嬉しかった。
でも、そんなに面白くはなかった( ̄w ̄)プッ

 

百億の昼と千億の夜は文字でもマンガでも未読。
中学のとき、ちょっと読みかけたけど、面白くなかったんだよな。

 

阿佐田哲也エッセイは、そこそこ読んでるけど、未読のものもいっぱいあるんだろう。
よー知らん。

 

幻魔大戦』は人類滅亡を暗示したまま未完で終わったマンガ。
石森章太郎の初期の作(当時はまだ石ノ森じゃなかった)。
未完をずっと気にした原作者の平井和正が、10年くらい経ってから、改めて文字で書き始めたのが角川文庫版。
俺は中学のとき、そっちをリアルタイムで読んでた。

 

20冊もあって、最初の3冊はすごく面白いんだが、以後の17冊はストーリーが何ひとつ進まず、淫夢を見てはぐっしょりするシーンばっか。
これまた未完。
作家ってそーゆーこともあるとは思うのだが、読んだ俺は養分としか言いようがない(==)ウム

 

ほんと無駄なもんばっか読んできたわ。
今も大差ないか…(;・∀・)

 

当時は、主人公が地球代表として外敵と戦う物語がいっぱいあった。
外敵は、宇宙からの襲来だったり異空間から来たり様々。
そーゆーのが減ったのは、世界的に心が内向きになった感じ。

 

その一方で、ただ敵と戦うだけの物語じゃなくなったことは大きな進歩だ。
宇宙戦艦ヤマトとエヴァを比較したって、宇宙戦艦ヤマトには登場人物の内面ってないもんな。
昔は単細胞の男だから読んでるけど…みたいなのが多かった。
三国志からしてそんな世界だ。

 

いかん、話がテケトーすぎるわ。
まぁ何にせよ、数年ぶりに降り立った吉祥寺には文化があった。

 

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コメント

つげ義春って弟がいてかいてたんだ。しらなかった。
漫画家のあだち充には兄がいて、兄の方が先にマンガ描いてるけど(豆な。
あとそもそも吉祥寺・びーたん。このキーワードってあるデジタルさんしか連想できないんだけどw
古本屋は大きいところは量と値段の安さだけで勝負してるよね。でも町の古本屋は硬い本とかだとおもしろい品揃えがいまでもあるね。
あとむかしのマンガは単細胞の男だから読んでるけど…。オレはキャプテン翼とか北斗の拳のころのジャンプからガキのときに離脱したよ。
サンデーに行ったw

投稿: mjd | 2019年6月30日 (日) 14時13分

人物の内面が描かれるようになったのは進歩だと思うけど反面テンポの良さが犠牲になる。そこは一長一短。
それよりテーマの多用さ画力の向上に目を見張る。

投稿: | 2019年7月 1日 (月) 08時05分

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