【つぶ】受験戦略
受験ってゲームの攻略みたいなものだと思うし、如何に情報を集めるか、そしてそれに基づいてどんな戦略を立てて実行するのかってとても大事なことだと思うんだが、どうも世の中の受験生の多くはなんとなく勉強してなんとなく模試を受けて出た判定に従ってなんとなく受験するらしい。
— かずっち@さけのま (@kazucchi4465) 2019年1月27日
ちなみにセンターで8割を超えるようになってくると「どの教科で何点取れるか」ではなく「どの教科で何点まで落とせるか」と考えるようになる。センターは受験科目が多く、かつ難易度が低いので得意科目の点数はサチってしまい、一つでも苦手科目があると高得点は難しいため。
— かずっち@さけのま (@kazucchi4465) 2019年1月27日
二次の配点は
— かずっち@さけのま (@kazucchi4465) 2019年1月27日
国語:80点
数学・英語:各120点
物理・化学:60点
だった。
5割取りたかったわけだが、しかし各科目で5割ずつ取るのが最適とは限らない。得意不得意があるのはもちろん、科目によって得点しやすさや得点のばらつきやすさ、安定しやすさが全然違うからだ。合計で220取ればよいと考える。
次に理科二つだが、これは150分間で二つの科目を解くことになるので、時間配分が可能となる。物理は計算量が少ないことと私がかなり得意としていたことから、60分で9割(56点)以上取るのを目指した。一方で計算に時間が必要で私は比較的苦手だった化学に90分費やして6割(36点)取るのを目指した。
— かずっち@さけのま (@kazucchi4465) 2019年1月27日
なお英語は120分の試験で、45分経過時から30分間リスニングの放送が流れる。リスニングが苦手だったこと、東大はセンターでリスニングが不要な事、受験会場によって放送設備に差があり聞き取りにくい可能性がある事、選択式である事、そして平均して30点中15点以下の人が多い事から完全に捨てた。
— かずっち@さけのま (@kazucchi4465) 2019年1月27日
で、最後に国語。国語で30点取れれば晴れて240点となり、合格だ。国語はそれなりに出来たし、科目特性的に分散が少ないので、30点は取れるはずだと思っていた。唯一センター対策以上のことは殆どやらなかった科目だった。
— かずっち@さけのま (@kazucchi4465) 2019年1月27日
という感じで、深く分析して綿密な作戦を立てて臨み、まさにその通りの結果を得たが故に私は東大に現役で入れたのだ。
— かずっち@さけのま (@kazucchi4465) 2019年1月27日
勿論、その点数を取るためには各科目のどの問題に何分ずつかけて何点ずつ取ればよいのかというのも研究したし、そのためには何をどのようにどれだけ勉強すべきかも調べ上げた。
そうやって徹底的に調べて分析して臨んでいたので、学校から渡された問題集を1から順番にただ解くだけというような勉強をして、センターを受けてから判定を見てどの大学に出そうかなんて言っている同級生たちが信じられなかった。入試ってもっと戦略的なものじゃないのって。
— かずっち@さけのま (@kazucchi4465) 2019年1月27日
ああ一応。さっきの一連のツイートはあくまで私が受験した時、すなわち10年前の情報なので、今の東大入試の傾向は違う可能性があります。ご自分でお調べください。
— かずっち@さけのま (@kazucchi4465) 2019年1月27日
35年前もだけど、俺も同じくらいのこと考えてたわ。
各科目でそれぞれ何点取るか、考えに考えてた。
当時は和田秀樹デビュー前。
まだ戦略的な方法論は一般的じゃなかった。
でも、自分で考えて戦略を組み立ててたな。
俺は馬鹿すぎて、受験4カ月前になってようやく自分の興味は文系だって気づき文転したこともあって、理系時代も文系時代も模擬試験ではE判定しか取ったことなかった。
学力は足りてなかった。
戦略と強運で受かった感じ。
しかも1浪してるし、ほんとたいしたことはない。
文転は1浪時の秋。
その話をしたときには、親がこれで2浪か…と絶望してた( ̄w ̄)プッ
かずっちがすごいのは完璧に予定通りの点数を取ってるところ。
俺の時代は得点開示がなかったから正確なところは不明だけど、まるで予定通りじゃなかった。
数学が得意だったことと、社会は4カ月しか勉強してなかったことから、数学で60/80点くらい取らんとあかんだろって思ってたのに、その年は難しくて40点程度しか取れず、初日が終了したときには足元がガラガラと崩れた気がした。
なのに、強運によって社会のヤマを当てまくった。
日本史では、よーわからん資料を読まされ、わけわからんこと書かされる大問があったのだが、あとで河合塾の模範解答を見たら、テケトー書いたことが当たってたようだった。
他の論述も、模範解答と似たよーなこと書けてたみたい。
無勉に近かった地理では、大問3問中2問でヤマを当てた。
その年は逆石油ショックと言われ、原油の値段がすごく下がった。
政治的には巨大なニュースって感じでもなかったんだけど、地理という科目的にはそれが最大のトピックスじゃねーの?って思い、試験の数日前にエネルギー関係の資料をみっちり読んだ。
その資料がそのまま出た。
もう1個当てたヤマは何だったか忘れた。
というわけで、学力は足りなかったけど、リーチ一発カンチャンツモくらいの引きの強さで受かったと思われる。
(゜▽゜;)ハッ
この前ここ→【つぶ】学歴は有用か?で、
大の大人が楽しそうに受験話をするのは、恥ずかしいからやめましょう。
って書いたよな。
54歳にもなる初老のオッサンが、大学受験の数学では何点取れたとか語り出すから、東大卒って嫌だよな。
終わってる(´;ω;`)ウゥゥ
お前は社会人になってからが本番じゃないのかよ!って言いたいわ。゚(゚´ω`゚)゚。ピー
こういうの幾つ齢を重ねても喋りたくなるよねえ。この時期は https://t.co/ueZHMHSKhx
— お知らせ (@shirase_ccr) 2019年1月28日
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コメント
ほとんどの高校生はセンター適当に受けてそこから行けるとこに流されて行くだけで
何も考えてない
大学入るまでで全てが決まるってのを大人が教えないからバカがお金稼げるし何でもできると勘違いする
いい学歴じゃないと出来ない事が多いときっちり教えた方がいい
投稿: | 2019年1月28日 (月) 04時55分
自分がかつてかいたことと矛盾してるって自分で気がついているのにワロタwちょこっとだけ出てきた和田秀樹、あの人受験生は趣味にも気をつけろ、一番まずいのは麻雀、とか書いてたよ。
オレ高校の時点で麻雀わりと好きだったからその文言みて「もやもや」っとしたのを覚えてるw
投稿: ♂7 | 2019年1月28日 (月) 09時00分
まさに、和田秀樹本で偏差値50の高校から、難関私大受かったクチです。
エール出版の合格体験記を読み漁って最後には自分も採用してもらったよ。あれは、頭に大差はない。努力でいくらでも巻き返し可能と教えてもらったのが良かったな。
和田秀樹さん自体は天才だけどね。
投稿: | 2019年1月28日 (月) 09時30分
福地先生は中学受験はどーだったんですか?
福地先生と同じ中学を10年ほど前に卒業したものですが、今と先生の時代ではまた違ったものだとは思うんですけど感想が聞いてみたいです。
私は学生生活はそれなりに楽しかったものの、受かるためのいろいろなことを考えるとリターンとしてあっていたのか?と思ってしまいます
投稿: | 2019年1月28日 (月) 11時19分
>東大卒って嫌だよな。
いくつになっても大学受験や模擬試験の成績の話を
するのは東大卒の人だけ
まあ、青学の入試話では青学志望者くらいしか聞いてくれない
良くも悪くも日本人にとって東大は興味を惹く場所ということかな
投稿: | 2019年1月28日 (月) 13時48分
>いい学歴じゃないと出来ない事が多いときっちり教えた方がいい
「ドラゴン桜」っていう優秀なコンテンツがあるw
>ちょこっとだけ出てきた和田秀樹、あの人受験生は趣味にも気をつけろ、一番まずいのは麻雀、とか書いてたよ。
書いてたねー。
正しいよw
>まさに、和田秀樹本で偏差値50の高校から、難関私大受かったクチです。
難関私大は能力関係なく努力で受かることができて、人生的な効率がむっちゃいいので、あれこそ戦略が重要!
>福地先生は中学受験はどーだったんですか?
自分の戦略性ゼロだったし、学力まるで足りなかったし、教師の息子ってことでゲタはかせてもらったし、あんま語る気にならないという(;^ω^)
投稿: 福地 | 2019年1月28日 (月) 14時03分
>良くも悪くも日本人にとって東大は興味を惹く場所ということかな
東大卒以外の人も読んだり買ったりしてんのかな?
東大の話だって東大OBOGが回してるだけで、購入率が高いだけなんじゃ…って思ってますw
投稿: 福地 | 2019年1月28日 (月) 14時13分
学歴による収入面の差ってわずかなんだから、
社会人になってからの立ち回り本みてーの出したほうがいいんじゃねーの?
投稿: | 2019年1月30日 (水) 05時50分