【麻雀】麻雀と相場
90年代後半、東大法卒でソロモンブラザーズのトレーダーをやって、10年くらいで生涯食える金を蓄えて引退した人の手記↓
奥付への書き込みを見ると、俺は2004年に読んだ。
文章がうまくて、むっちゃ面白いんだわ。
相場もギャンブルらしくて、この本には麻雀やポーカーの話がときどき出てくる。
相場に正解があるんじゃないかって考え方について、蛍光ペンで線を引いた上に「流れ論」って書き込みがある↓
相場も「麻雀放浪記」と一緒だって記述が↓
明神氏っていうのはソロモンの日本支店長で、投資銀行の世界では神のような人。
麻雀が強かったらしい↓
当時の価値観としては、麻雀も対人ギャンブルだったんだな。
今どきのデジタル戦術では切り捨ててきた考え方だわ。
AIが人間を(いずれ)凌駕するってことは、駆け引きよりも「理」のゲームだってことだと思うけど、リアル麻雀に限っていうなら駆け引きゲームの側面も強いと思う。
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コメント
明神氏ってのは色々な本に名前が出てきますね。
『まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか』って本を読んでから、この手の大成功したとレーダーはちょっと運がよかっただけだなーと思うようになりましたわ。
引退したのが賢い。
投稿: | 2018年5月28日 (月) 08時42分
↑面白そうな本ですね
投資とかは運ゲーですよね
成功した人は自分の実力だと信じたいんでしょうが(笑)
投稿: | 2018年5月28日 (月) 19時30分
この本は読んでないからわからないけど、マーケットはポーカーにかなり近い。麻雀なんかより全然。
バンクロール管理が超大事でこれがルール化出来てちょっとテクニカル勉強したら割と勝てる。
あとは、マーケットは麻雀やポーカーと違って勝ち方(スタイル)は無数にあるから、そこを見出す知恵と信仰対象のセンスが大事かなぁ。
投稿: | 2018年5月28日 (月) 21時21分
リアル麻雀だとネット麻雀に比べて極端に駆け引きが多いかと言われるとそうでもないんじゃない?
福地先生が前に鈴木優本のレビューで書いたリアル麻雀はネト麻に比べて情報がダダ漏れのゲームって言葉の通りリア麻は牌以外の情報量がネトマより大分多い
そのダダ漏れの情報を使っての理牌読みとか目線読み挙動読み辺りを使うことを駆け引きというなら確かに駆け引き多いんだろうけど、個人的にはこういうのってだいたい防御は出来ても逆用出来ないからあんまり駆け引きっていう相互性のあるものに思えない、ただの技術な気がする
リアル特有である口三味線とかトラッシュトークとかまで行くとルールで禁じられてたりするし
投稿: | 2018年5月28日 (月) 23時35分