【麻雀本】活字「近代麻雀」
マンガの自炊があらかた片付いた…わけでもないんだが、けっこうやったので、古い麻雀雑誌に入った。
まずは活字の「近代麻雀」から。
これは一部↓
内容は素晴らしい!……と言いたいんだが、ほんとくだらないんだわ(= =) ウム
捨てるに捨てられないんだが、この10年間で一度も見てないぞ(;^ω^)
俺が温故知新派だったらいいんだけど、麻雀に限らずあらゆるものが時代とともにどんどん進歩してると思ってるので、過去のものには回顧的な資料以上の価値はないんだよな。
よく「麻雀は囲碁将棋とはまるでレベルが違う。あっちは文化ですから(あるいは、あっちはプロがアマに負けることはないですから)」みたいなことを言う人がいるけど、俺は意見が違ってて、そういうこと言う人は囲碁将棋の歴史をろくに知らないんじゃね?って思ってる。
昭和初期にはむしろ逆の評価だったし。
だけど、こういう古い雑誌をひっくり返すと、麻雀に大山・升田はいなかったな…と思ってしまう。
阿佐田さんは偉大だと思うけど、小島さんを大山・升田と比較しようっていうのは、ちょっと苦しいんじゃ。
…ってなふうに思う。
都内の狭いマンション暮らしだというのに、こんな大量の古雑誌を何のため今まで持ってて、今また時間をかけて自炊してるんだか。
意味あるのかすげー疑問だが、捨てるわけにもいかねえ…(;''∀'')
まぁいいや。
内容は、たとえば、こんな感じ↓
この目次を見るとそれなりに面白そうだけど、実際には、こんなどーでもいいページ↓が大半。
こんな感じ↓の歴史的な資料もある。
第1期最高位が川田・灘の2人だったことは、麻雀のルールを知ってる人なら誰でも知ってると思う。
こんな歴史的な号↓も持ってる。
有名な八百長事件が起きたときの号だ。
こういうノンフィクション↓は今でも通用するんだけどねえ。
ベテランを好きな人は、バビィとかイガリンとかどいーんが変な髪型で出てるから、そういうのを楽しめるっていやー楽しめる。
たとえば、どいーんについてこんなこと↓が書いてあったり。
ほんとかよ( ̄w ̄)プッって感じだけどね。
しかし、ほんとどーでもいい情報だよな…(= =) ウム
近代麻雀100号の歩み→ 「100.pdf」をダウンロード
土井さんの失恋?については、「麻雀漫画研究」Vol.9のインタビューが参考になりますね。https://t.co/cnGcSU5v5h
— izu mick (@izumick) 2018年4月14日
麻雀漫画研究、身内びいきですが、活字のキンマの10倍位役に立つ雑誌ですよ。
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コメント
福地先生って、プロ批判とかしてるくせに、麻雀プロのことを誰よりも追っかけてるよね。麻雀プロ大好きなんじゃん。
第1期最高位が川田・灘の2人だったことは、麻雀のルールを知ってる人なら誰でも知ってると思う。は、さすがに言い過ぎだべ。
俺は、麻雀マニアだから知ってるけど、俺の周りの麻雀仲間で麻雀プロの世界を知ってるのは、一人だけだもんな。
麻雀プロの世界って、実際は、そのぐらい狭いジャンルだと思うよ。
投稿: | 2018年4月15日 (日) 06時55分
>福地先生って、プロ批判とかしてるくせに、麻雀プロのことを誰よりも追っかけてるよね。麻雀プロ大好きなんじゃん。
駄目なプロやプロ集団を批判することはあっても、そんなに批判してないよw
スキャンダル系はまず扱わないし。
>第1期最高位が川田・灘の2人だったことは、麻雀のルールを知ってる人なら誰でも知ってると思う。は、さすがに言い過ぎだべ。
もちろん冗談だおw
投稿: 福地 | 2018年4月15日 (日) 07時00分
>駄目なプロやプロ集団を批判することはあっても、そんなに批判してないよw
このへんの線引きは、ご本人にはハッキリあるのかもしれませんが、端から見るとわかりづらいです。麻雀プロが全般的に嫌いなのかなと思ってました。
このへんのスタンスが不明だと、必要のない軋轢を生みだしますよ。
投稿: | 2018年4月15日 (日) 07時15分
>このへんのスタンスが不明だと、必要のない軋轢を生みだしますよ。
それはありますねえ。
すごーくあります(;''∀'')
投稿: 福地 | 2018年4月15日 (日) 07時32分
現在の戦術論からするとくだらない内容なのだろうが
歴史的資料としての価値はあるよ
11pmの巨泉対局は麻雀好きの高校生の話題にもなったし、
活字版の近代麻雀にも一定数の読者がいた
週刊ポストや週刊現代などサラリーマン雑誌にも
麻雀の対局ページがあった
そういう時代の専門誌
投稿: | 2018年4月15日 (日) 09時25分
活字の近代麻雀なんか持ってる人ほとんどいないから、プレミアついてそう。
もったいないな。
投稿: | 2018年4月15日 (日) 10時06分
懐かしいw
さり気なく、意識的にw 爆弾投下w
投稿: とくめい | 2018年4月15日 (日) 13時37分
麻雀界に大山、升田がいなかったとはどういう意味か一度記事にしてもらえませんか?
投稿: | 2018年4月15日 (日) 17時20分
山田風太郎がコラム書いてたんだ。
現在の麻雀雑誌では考えられんな。
投稿: | 2018年4月16日 (月) 09時33分
そういえば、司敬の漫画で八百長事件で麻雀界を追放された
師匠に学ぶ主人公の漫画があったような。
何て漫画か思い出せない。
投稿: 自爆王 | 2018年4月16日 (月) 19時04分
大山十五世の麻雀はどのような打ち方か興味が
あります。
強いのでしょうか?
投稿: | 2018年4月17日 (火) 03時39分
>大山十五世の麻雀はどのような打ち方か興味があります。
>強いのでしょうか?
作家の五味康介によると、上品な旦那芸だった(つまり、あまりうまくはなかった)。ただし、無謀な振り込みは決してしないことには感心した、だそーです。
投稿: 福地 | 2018年4月17日 (火) 10時57分