【麻雀本】見やすさとは
新版 おしえて! 科学する麻雀では、グラフを二色化した。
色をつければ自動的に見やすくなるってもんでもなくて、最初の出来はもう一歩な感じだった。
そのあとの修正で、色をつける線を増やしたり、分類の仕方を変えてもらったり、なんのかんのと。
まー、俺がやったというより洋泉社の編集マシーンがやってくれた感じだな。
その結果がこれ↓
グラフなんていっさい見ない読者も多いと思うんだが、それでも、こういう部分もきれいに整理する。
レイアウトが見やすい本というのは、見やすい部分がある本じゃない。
見にくい部分が徹底的に除去された本だ。
根本は大きさと整理。
メイン部分の設計は当然として、こまかい部分までできるだけ見にくい部分を除去していくことによって、ストレスなく読めるようになってゆき、頭に入りやすくなる。
コンビニが、売れ筋商品を入れるのは当たり前で、死に筋商品を除去することで成立しているのと一緒。
…と、 ( ・´ー・`)どやってみても、別に売れるわけじゃないんだよな(;^ω^)
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コメント
この本のデータは以前と同じ東風荘のなんですか?
投稿: | 2017年12月14日 (木) 15時22分
>この本のデータは以前と同じ東風荘のなんですか?
データ自体はそうです。
あと一部はMJの。
投稿: 福地 | 2017年12月14日 (木) 15時25分
てか、福地さん的に科学する麻雀のデータってまだまだ役に立つの?
一応買ったけどさ なんか昔読んだときほど説得力ないなと思って読むのやめちゃったんだよね
投稿: | 2017年12月14日 (木) 16時20分
『科学する麻雀』って最早古典じゃないの。
現代麻雀理論の起源を知るにはいい本というか。
ある意味岩波文庫にありそうな本だと思ってたけどw
投稿: | 2017年12月14日 (木) 17時04分
いつもはグラフはほとんど見ません。あらためてこの記事のグラフをよく見てみましたがやっぱり情報が多すぎて、「で?」ってなっちゃいます。すみません。
文章だけでなくグラフも載せる理由とかこだわりなどがあればいつかブログなどに書いていただける事を期待してます。
投稿: かつま | 2017年12月14日 (木) 17時25分
堀内本も多少変わるのでしょうか。
投稿: | 2017年12月14日 (木) 19時23分
>かつま
グラフや表なんて全部理解する必要はなくて自分の必要な情報だけ抽出すればいいんだよ
投稿: | 2017年12月14日 (木) 20時55分
古典と言う人がいるがこの本からしか得ることのできない有益な情報はある
特に「データを比較するための理論」の平均順位は偶然性によってどの程度ばらつくのかという部分
50試合打って平均順位が50%の確率で0.1変動するというのは衝撃的だった
こんな麻雀に対する意識が変わってしまうような重要な部分を福地先生は何故削ってしまったんだ
投稿: | 2017年12月15日 (金) 02時13分
50試合で0.1バラツキは体感通りな気がするけど…
大体2.4平均でも調子良ければ2.3、調子悪ければ2.5くらい普通にブレるでしょう
投稿: | 2017年12月15日 (金) 09時05分
やべえ…
だんだん欲しくなってきた
(´・ω・`)ブワッ
また養分になってしまうのかw
投稿: T黒沢 | 2017年12月15日 (金) 13時06分
古典古典というけど前の記事にもあった通り、これを先に読んだ方が後発の現代戦術麻雀本もスッと読めると思う
これは麻雀で強くなりたい人にとって有意義な古典であって、麻雀の戦術歴史好きの人が読むだけの古典ではない
投稿: | 2017年12月18日 (月) 10時14分