【つぶ】若害になってる可能性
ちょっと前にネットで見かけた記事。
高齢者が多めの何かのコミュニティで、今の若者は缶切りを使えないらしいって話題になったと。
あらまー、それはひどいわねー的な発言ばっかだったと。
そんな現象に対して、その記事の著者は、缶切りを使えないことって本当に駄目か? 今の社会では重要なスキルじゃないんでは?と書いてた。
自分は将来、自分の視点だけで批判ばっかする人間にはならないようにしなきゃって話だった。
本当にそう。
缶切りを使えるかなんて生活上まったくどうでもいい。
この記事に出てくる話って老害っぽいよね。
でも、こーいうのは実害はないから、老害と呼ぶには該当しないんじゃないか。
ただ、「今の若者は…」と言われて嫌な気持ちになるだけ。
俺は老害って言葉は好きじゃないから、めったに使わない。
ネットではけっこう幅広く使われる言葉だけど、その半分くらいは、若者が自分の価値観で老人を批判してるだけじゃないかと。
その本質は、単なる同グループ意識だ。
老人が集まって若者批判するのと、若者が集まって老人批判するのは同じこと。
「老害」って言葉を多用する人は、「若害」になってる可能性がある。
俺が今作った言葉だけど、「わかがい」って読むのかな?
老害って言葉に該当するのは、権力や地位と結びついたケースのみ。
権力や地位と結びついたやつはマジ「害」で、これはこれで会社の上司とかけっこう少なくないケースで存在すると思う。
単なる若者嫌い、あるいは単なる年配者嫌いは、異世代のダチがどれだけいるかで判定できそう。
ちなみに俺は、自分のポジションとしては、今の日本の平均年齢(40代半ば)よりちょい上くらいなので、若ではないが老でもないくらいの意識でいる。
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コメント
じゃくがいですかね
にゃくにゃい
投稿: | 2017年12月14日 (木) 13時51分
ヤングガイw
投稿: | 2017年12月14日 (木) 13時56分
>ヤングガイw
www
投稿: 福地 | 2017年12月14日 (木) 14時01分
「最近の老人は○○な傾向があり老害」みたいな発言が「近頃の若いもんは~」などの発言と構造的に全く同じという事に気付かず老害批判してるのはダサいですね
投稿: | 2017年12月14日 (木) 14時11分
ふむっ
゙(*・・)σ【いいね】ぽちっとな♪
投稿: | 2017年12月14日 (木) 14時46分
自分の仮説ですが、老害という言葉を使う人には一定の傾向が存在するのではないかと思います。
まず大まかな点では、自分と他人を分けるグループや縄張りや属性を、自分の都合の良いように区切る人です。
例えば昨今のネットにおいて顕著な例では、大阪や関西を叩く人の存在です。
関西以外の出身者は、関西以外の属性なので、関西である属性を自分とは無関係なので叩きます。
関西人の中でも、大阪以外の出身者は、大阪出身者を相手にして叩く人もいます。
このように、属性の区切りが何段階かに分かれている場合、自分が叩かれる対象に入らない区切りを選択して叩きます。
こういうタイプの人は、上記の出身地という区切りを使うこともあれば、
先生の挙げたような年代や世代を区切りとして使うこともあります。
そしてこのようなタイプは、自分が属する世代(区切り・属性)を特別扱いするので、
若ければ年上を叩き、老いていれば年下を叩きます。
要するに自分の属している区切りとは別の区切りを叩くので、年齢が基準になれば上も下も叩きます。
老害老害とよく言う人は、将来年をとったときに老害と言われる人になると言われているのはそういうことだと思います。
次に、どういう人がこういうタイプの人になるのかですが、人付き合いなど他者との関係を築く場合に、
その範囲を狭くとって縄張り意識を強く持つ人です。
おそらくこういう人は、他者との関係を築く手段を覚える時期に、狭い範囲でしか交流が無かった人ではないかと推測します。
例えばこのような人は、高卒ですぐに社会に出た人で、若者同士だけしかいないコミュニティから、
社会に出て突然多くの年上に接することになって、年上という存在に敵対心を持つようになった人ではないかと思います。
大学での部活動を経験している人は、かなり年上のOBが指導に訪れたりすることも多く、
そういう人は親身になって接してくれるので世代の違う人との交流が自然に築けますが、
そうでない人は慣れない属性を持った人の存在を自然に受け入れるのは、ちょっとした壁になり得ます。
上記は一例ですが、他者(他属性)との交流の広さが老害という言葉の使用頻度に影響しているのは確かなのではないかと思います。
投稿: | 2017年12月14日 (木) 14時48分
すげー長文になっちゃったw
投稿して実際に見て、自分でもドン引きw
投稿: | 2017年12月14日 (木) 14時49分
>すげー長文になっちゃったw
>投稿して実際に見て、自分でもドン引きw
かなり納得がいく。
そーだろうなーとw
投稿: 福地 | 2017年12月14日 (木) 15時12分
長害?
投稿: | 2017年12月14日 (木) 15時26分
高卒で他者(他属性)との交流は狭いが、老害って言葉は使ったことがない。
投稿: | 2017年12月14日 (木) 16時05分
高卒ディスられててワロ
投稿: | 2017年12月14日 (木) 17時03分
老人の老人ならではのいい所を見つけられる若者や、若者の若者ならではのいい所を見つけられる老人は素敵ですよね。
投稿: かつま | 2017年12月14日 (木) 17時05分
長文を書いたものですが、確かに高卒の人が見たら気分を悪くするかもしれませんが、
学歴が直接的な原因であるとしてディスっているわけではありません。
例えば、高卒と大卒の部活動では、OBが指導してくれる場合、大卒の場合ではOBが既に社会人なので、
交流の幅が自然と広がりやすいということを例として挙げたということです。
大卒でも他人と交流しない人は老害という言葉を使いやすくなると思いますし、
高卒でも他の要素で交流を広げていれば老害という言葉を使いにくくなると思います。
そういう傾向とか要素の一例として挙げたわけで、他の要因も複雑に絡み合ってくることだと思います。
投稿: | 2017年12月14日 (木) 17時18分
ふと思ったのですがどうも若い人が老害って言葉をそんなに使っていないような気がするのです。我々の世代と比べ下の世代は明らかに良い子の割合が多い。主にこの言葉は鬱屈した中年が老人の支配層を糾弾したいときに陰口として使っているようなw
投稿: | 2017年12月14日 (木) 18時51分
麻雀業界だと老害傾向の人たくさんいそうですね
投稿: | 2017年12月14日 (木) 19時13分
麻雀の打ち方を批判するのは雀害ですか?
投稿: | 2017年12月14日 (木) 19時42分
老害=桜井章一
投稿: | 2017年12月14日 (木) 20時47分
驚くことに今の子供はナイフで鉛筆を削れない
福地誠の世代が子供のころ、そういう新聞記事があったはず
鉛筆削りがあるんだからそんなことできなくていいのだが
上の世代にとっては重要な問題だったんだろう
ナイフが缶切りに変わったというだけで本質的には同じ話
不必要な技術は廃れるというだけのことなんだけど
それが理解できない人もいる
投稿: | 2017年12月14日 (木) 21時41分
権力>能力
となった状態を、「老害」と呼ぶのでは。
若者は能力はあっても権力はないので、「若害」とは言いませんね。
投稿: | 2017年12月14日 (木) 22時02分
こんな感じ?
権力:大、能力:大 →凄いベテラン
権力:大、能力:小 →害悪 「老害」はこちら?
権力:小、能力:大 →将来性有望
権力:小、能力:小 →無能 「若害」はこちら?
無能はゼロなだけだけど、害悪はマイナスになるからより問題。
投稿: | 2017年12月15日 (金) 01時37分
>老害って言葉に該当するのは、権力や地位と結びついたケースのみ。
自己中で我が強く、わがままで他人に自分の価値観を押し付ける人は権力や地位、能力に関係なく該当するかと。
例として、クレーマー老人や、30~40代に多いモンスターペアレント、モンスターペイシェント(若年性老害)。
投稿: | 2017年12月15日 (金) 04時50分
めったに老害という言葉を使わない福地さんに
著書でミスター老害と言わしめた小島武夫はよっぽどやなぁ( ̄w ̄)プッ
投稿: | 2017年12月15日 (金) 07時01分
長文の老害がいるなぁ!?
投稿: | 2017年12月15日 (金) 07時36分
福地ん理論と似たような老害分析すこしまえにどっかで読んだわ。会社がいっしょで年齢いってて社会に追いついていけなくなってるのに自分のやりたかをごり押しする、とかいつまでも引退しないとか。これあたりだけが「老害」じゃねえか。老害ってことば使いすぎ。みたいな文。
そいつが変じゃねえのって例で挙げてたのは、相手のブログだかを読んだだけで「あいつ老害」とか言ってるのがいるけど、これは変とか。
気に食わない意見をみるとすぐ「老害」って言いすぎ、とか書いてた。
「老害」の定義は、こいつと福地んで一致してるな。「会社がいっしょで年齢いってて社会に追いついていけなくなってるのに自分のやりたかをごり押しする。いつまでも引退しない。」これは老害。
投稿: ウォッチャー | 2017年12月15日 (金) 08時15分
老害というのは、自分にない価値観の良い所や、自分の
誤った局所的認識を見直そうとしない人がなるもの。
また、意見が同じグループに属する多数の人からも嫌わ
れる人はバランスがおかしいので老害予備軍になりえるw
投稿: 自爆王 | 2017年12月15日 (金) 11時32分
「老害」という言葉が映し出しているものは、一つは性別役割分業制や終身雇用、年功序列のような父権的家制度の残骸、もう一つは少子高齢化により「負担」と位置付けられつつある高齢者。
この二つの観念(自分たちと違ってかつて運よく好景気を我が物顔で楽しみながら、死の際まで我々現役世代の重荷になる高齢者、という近視眼的なルサンチマン)を背景に、一向に社会問題への対策が進まない日本社会への不満を「世代間対立」という偽の対立構造に回収したがる氷河期世代以降の閉塞感と精神的荒廃であって、これらを抜きに言葉の定義などを云々することにさしたる意味はない(マジレス)。
投稿: | 2017年12月15日 (金) 12時28分
天牌の作者ディスってんの!
投稿: シータ | 2017年12月15日 (金) 14時04分
缶切りの使い方なんて、1分で覚えられるだろwくだらねw
投稿: | 2017年12月16日 (土) 14時56分
パッ缶や鉛筆削りにしても、「この技術、機器が発明開発されるまではどういう状況だったのか?」という想像力が働かず、インターネットという便利な道具があっても調べようとしない人って、知的好奇心のない鈍いタイプだなと思われても仕方がない。
自分が生まれる前の映画漫画アニメ小説なんかに触れてそういった今は無き技術や文化を目にする機会はなかったのかな?という疑問もわく。
投稿: | 2017年12月18日 (月) 12時37分