【つぶ】藤井四段の高校進学その2
・本人は将棋に専念したい
・母親は高校いってほしい
だったんだな。
最大の理解者が、最大の障害みたいなことするなんて… (ノ_-;)ハア
羽生の場合→ 棋士・羽生善治のお母さん ハツさん:2 高校入学、勧めたことを後悔
将棋の天才だって学生生活をエンジョイするのも悪くない…みたいな意見があるけど、こういう意見って前提がわかってないと思われる。
われわれ凡人にとっての学生生活って、まだ何者にもなってない状態でのモラトリアム期間。
でも、彼の場合はもうプロであって、一足お先に人生の方向が決まってる。
たとえば、彼が同級生の女の子を好きになるかといったら、相手が精神的に子どもすぎて、なれないんじゃないか。
「大学行こうか、将来はどうしよう…」と思ってる女の子とは人生が違いすぎて、彼の理解者や同士にはなれないから。
バレエダンサーなど、高校に行かず海外留学するような世界では、10代なかばに大人になることを求められ、何者でもない子ども時代は短くなる。
スポーツのオリンピック選手などと一緒。
進学か将棋一本か迷う奨励会員とは違って、すでにプロだから潰しがきく必要はない。
専門家の道に進む人が、一番貴重な10代後半を、専門の勉強じゃなく、パンピーを理解することに使おうなんて。
結局は本人の資質であって、羽生なんか、大学に行ってないけど、すごく大卒っぽい雰囲気あると思うんだが。
あとね、時間的な制約も大きい。
羽生が出席日数が足りず高校を卒業できなかったように、対局はけっこう多い。
ウダウダした学生生活なんてもんじゃなく、極論いってしまうなら、リーマンが仕事しながら高校に通うようなもんだわ。
東京じゃないから移動時間も大変だし、昔より対局は増えてるし、すでにマスコミの注目は半端ないし、過去の中学生棋士より条件は大変になっている。
ほんとね、ベートーベンに高校の退屈な授業を3年間受けろみたいな話だ。
……と俺は思う。
谷川が、進学推しみたいな雰囲気だったのは意外だった。
いわく、
* * *
将棋界は狭い世界であり、人間としての視野を広める機会は若いうちから意識的に持っておいた方がいいと私は思っている。
将棋の世界では「先生」と呼ばれる私も、高校時代の同級生には、もちろん「谷川」と呼び捨てにされ、本音で気楽な付き合いが今でもできる。
将棋のプロは勝ちさえすればいいとはいえ、トップ棋士になればなるほど「文化人」の一人として著名人との交流も増える。そのトップ棋士になる者が、将棋以外の分野の基礎教養を備えているか否かは、将棋界全体のイメージにも影響する。
* * *
谷川先生にそう言われたら、俺ごときがとやかく言えないね(;''∀'')
しかし、大変だよなー。
時間的に大変そうすぎて気の毒。
将棋の勉強する時間ないだろ…。
授業中にスマホで棋譜を見てたら、それはそれで問題あるだろうし。
藤井四段の高校進学は俗手で、良し悪しだと思うんだよな。ひたすら将棋を勉強するほうが一見すると筋がいいけれども、コンピュータ将棋の台頭でこれからのプロは「アマチュアのために指す」ことが強調されてくると思う。「人」を知るという勉強の機会と考えると高校進学はきっと無駄じゃない。
— 谷保隆文@たくわん (@takuwan_takusan) 2017年10月26日
将棋の研究に打ち込む時間が減ってしまうことを懸念していたとしても、藤井四段はたいして対局相手の研究をするタイプの棋士ではないし、藤井四段の高校進学に批判的な人たちは、将棋界の近状はどういうものなのか、藤井四段はどういう棋士なのか、については何も知らない人たちだと思う
— 慢性鼻炎 (@badgrlgoevrywhr) 2017年10月27日
追記:
大崎さんがこう↓書いてたので、ならば進学が正解かも(゚д゚)ウム
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コメント
将棋の勉強なんて、この先数十年するわけだし、高校の三年間は、将棋では学べないものもあるから、進学するのは、マイナスだとは思わないけどな。
竹俣紅のような、早熟なだけでプロの世界で伸び悩むケースも考えて、良いと思うんだけどな。
投稿: | 2017年10月27日 (金) 19時31分
スマホ(pcビュー)からウイルス感染の糞広告に飛んだんだけどどうなってんだ
投稿: | 2017年10月27日 (金) 20時06分
そもそも「自分は高校行きたくないけど親が行かせたがってる」なんて言うとは思えないんだがソースでもあるのか?
投稿: | 2017年10月27日 (金) 20時19分
親として気にかかるのがプロ棋士としての今後や進学など藤井四段の進路。裕子さんは「本人にとってどうしたら良いかは考えますが、押し付けにならないようにしたいと思っています。私のイメージではなく、本人が思うことを尊重し応援しようという気持ちです」と、思いを明かした。
ん?
投稿: | 2017年10月27日 (金) 21時19分
好きなようにすればいい
本人の意思こそ大切
決めるのは自分
投稿: | 2017年10月27日 (金) 21時55分
https://www.google.co.jp/amp/www.sankei.com/west/amp/170729/wst1707290002-a.html
この記事書いた大崎さんは映画にもなった「聖の青春」を執筆した方で、棋界に公私共に深く関わってる方
もし母親が進学に執心してても、インタビューで「息子が高校に行かずにプロになるのは反対です」と言う勇気はないと思う
投稿: | 2017年10月27日 (金) 22時00分
この話とは関係ないのですが、毎日ブログに記事を書き続けるってすごく大変じゃないですか?いつもすごいな!と思って拝読しています。先生にとって、ブログを書き続ける原動力って何ですか?
投稿: | 2017年10月27日 (金) 22時15分
本人と親の問題に他者が口を挟む必要はないのでは?
投稿: | 2017年10月27日 (金) 22時53分
藤井くん、高校で麻雀に出会わないかなあ。
沖本瞬のような覚え方が、ひょっとしたら出来るんじゃないかと妄想してしまう。
もちろん、一回やって「クソゲー」と吐き棄てて家に帰ってほしい。
投稿: | 2017年10月28日 (土) 00時29分
棋界の人は落ち目だって自覚しちゃってるからあんまり進学しないでとは言いづらいんじゃないだろうか
投稿: | 2017年10月28日 (土) 01時39分
〉本人と親の問題に他者が口を挟む必要はないのでは?
数十年に一人の棋界財産なので
常識が通用しなくなっているのかもしれませんね。
投稿: | 2017年10月28日 (土) 02時46分
三年間は長いから短大は半分の二年間だから、短高的な
やつで一年半で卒業させてやればいい。
それで十分基礎教養も備えることができる。
投稿: 銀死して金と成る | 2017年10月28日 (土) 03時10分
まあ天才ならなんとかなるっしょwと凡人が言ってみるw
投稿: | 2017年10月28日 (土) 03時45分
進学の良し悪しの評価はともかく、一般人を理解することに時間を割くというのはそんなに悪くないのでは無いかと思います。
なぜなら、社会は天才よりも一般人、もっと言えば馬鹿の方が圧倒的に多いので、そういうのを知っておくことがある意味で社会の多くのことを知ったと言えなくもないからです。
高校時代に自分の価値と相手の価値が釣り合わないというのはなるほどなと思いました。
投稿: | 2017年10月28日 (土) 04時34分
一番の問題はもちろん将棋に悪影響が出ることだよな。人生にとっての良し悪しは分からん。悪いことばかりじゃないと思う。学校の方で話し合って将棋への悪影響を可能な限り緩和して欲しい。
高校はどうでもいいと思うけど、大学は行けるし、行きたくなったら年取っても行きやすいから、高卒資格はあったほうが人生にとってはプラスやとおもうわ。
投稿: | 2017年10月28日 (土) 05時50分
福地しかりしょーもない大人にごちゃごちゃ言われたくないだろ
投稿: | 2017年10月28日 (土) 09時09分
大崎さんのはURL変わったみたいです。
https://www.google.co.jp/amp/www.sankei.com/west/amp/170729/wst1707290002-a.html
投稿: | 2017年10月28日 (土) 09時21分
ボクシングの亀田三男は中卒でメキシコに移住したんだっけ?
しかし、当時高校行け!とは誰も言わなかったはず。
その世界の広さが関係してるのかね。
将棋なんかチェスとは違うガラパゴス競技で閉鎖的でネガティブな印象が付き纏う。
大してボクシングはワールドワイドな格闘技の王様。
閉鎖的な環境に身を置く前に色々経験すべきって考えになるのかな。
ボクシングではまずそんな思考に至らないのが不思議だ。
投稿: | 2017年10月28日 (土) 12時27分
亀田はDQNだから高校に行かなかっただけで、才能の妨げになるから行かなかったわけではないので、ここで例として挙げるには不適切
投稿: | 2017年10月28日 (土) 15時36分
ボクシングの練習で学校に行かなくなったんやろ、親父の教育、影響がデカイ
それから亀田三男は実力はあるわけで八百長チャンプとは違う
投稿: | 2017年10月28日 (土) 16時37分
亀田はボクシングの才能が無かったとしても高校に行かないから無関係
投稿: | 2017年10月28日 (土) 16時42分
ボクシングがなくて不良になる様な奴らが全員一人の親を尊敬して指導受けるわけないだろ
高校行かないようなワルのくせに親の言うことに従う様な奴がいるかよww
投稿: | 2017年10月28日 (土) 16時57分
将棋界もいつ終わるか分からんし親としては他の経験も積んでて欲しいわな
将棋界が終わるまでには十分稼げそうだけど
投稿: | 2017年10月29日 (日) 07時32分
なんかフワッとした意見多いな
無駄にはならないとか、凡人を知るとか、ピントがずれてるわ
進学にはメリットもデメリットも両方あるんだから、メリットばっかじゃなくてデメリットも語れよ
10代後半なんて一番伸びる時期なんだから、将棋漬けのメリットは当然ある
中韓の棋士なんて10代は囲碁漬けで日本人は歯が立たなくなってる
相手の研究はしないとか言ってる人もいるけど、相手の研究ってのは要するに相手の得意戦法の研究だぞ
ソフトの台頭で戦法全般が見直されてる今、研究量が物を言う時代だよ
最新の戦法に疎い老人は若手に瞬殺されてるよ
若手同士の対決なんて序盤はノータイム祭だわ
そんな中で一歩でも優位に立つためには研究時間がいくらあっても足りない
福地の言うとおり、藤井君は高校いくメリットが薄いから、将棋に専念して最速で最強になってほしいというのが1ファンとしての思いだった
投稿: | 2017年10月30日 (月) 15時44分