【つぶ】説明系の本は読めない人々
麻雀が強い人はみんな読んでる(自称)の現役麻雀プロがガチで「天鳳位」を目指すブログマガジンという有料ブログがある。
そこに麻雀本というタイトルで成岡本を読んだって話が出てきた。
(要旨)
* * *
読んだけど内容は覚えていない。
頭に入らなかった。
推理小説ならノンストップで読むし、ラノベも読める。
でも文字を読むのは疲れるので、漫画やアニメがベター。
ストーリーがあれば(たぶん)読める。
麻雀本は説明が長すぎる。
牌図 → 説明 → 牌図 → 説明
って流れなら読めるのに。
全部押川さんの漫画にしてくれないかな~。
* * *
毛原さんは麻雀に関しては、主観が入り込むのを警戒し、巨視的に考えようって点では俺と一緒。
知性がないようには見えない。
だけど、本は読めないと。
リテラシーの低さを笑うのはたやすい。
しかし「現実はすべて正しい」という考え方をするなら、毛原さんの背後には100万人の毛原さんがいると考えるべきだろう。
ネマタ本に比べると相当読みやすい…と思って作ったんだが、どっちも頭に入らん点では一緒だという。
漫画は読めるってことなので、「文」はいいけど、「文章」になったらあかんと。
紙の本をテクノロジーとして見たときに、今の形態で広がり始めたのって日本では大正中期。
グーテンベルグ以来って考えると長いようだけど、一般ピープルの消費物として見るなら100年程度にすぎない。
その時代のテクノロジーの制約によって、情報の書かれ方は変わっていく。
紙だとコストがかかるから詰め込む必要があるけど、ネットなら長くても(しかもカラーでも)コストがかからない。
なので、紙の本みたいに文章をびっしり書くのではなく、ブログみたいに1行おきに書くみたいなスタイルに移行していくのは自然なことかと思う。
毛がない世代の人が言ってることにも関わらず、自分は旧世代テクノロジー側にいるんだなって思わされる。
でもさ、生活していく上で、説明書とか契約書とか、文章で説明してあるものから逃げられなくね?
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コメント
説明書や契約書をちゃんと読んでる人がまずマイノリティ
投稿: | 2017年9月20日 (水) 21時40分
毛原さんのブロマガ毎日読んでるんですか?
投稿: | 2017年9月20日 (水) 22時10分
成岡本は内容難しいけど麻雀含めての実用本のなかでは相当読みやすい部類にはいると思っているんだけどなあ。見開きでの図面あるときの目の疲れなさも優れているし(漫画でも結構目線がばらばらになって疲れるものがある)
投稿: | 2017年9月20日 (水) 22時26分
成岡本は小学生に微分積分を簡潔に説明してるような本だから
違う意味で初回は頭に残らんと思った
投稿: | 2017年9月20日 (水) 22時36分
世の中には三行以上読めない人がいるからな
投稿: | 2017年9月20日 (水) 22時59分
数ページ分の説明書や契約書は読んで理解できるけど、200ページもある説明書や約款は読んでもほとんど理解できない。
投稿: | 2017年9月20日 (水) 23時20分
契約書どころ家電の説明書ですら読めない人がいる
2ちゃんねるでも、3行以上は長文だと真顔で非難する奴がいる
マンガですら字が多くて読めないという層もいる
本を読むのはごく一部という時代になったんだよ
投稿: | 2017年9月20日 (水) 23時59分
個人的な話ですが、関心のある内容だと集中力が出てきて説明書でも契約書でも読めるし頭に残りやすいんですが、関心がないと小説もマンガもほとんど頭に残らないです。
説明書や契約書が読まれにくかったり頭に残らなかったりするのって、その内容に関心を持って読もうとする人が多くないからじゃないですかね。義務感で目を通すけど正直興味持てないから内容が頭に残らない、みたいな。
投稿: | 2017年9月21日 (木) 04時49分
成岡本は良書で読みやすいと思います。2冊めが出てもおかしくない読み物だと思いますが!本好きはいなくなりませんから、良書はどんどん出版してほしいです。
投稿: 西新井 | 2017年9月21日 (木) 08時22分
エビングハウスの忘却曲線によると20分後に42%、1時間後に56%、1日後に74%忘れるらしいから「頭に入らなかった。」って言うのは自然な反応じゃないかな。
「開封するまで一年半」は興味がないからでしょうし、興味がなければなおさらですね。
投稿: | 2017年9月21日 (木) 16時47分
嫌いなことや苦手なことなど、覚えたくないことは無意識の内に脳がシャットアウトするらしい。
投稿: | 2017年9月21日 (木) 16時59分
それはある
俺は家電品の説明書は面倒で読む気にならないけど、自分の興味ある本は読める
投稿: | 2017年9月22日 (金) 02時06分
成岡本は読みやすいです。
木原さんはシャットアウトしてると思います。
でも、木原さんはじ自分の対戦から帰納して新たな戦術を構想したりするのは大得意なので、天才によくあるパターンではないでしょうか。
欠落する部分があるからこそ、傑出した部分もあるという。麻雀が強い人が四留しているのも、実は似た話だと思います。
投稿: | 2017年9月22日 (金) 09時55分