【つぶ】本はインフラ
【つぶ】本はなぜ安いのか?を書いて、また1時間ほど考えた。
本が最小限の値段になってることって、社会のためにはすごくいいことだよな。
本が安いのって平等だ。
金持ちしか知にアクセスできない社会は先行きが暗い。
著者にとっては対価が安すぎると思うけど、本を出す知があるなら、それを活用して他で稼げばいいわけで、そんなのは自分の責任。
感謝されてれば十分とも言える。
出版社と著者に対する投げ銭システムはあった方がいいと思うけど。
世の中全体で考えたときには、内容がいいほど本の値段が高くなっていくシステムはマイナスでしかなかった。
医療の本、健康情報の本などを考えてみたら、当然のことで。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
限られた情報に価値があるのなら取引価格が安いのは説明がつくのでは
昔は情報メディアが限られてたから薄利多売で低価格に出来た
今はネットで情報の拡散が早いから低価格じゃないと商売として成立しなくなった
需要が少なく薄利多売できなくてもネットでは質の高い情報を得づらい専門書とかは高価格帯で流通してるイメージがある
投稿: | 2017年8月28日 (月) 14時47分
出版社のいらぬ忖度のためじゃないの?福地先生のいろんな理由を出版社が考えたりしてるだろうけど、基本出版社が指導するから本が安くなるんじゃないだろうか。
投稿: | 2017年8月28日 (月) 15時58分
専門書とかが高いのは売れないから価格を高くしないとペイできないという理由でしかないと思う。
その情報自体の質や価値がどんなに高くても、関係ない人にとっては無価値なので。
本がなぜ安いのかは、啓蒙思想の歴史を無視しては語れないのでは。
それを遡れば神学と関わってくるし、そう考えても福地先生の”聖職者”というのは肯首できる。
一方で自分の知っていることを広く人に教えたい、情報の発信源になりたいというのは自己顕示欲や承認欲求、自己実現の欲求とマズローの欲求5段階説に沿った行為でもあるので、究極的には経済活動から遠く離れ、福祉活動へと向かってしまうでしょう。
投稿: | 2017年8月28日 (月) 16時10分
>マズローの欲求5段階説に沿った行為でもあるので、究極的には経済活動から遠く離れ、福祉活動へと向かってしまうでしょう。
そう思います。
投稿: 福地 | 2017年8月28日 (月) 16時16分
コストをかけずに受けられる情報の受動化がますます進んでいるいうのも大きいと思います。
テレビの登場からネット、動画、
SNS。待っていてもたんまり情報が入ってきます。男女問わず、ますます草食化していってますよ。商売しようと思ったら、有料のものの数量はさばけないので、一部の感度の高い人相手に価格を高くせざるを得ないのが現状。
投稿: | 2017年8月29日 (火) 09時58分