【麻雀】3556の捌き方
【麻雀本】細分化の時代に入ったのコメに、
「3556の捌き方」みたいなタイトルの本が出たら絶対買う
というのがあった。
これには受けたわ(≧∇≦)
ここからは老人の昔語りだ。
俺は中3のとき、図書館から借りてきた入門書で麻雀を覚えた。
すぐ激ハマリして、次に読んだのは「あいつのマージャン」というエッセイだった。
福地泡介という漫画家の。
これがむちゃくちゃ面白くて、麻雀にハマっていく道を引き返すことは完全にできなくなった。
福地泡介の麻雀エッセイは、だいたい仲間である芸能人や漫画家がやったチョンボやら面白い打ち筋をネタにしたもの。
彼は名人戦を3連覇し、エッセイも読みやすく面白かったから、売れっ子だったんだよな。
山ほど本が出てた割にはネタかぶりはそんなにひどくなかったんだけど、1つ、彼が執拗に何度も書いていて、他の人の本にはいっさい出てこないテクニックがあった。
それが「3556の捌き方」だったんですな( ̄w ̄)プッ
とあるとき、
→
と切っていくと
待ちが透ける。
なので、→
と切りなさい。
それが彼の主張。
常識では、→
と切ったときは
待ちは大アリで、
待ちはない。
その逆に、→
と切ったときは、
待ちは大アリで、
待ちはない。
ふつうなら、とあったら
→
と切り、
とあったら
→
と切るから。
これは「飛びスジ」と呼ばれるもので、強者はそれを裏切っていかなきゃいけないと。
福地泡介は、そんなに決めつけが激しい人じゃないと思うんだけど、なぜか「飛びスジ」についてだけは頑迷で、「〇〇さんは強いと言われてるけど、から
→
と切ってたからたいしたことない」みたいなことを何度も書いていた。
そして、他の人の麻雀本には「飛びスジ」という用語はまったく出てこなかった。
裏スジはすべての本に出てくるのに。
福地泡介は飛びスジ教にでも入信してたのか?(;'∀')
最初のうちは「ふーん」と思ってて、「この理屈はさすがに薄っぺらくねーか?」って思えるようになったのは、ずいぶん後のことだ。
つーわけで、【麻雀】人を陥れようとする悪魔どもでしゅかつ君が言ってることを、俺はルールを覚えた直後から福地泡介先生に教わりまくってました( ̄w ̄)プッ
「3556の捌き方」だって、語ればいろいろあるさ(゚д゚)ウム
元はこれ→ 【麻雀】7/27の雀ゴロ
雀ゴロ2号による、序盤に→
と切ってある捨牌の10巡目くらいのリーチ。
待ち。
俺はくそ手でテンパってたため、ダントツトップ目からで親マンに一発振り込み。
このときはメンツの種が足りなかったから、から
を切ってリャンメンを固定し、他の浮き牌をキープしたと。
いろんなケースがあるわ。
昭和の名人→福地泡介
— 特命社長 (@tokumeishatyo) 2017年5月13日
平成の名人→福地誠
なんだけど、福地先生を平成とするのに違和感がw
でも先生の麻雀は近代的なんだよね。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
それ、福地泡介以外の麻雀プロも書いてたはずだよ
飛びスジという言葉は使っていなかったけどね
投稿: | 2017年5月13日 (土) 23時02分
>ななしさん
切り順の話は他の人の本でも見たことあります。
でも、読まれないように絶対こっち!という断定と、飛びスジという用語は福地泡介さんだけだったなーとw
投稿: 福地 | 2017年5月13日 (土) 23時20分
福地泡介の本、ゴーニー麻雀でしたっけ?5200点を目指すのが効率いいよみたいな。
投稿: | 2017年5月14日 (日) 01時29分
すいません。ちょっと意味が違いましたw
https://books.google.co.jp/books?id=H3tpBgAAQBAJ&pg=PA179&lpg=PA179&dq=%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%BC%E9%BA%BB%E9%9B%80%E3%80%80%E7%A6%8F%E5%9C%B0%E6%B3%A1%E4%BB%8B&source=bl&ots=iuBjEE3cB0&sig=Ktl5mazmDE8E6IeSCtJ-jXNIG6A&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwjU2oqype3TAhVNPrwKHeOEDlMQ6AEIIzAA#v=onepage&q=%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%BC%E9%BA%BB%E9%9B%80%E3%80%80%E7%A6%8F%E5%9C%B0%E6%B3%A1%E4%BB%8B&f=false
投稿: | 2017年5月14日 (日) 01時31分
福地誠も漫画エッセイをかくべし
竹書房disできる人
つながりで大川ぶくぶと組んでほしい
(無茶ぶり)
投稿: | 2017年5月14日 (日) 05時05分
こういうのって、両方織り交ぜて、相手に迷わせる打ち手が一番相手にとって嫌なんではないですかね?
相手を疑心暗鬼にした時点ですでに優位に立っている気がします。同じ相手と何度も戦うときに有利になりそう。特上ではあまり使えないかもしれないですね。びびってくれないし。どんな危険牌でも出ることがあるし。
投稿: 匿名 | 2017年5月14日 (日) 06時35分
待ちが透ける…「やっぱそこだったかー」と手を開けて止めましたアピールするおじさんかな?(^_^;)
入り目やら手牌構成やらでいくらでも例外はあるし、押す価値のある手なら出てくる、無い手ならどっちみち出てこない
その本には、そもそも相手に対応させるには自分が先手を取る必要があるのに、受け入れを減らすことでそのシナジーに反するってことは説明してあるんですかね?
メリットと同時に明確なデメリットも存在するのだから「こっちが正しい」なんて決めつける人はアホとしか思えない
投稿: | 2017年5月14日 (日) 09時33分
>そのシナジーに反するってことは説明してあるんですかね?
戦術書ではないからそんなことは書いていなかったと思うよ
漫画家福地泡介は余技として麻雀エッセイを書いていただけ
女優、タレント、スポーツ選手、作家との対局のこぼれ話が中心
投稿: | 2017年5月14日 (日) 11時15分
3557の捌き方って、4をチーしてサクッとあがるとかっていう話ではなくて?
投稿: くろちゃん | 2017年5月14日 (日) 12時15分