【麻雀本】美人もブスも~の出典
現代麻雀 手作りと押し引きの鉄戦術に、「松尾芭蕉は、美人もブスも同じように愛した。それと同じように麻雀を打とう」的なことを書いた。
そのネタ元は五味康介という作家の麻雀本である、とも。
これね↓
この方↓にサインしたとき、その出典を調べるって約束した。
福地本やっと買えた。
— じーやん (@g_yang106) 2017年4月26日
松尾芭蕉をエロじじいにして戦術を説明するところとか、何考えてんだこの人と思うけど、そこが福地本の魅力。
名人位おめでとうございます。
ネタ元を調べたわ。
この本↓
昭和41年に発売され、50万部だか100万部だか売れたベストセラー。
中3のときに古本屋で100円くらいで買って読んだ。
その箇所を写そう。
P25~P26ね。
* * *
万婦(ばんぷ)ことごとく小町(こまち)なり、という有名な芭蕉(ばしょう)の言葉がある。
どんな女性も小町(美人)に見えないようでは色道をきわめたとは申せない、と芭蕉は言っているわけだ。
芭蕉ほどの大家にして、はじめて口にできる心境であろうし、われわて凡人に、色即是空(しきそくぜくう)のなんたるかをさとした言葉でもあるわけだが、たしかに、どんなおかめやブスも、善哉善哉(よいかなよいかな)と愛せるのが色の道の妙境なのだろう。
美人に惚れるなら誰だってできる。
そういう男にかぎって、醜婦には洟(はな)もひっかけない。
しかし、世の中には男と女しかおらず、どんな男女も閨房(けいぼう)ですることは、けっきょく同じだとなると、万婦ことごとく美人に見える心境こそ達人のものと言えそうである。
マージャンにも、これは当てはまると思う。
* * *
以降は、いい手も悪い手も同じように楽しめ、という麻雀の話になる。
ここは、すごく強烈に記憶に残ってた( ̄w ̄)プッ
美人もブスもは合ってたけど、少女からババアってのは書いてなかったな。
そこは記憶が違ってた(゚д゚)ウム
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コメント
これ、俺も気になって調べてたんですが出典ここだったんですね! 参考になりました!
ちなみに昨日とんでもないブスを抱きました!
投稿: | 2017年5月 9日 (火) 07時05分
序盤の5切りは14、69が危ない
どうしても捨て牌に現れる傷
ということを全国のサラリーマンに知らしめた本
小学生のころよく読んだ
投稿: | 2017年5月 9日 (火) 10時06分
浮世の果ては皆小町なり 蕉
何事も諸行無常、小町と賞讃された美女達も
やがては老残の身となって老いさらばえていくのだ。
芭蕉の「猿蓑」のこの一節が変化して
「万婦ことごとく小町なり」となったようですね
投稿: | 2017年5月 9日 (火) 10時54分
「五味麻雀教室」「Aクラスの麻雀」「麻雀ノート」は、安藤・荒・飯田・井出・金子・前原・新津世代の麻雀の教科書。
投稿: | 2017年5月 9日 (火) 12時36分
麻雀の正解の時に先生と金子さんがコラボしたのは、自分にとって嬉しいサプライズだった
流行りのデジタルではないが、顔芸無くても金子さんの麻雀は好きです
投稿: | 2017年5月 9日 (火) 14時24分