【本】騎士団長殺し(上下)
上下巻計130万部で発売された村上春樹の新刊を読んでいる。
こんなもん読んでないで仕事せにゃあかんのだが><
全1000ページのうち850ページほど読んだ。
俺は好きで読んでて不満ないんだけど、本当に何十万人もの人が面白いと思って読んでるのかなあ?
それが不思議だ。
評判通り、過去の作品の再生産っぽい。
「ねじまき鳥クロニクル」が要素としては一番大きいかなって感じ。
何か大きなものを喪失して、それを追って旅に出るという構図は「羊を巡る冒険」以来の定番。
作中、セックスした相手は4人(人妻2、元妻1、通りすがり1)。
主人公は画家なんだが、そのため読んでてしばしば思い出されてしまうのが東村アキコの「かくかくしかじか」。
あれは本当に心に残る名作だわ。
追記:その後、読み終えた。なんか平和な終わり方だったな。
いつも思うけど、村上春樹の小説に出てくる子どもは、大人が頭の中で考えた子どもって感じがすごくする。
親戚とかでも、子どもと接したことがないんじゃないかね。
実際の子どもって、もっと単純でストレートで馬鹿なもんだ( ̄w ̄)プッ
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コメント
借金玉って人が書いてる
発達障害就労ブログってのが面白いから
フクチにオススメしとく
ttp://syakkin-dama.hatenablog.com/
投稿: | 2017年4月12日 (水) 22時35分
日高先生「書け。いいから書け。三麻本を書け。」
投稿: | 2017年4月13日 (木) 02時37分
>発達障害就労ブログってのが面白いから
読んだ。
たしかに面白いね!
>日高先生「書け。いいから書け。三麻本を書け。」
ほんとそれ(´;ω;`)ブワッ
しかし、あれは本当に素晴らしい作だ!
投稿: 福地 | 2017年4月13日 (木) 08時37分