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2016年5月16日 (月)

【マンガ】母親やめてもいいですか

娘が発達障害と診断されて… 母親やめてもいいですか (文春文庫)
山口 かこ (著)、にしかわ たく (漫画)

発達障害の子育てエッセイ漫画。
フリーライターの著者がモデル。

一部で話題になった本。
アマゾンレビューが二極化しててすごい。
「よくぞ書いてくれた!」って意見と、「最悪の本!」って意見と。
この5月に文庫化された。
かなり売れてるっぽい。

賛否両論を巻き起こした超ド級の子育てコミックエッセイ(前編)

賛否両論を巻き起こした超ド級の子育てコミックエッセイ(後編)
 

あらすじ↓

 * * *
フリーライターの著者は、子どものころに父と死別。
母ちゃんがきつい人で、いっさいほめてくれた記憶がない。
そんな家庭環境の中、著者はいずれ自分の家族を増やすことだけ考えて生きてきた。

20代前半に結婚し、不妊治療して、1回流産のあと子どもを授かった。

その子が、親にまったくなつかず、何をやってもギャー。
いつでもギャー。
はてしなく消耗。

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2歳のときに発達障害と判明。

以後、著者は発達障害オタクとなって、ネットやら本やらで、発達障害について読むことにしか興味なくなった。
「なぜ普通の子が生まれなかったんだろう?」ってネガティブな考えしか持てなくなり、やがて子どもと無理心中することばかり考えるようになる。

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旦那は温厚で、なかなかできた人。
音楽の道を捨てきれなかったけど、子どもができてからはスッパリ音楽を捨てて就職。
だけど、学生結婚カップルの傾向として、男も社会経験薄くて、妻をリードしたり守ってあげるキャパないんだよな。

旦那は著者の心の支えにはならなくて、そのうち著者はヤフーチャットにはまり、そので知り合った男と不倫するように。
新興宗教にもハマりかけたり。

発達障害の子どもって(いろんなパターンがあるんだと思うけど)、親になつかない。
この子は、2歳前後には父親を完全拒否だったし、母親に対しても全拒否じゃないにしても、なつきはしなかった。
小学生くらいから、普通の子みたいになつき始めるらしい。

そういう子どもの親ってすごくしんどい。
虐待って、親が鬼だったという簡単なケースじゃないことも多く、多くは子どもが発達障害らしい。

著者は、しだいに子どもをほったらかしに。
子どもが6歳時、離婚が成立。
旦那が子どもを引き取って実家へ。
旦那の母ちゃんは、最初から発達障害にも理解ある人だったから。

以後、著者は娘と年に何度か新幹線に乗って会いに行き、お泊まりする関係に。
そして9歳時、この本が書かれた。
 * * *

1行でまとめるなら、
27歳の著者は念願の娘を授かったが、発達障害で大変すぎて、「普通の子だったら…」とネガティブな考えしか持てなくなり、不倫したりして育児放棄気味になり、離婚して娘とは別居に、
となる。

この著者みたいな人を、胸くそ悪いみたいに叩く人が多い社会って、本当に嫌。
よく他人のことをギャーギャー叩けるよなって思う。
俺から見ると、よく頑張ったんじゃねーの?って思えるけど。

「母親なら母性が無限に沸いて当然」みたいな常識ってすごく嫌い。
一歩引いて考えるなら、子育てってすごく大変だから、母親は母性の塊で当然という信仰の下で頑張るように駆動され、頑張るエネルギーを引き出されてるのかなって思う。
日本人の子育てって、きめ細かさが他国とはダンチで違う印象で、親が大変すぎる。

我が家のことを思い出した。
ほんと2~4歳くらいの時期って、地獄だわ。
うちはかみさんが優秀だっただけ。
娘1号は全然大変じゃなかったけど、2号はめっちゃ大変だった。

高齢でも、子どもがほしいって言う人はよくいるけど、異常に手がかかる子どもが生まれる確率って決して低くはないのに、そしたら仕事との両立なんて不可能なのに、そういう可能性を考えもしないんだよな…、なんでそんなにお気楽なんだろう?ってすごく思う。

そして、子どもが変なとき、普通の子を持つ親の差別性ってのもすごい。
ふつーの主婦には悪魔がいっぱいいる。
子育て経験のある父母や義理の父母が、理解あるケースもあるし、途方もなく差別的なこともある。

日本は1億人以上の人口がある国だから、いろんな人がいて当然なのに、なんらかの「常識」によって、そこから外れてる人を全力で差別する社会って、本当に嫌。

不倫したって、育児放棄したって、しょうがないじゃねーか。
そういう人もいるだろ。
駄目な人だとしても、駄目さも現実なんだから。

この著者の場合、旦那の母ちゃんが理解あったから、さっさと旦那の実家のほうに移住すべきだった、旦那のフォローが甘いってアマゾンレビューがあって、それは俺もそう思った(仕事の関係もあるだろうけど…)。
そういう未熟さはある。
ただね、そんなの後からゴチャゴチャ言っても意味ねーし。

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コメント

不完全な人間が子供を持っても不完全な教育しかできず
不完全な人生を歩ませることになってしまう。
それなのになぜ子供を持とうと思えるのか?
それは「無責任でわがままだから」としか言いようがない。

独身=想像力が豊かで責任感が強い
既婚=想像力に乏しく無責任
と言える

投稿: | 2016年5月16日 (月) 13時52分

>ななしさん

50歳くらいで子どもを持つなら、みんなかなり社会的スキルが上がってると思いますけど、それでは生物的に厳しくなります。
ある程度、親に対してゆるく考えるしかないと思いますね。

投稿: 福地 | 2016年5月16日 (月) 13時57分

 レビューも読みました。子育ての大変さとか知らんから何とも言えんのですが――

>不倫したって、育児放棄したって、しょうがないじゃねーか。

 それは本当にそう思います。常識のものさしで測ってどうであろうが、この人が苦しいと思えば苦しいんだから。
 
>ただね、そんなの後からゴチャゴチャ言っても意味ねーし。
 一方でこう言われてみると、後からゴチャゴチャ言うために本書いたんじゃないのかと思わなくもないです。アマゾンレビューでそれをするのが適切かとか、他人じゃんとかはさておき。
 と言ってみたもののそうでもないような気もする。エッセイって何目的なんだ。

 それでも、あんまりひどいこと言うなよとはやっぱり思います。

 あと本カテゴリだからついでに。
 『ハイスクール1968』面白かったです。
 様々なセクトの中で「集団の意見を声高に自分の意見として唱える」みたいな記述、今と同じだなって思ったり。でも今よりもっと元気な時代だったんだろうなって思ったり。
 音楽の話も面白かった。
 翻弄されながらも自分の感覚みたいなのを貫いて生きたんだなって思うと痛快でした。
 書いてある音楽や文学や出来事をほとんど知らなかったのが残念。

投稿: 家庭的の人 | 2016年5月16日 (月) 13時57分

子供なんて作らないに限りますなあ!!

投稿: | 2016年5月16日 (月) 14時01分

>家庭的の人さん

叩かれても、そういう素材を提供することが本の役割なので、出版の目的を達してるわけです。
なので、叩きレビューは成功の証でもあるんですけどねw

『ハイスクール1968』面白いですよね!
自分の若いころを思い出したりしてw

投稿: 福地 | 2016年5月16日 (月) 14時01分

自分もモテなくて(かろうじて童貞ではないが)結婚も出来ないと思うけど、それで結婚してる人を批判してる奴って究極なポジティブで本当にうらやましい。結婚出来ないんじゃなくてしないだけ!!って言い切るハートの強さと痛さは素晴らしい。

投稿: | 2016年5月16日 (月) 14時01分

>子供なんて作らないに限りますなあ!!

育ててる人は、みんな本当に偉いですけどねw

投稿: 福地 | 2016年5月16日 (月) 14時03分

>それで結婚してる人を批判してる奴って究極なポジティブで本当にうらやましい。

そういう人が女につかまって、コロッとラス確させられるw
俺もそう!

投稿: 福地 | 2016年5月16日 (月) 14時04分

池沼や認池沼を殺処分できない世の中になったのが悪い
さっさと殺処分できるようにすればいい
そのさいの罰則をなしにすればいい
認知症は仕方がないが池沼は今だと検査で判断できるわけだから
殺処分したくないなら自分の金で育てろって思う
検査ミスで産まれた場合のみ税金でめんどうを見るって形にしないとほんと金の無駄
身障者は先天性の人でもちゃんと頑張って社会に貢献してる人が多いし
身障者のが優れてこなせる仕事もある
それに比べて池沼はまじで役に立たないことが多い
ほんといい加減にしてほしい

投稿: | 2016年5月16日 (月) 14時08分

>ななしさん
池沼って、知的障害系のことでしょうか?
ダウン症は出生前診断でわかりますけど、他のケースはわからないことが多いと思いますよ。
あと、この本によると、遺伝がすべてじゃないそうです。
因子はあっても、それが発現するかは環境によって変わるんでしょう。
そもそも自閉だと、○か×かじゃなく、弱いけどその傾向を持ってる人は山ほどいて、濃淡の問題みたいですし。

投稿: 福地 | 2016年5月16日 (月) 14時15分

僕は嫁自殺からの父子家庭を経て、互いに連れ子ありの再婚をしてステップファミリーになったたんで、まあ、マイノリティに対する、フツーの世間様の冷たさが身に沁みますわw

ホンマ、フツーな人は怖いっす。

投稿: | 2016年5月16日 (月) 14時50分

大好きな天鳳やダンスも平気でやめさせるような鬼嫁を引いたらラス確ってのもわかりますけど、福地さんはそこらへん自由なんで3確ぐらいじゃないですか?w
子育てもほぼ嫁さん担当だったという話ですし、そんなできた嫁さんもらってラス確なんて言ったらあんまりですよw

投稿: | 2016年5月16日 (月) 14時54分

>ホンマ、フツーな人は怖いっす。

あの強烈な差別は恐ろしいですわ。

>そんなできた嫁さんもらってラス確なんて言ったらあんまりですよw

かみさんが非常に優秀で寛容だったから続いてきたのは間違いないですねw

投稿: 福地 | 2016年5月16日 (月) 14時58分

こんにちは。ふだんtwitterで染物屋という名前でたまにリプライを送っている者です。
ちょっと個人的にホットな話題だったので色々言わせて頂きます。
先生は完全に「親目線」で著者を擁護しているので私は息子(既にいい歳ですが)目線で
・まず第一に、日本は別に親に厳しくありません。海外ではしつけで殴っただけでも暴行罪で務所行き
一方日本では息子を母親が殺しても「子育てで悩んでいた」とか悲劇のヒロインを騙れば執行猶予付きで釈放です。
・第二に、ここが一番私が腹を立てていて、福地先生に限らず日本の多くの評論家などに共通する特徴なんですが
普段子供の権利を守れとか主張してる割には子供と親の権利が相反する場合には途端に子供に冷淡になる。
要するに実は子供の権利など主張する気がなくて、「少子化に貢献してやってる上等国民である親」に優しくしろと
主張しているだけ。
・第三に、子供ってのは自分が欲しくて産むわけでしょう?その行為自体が親のエゴですよ
ペットショップの犬でさえ、自分が欲しくて買った以上病気や障害が出ようと台所事情が苦しくなろうと
最後まで面倒見るべきなのに・・・私の知り合いは飼ってる犬が盲目になっても、
毛並みをいつもきっちりそろえて大切にしてますよ。人間に対して犬以下の扱いが許されるとでも?
そもそも福地先生と奥さんが子作りした当時、御二人は美男美女、性格もさわやな理想的カップルで安定した高収入で
生まれてくる子供が不幸になる心配はなかったのでしょうか
ブログを見る限り二人の娘さんはそれなりに楽しく生きてらっしゃるようですが、それって結果論ですよね?
・ちなみにここからは自分語りで恐縮ですが、母は結婚してすぐに夫との関係が冷めたにもかかわらず
自分の姉が子供と幸せそうにしてるのが羨ましくて、愛してもいない男と嫌々セックスして私を産みました
父親は家を出て現在消息不明。私は内面的障害を持ち、もうすぐ二十代も終わるというのに未だに学生
母は勤務先の一回りも年下の妻子持ちの男と不倫して給料を増やしてもらい、それでも生活が苦しいので
ボロボロになりながら一日中働いています。でも私は特に申し訳ないと思っていません。
第三者的な目線で「哀れな女だな」と思うだけです。
普段は福地先生の言動を楽しませていただいてますが、あまりにピンポイントで自分に突き刺さる内容だったので
熱くなってしまいました。
普段福地先生と誰かが醜い罵りあいをしてるのを見て笑っていましたが、福地先生に激昂したり粘着したりしてる
多くの人々も、どこかであなたの言葉に深く傷ついていたのかもしれないな、と少し思いました。

投稿: 染物屋 | 2016年5月16日 (月) 15時17分

↑事例を挙げてはいるが、自分の意見をはっきりとは書いてないので何が言いたいのかわからない

投稿: | 2016年5月16日 (月) 15時28分

まあ、理解はしてあげられないわ

どんな理由があろうと不倫はいけないんじゃないかなと個人的には思う

よく頑張った方っていう福地さんの意見には同意だけどね

ただ、著者と同じような環境でも、逃げずに生きている人もいるわけで
それは忘れちゃいけないって思う

難しい問題だね

投稿: | 2016年5月16日 (月) 16時15分

自分の人生なんですから自分の描いた人生にしたいのはやまやまですが、そうでないのが人生というものですよね。

自分の描いた人生でないなら消去、というのがご紹介の本の印象です。

上辺だけの内容の本をご自身の結婚や子育てに同調させるのは福地さんの人間の質を落としますよ。

投稿: | 2016年5月16日 (月) 16時19分

>染物屋さん

傷つけてしまったようですいません。
ただ、具体的に、どこをどうってのは、難しいですね。

おそらく、「子ども本人のことは全然考えてねーじゃねーか!」ってことだと思います。
この本にも、旦那の実家に引き取られたあと娘は毎日泣いてたと、ずっと後になってから聞いて、ビックリしたと書かれています。
子ども側の視点から見ると、いろいろ違うでしょうね。
この娘さんは現在中学生で、著者は、娘にはまだこの本は読まれたくないと言ってます。

ただね、そういうのってしょうがなくないですか?
この著者だって、自分のことしか考えてなかったわけじゃなくて、もしそうなら、さっさと育児放棄して施設に預けてしまったでしょう。
この人なりには全力でやってきたわけですよ。
この人なりに、子どもの気持ちまで考えた上での行動で、それが拙かったとしても、他人がどう責められるのかと。

産んだのは自己責任。
そういう理屈はよく見ますけど、本当にそういう世の中になったら、子どもを産む人なんていなくなりますね。
ペットとはあらゆる負担が違いすぎて。

日本が、親に厳しいか子どもに厳しいかという点で、総合的に見て、圧倒的に子どもにやさしくするようにできてる社会だと思いますよ。
情緒的に考えると流されるので、労働量、金の流れなど考えると、日本は子どもに手間も金もかける文化だと思います。

親じゃないですけど、学校ってインフラもそうです。
ただ勉強を教えるだけじゃなく、子どもの面倒を総合的に見ようとします。
だから日本はストリートチルドレンが出てこないわけで。

あと、うちが順風満帆で、ハッピーハッピーな家庭だっていうのは誤解ですねw
かみさんの希望で、娘2号のことは書かないだけです。
なので、1号はよく登場しますけど、2号はめったに登場しません。

できたら、お母さんに申し訳ないって思う必要はないですけど、「哀れな女だな」って思うのはやめてあげてほしいですね。
読む限りでは、ボロボロになるまで働いて、すごく立派じゃないですか。

投稿: 福地 | 2016年5月16日 (月) 16時19分

あとさ

>「母親なら母性が無限に沸いて当然」みたいな常識ってすごく嫌い。
一歩引いて考えるなら、子育てってすごく大変だから、母親は母性の塊で当然という信仰の下で頑張るように駆動され、頑張るエネルギーを引き出されてるのかなって思う。
> 日本人の子育てって、きめ細かさが他国とはダンチで違う印象で、親が大変すぎる。

って言うけど、上の人も書いてたけど自分らが欲しくて生んだんじゃないの? って思うw

子供に理想いだきすぎなんだよ みんな

頭も顔もよく高収入になって、自分を楽させてくれるということに期待をかけて宝くじ感覚で生むよな

別に頑張って育てようとして、その結果無理だってなったら他人に託したり、施設にいれたりってのは百歩譲って仕方ないと思うけど、社会が母性求めすぎだの、環境ガーとか言うのは違うんじゃないか?

だって、自分らが欲しくて生むんでしょ?
本当に真剣に考えて生むならばいろいろなリスクを考えるべきだと思うんだよな

下らん愚痴みたいなこと書いてすまん

投稿: | 2016年5月16日 (月) 16時23分

>どんな理由があろうと不倫はいけないんじゃないかなと個人的には思う

いつも不機嫌な貞淑ママよりも、機嫌がいい不倫ママのほうがいいと、ぼくは思いますけどね~。

>自分の描いた人生でないなら消去、というのがご紹介の本の印象です。

全消去ってわけじゃないし、そういう気持ちもわかるとぼくは思うんですけどねー。
人間の質は下がっても構わないですw

投稿: 福地 | 2016年5月16日 (月) 16時24分

>>>この著者みたいな人を、胸くそ悪いみたいに叩く人が多い社会って、本当に嫌。
よく他人のことをギャーギャー叩けるよなって思う。
俺から見ると、よく頑張ったんじゃねーの?って思えるけど。


あ、この部分、死ぬほど共感します。。。
せんせーは、どちらかというと、非主流派で闘って来られたかただから、こーゆー方への視線が優しすぎて涙でます。

私のお隣の方は、3人兄弟で一番上のコがダウン症で、小さい頃はほんと世話が大変そうでした。家の中なら、親の絶叫に近いしかられ方してるの聞こえたり、よく行方不明になったり。でも小学生になってからは、近所のサッカークラブに入って楽しそうにしてます。とは言え、ご両親はまだまだ大変なご苦労されてると思うし、一歩まちがえたら、この著者のようになる可能性あるし、そうなったとしても、誰が責められるの??って思いました。

投稿: | 2016年5月16日 (月) 16時26分

>だって、自分らが欲しくて生むんでしょ?
>本当に真剣に考えて生むならばいろいろなリスクを考えるべきだと思うんだよな

リスクが大きすぎる。
20年くらい自分の人生はなくなるわけで。
20代や30代で、すべてのリスクを引き受ける覚悟して子どもを産めって無理だわ。
まー、俺も子どもを産もうとか、どんだけ能天気なんだよ!と思うんだけどねw

投稿: 福地 | 2016年5月16日 (月) 16時29分

>私のお隣の方は、3人兄弟で一番上のコがダウン症で、小さい頃はほんと世話が大変そうでした。
>家の中なら、親の絶叫に近いしかられ方してるの聞こえたり、よく行方不明になったり。

そういうの本当に大変ですよね。
ふつうの生活はまったく成り立たなくなっちゃうので。
離婚確率めっちゃ高くなりますし。

投稿: 福地 | 2016年5月16日 (月) 16時31分

フツ―の人→道を外れた人に対する態度って酷い時は人の心を持ってるのか疑わしくなることがある。

あれは意識的には絶対にできない。無意識じゃないとフツ―の人の神経では自分のしてることに対する重みに耐えられないことに問題の深さがあると思う。

ちなみにこの前はこうゆう本をどうやって探してるのか聞きたかったんだわ

投稿: あまひろ | 2016年5月16日 (月) 17時16分

>ちなみにこの前はこうゆう本をどうやって探してるのか聞きたかったんだわ

目についたやつをてきとーに読んでますw

投稿: 福地 | 2016年5月16日 (月) 17時24分

冷静になってみると本当はこの本の著者に腹を立てていただけなのに
怒りのやり場が無くて福地先生に八つ当たりしてしまいました。
すいません。
ただ、共感、同情するってのと擁護するってのは切り分けるべきかなと思います。
例えば私は秋葉原無差別殺人鬼とは境遇が似ているので彼には同情していますが
特に擁護する気はありません。厳しい刑罰が下るのは仕方ないと思います。
もっと軽い事で言えば、例えば電車の中でエッチな服装の女性が居たら
お尻を触りたいとか思うことはありますが、
そういう服装の女性ならば痴漢が許される行為だとは思いません。
人にはそれぞれ立場があるので共感したり同情するのは自由なんですが
擁護とは切り分けないと世の中がメチャクチャになると思います。

投稿: 染物屋 | 2016年5月16日 (月) 17時33分

>海外ではしつけで殴っただけでも暴行罪で務所行き

米国、アングロダクソン諸国、西欧あたりはそうでしょうね、
もっと広げていわゆる欧米にはあてはまるかも
でも、一般的に言ってアジア、アフリカはそんなことないでしょ

投稿: | 2016年5月16日 (月) 17時42分

見る人の立場で意見が変わっちゃうのは仕方がないのかなーと。本人の辛さは本人にしか分からないでしょうし。別の人生を送ってる他人には理解できないですよ。

福地先生のこういう真面目な話好きです。

投稿: | 2016年5月16日 (月) 17時55分

福地さんの発言にモヤモヤしてしまうのです。
しつこくてすみません。

健常児、広汎性発達障害児、知的&発達障害児の3児を育ててますが(上二人は成人しました)

まぁ私自身も親が親業を放棄し児童相談所→児童養護施設で過ごしてきた身ですからこういった無責任な母親(ですらない)をかばうのが腹が立つのかなぁと思い返しました。

この人は「母親やめてもいいですか」ではなく「母親業から逃げました」または「母親業やめました」なんです。

いいですか?と聞かれて「いいですよ」なんていう子供はいないでしょう。

この人が育てを放棄してるのに母親を名乗るのは現在進行形でそういった子供を育てている他の母親にも私にも一切許し難い発言です。

そういった人を庇うことはどうなんでしょう?

それをまた国や教育機関問題とすり替えるのは違和感を抱きます。


投稿: 質のものです | 2016年5月16日 (月) 18時19分

育児放棄云々より結果としてそれをネタにした本が売れたウハウハってのが胸糞悪いって事じゃね

投稿: | 2016年5月16日 (月) 18時26分

子育ての大変さを周知するのはいい。対策を周知するのも当然。ただ、「社会には社会が求める人格がある」。就職にしても、子育てにしても、やっぱりなんだかんだ社会制度とか見たら優遇されてますよ。社会がそれらの行為を後押ししてるんです。
と言っても、ここ十数年は財政再建・経営再建を言い訳にそれらの優遇措置をドンドン削ぎ落としてますけどね。自分の足を食うようなもので、もう間もなく自分では立ち上がれなくなるでしょう。
でまあ、「社会が求める人格」の話に戻りますが、ここから離れると、日本では物凄い冷淡な仕打ちを受ける。これは本当にそう思います。
子育てでも、男女のカップルによって核家族を構成して子育てするのが、未だにオーソドックスとされている。性別役割分業制への謎の執着が幅広く残っているからでしょう。片親の家庭で子育てするのが当然な社会なら、よその家の家族構成に一々目くじら立てませんわ。
意味不明な事に、政治家もそういうのが大好きだから、少子化の緩和に成功している国々に追随する動きを取らない。
「性別役割分業制が完全に機能するなら、その方が人口は増える。しかし、先進国では社会の流動性が高まり、同時に女性の高学歴化も進んだため、それを維持できなくなった。つまり、少子化は先進国では必ず進行する。だから、家族構成を問わず子育てが出来るよう、保育所を増やし、経済的に厳しい子育て家庭には経済的支援をするなどの緩和措置を取らなければならない」。
これは学問的には常識に属しています。成功している国が既に沢山あるからです。既に答えが出てしまった問題。日本だけの特殊事情があるわけでもないし、仮にあっても対応すればいいだけ。
多くの貧困対策や経済政策と違って、少子化を制度的に緩和する措置は、給付型奨学金と並んで、比較的実行が容易な割に効果が期待できるものの筈なんですけどね。そして人口の維持は、経済的含めた豊かさとして全体に返ってくる。近代社会は基本そういう設計になっているからです。

今回取り上げられている作品がエンターテイメントになるのは「オーソドックスな生き方」なる幻想が未だに完全には壊れきっていない事も一つの理由でしょう。貧困が年を追って広がっているけれど、自分はまだ大丈夫だと信じられる人も、今のところは沢山いるように。
で、マンガでは鬱病体験記とか、「社会に求められる人格」のフレームから外れてしまったり、その境界線で思い悩む人の「体験記もの」がゆるやかに一つのジャンルを形成している感があります。
一方でそれらの表現が適切に届けられるべき場所に届けばいいなと思う(必ずしもそうはなってないよなとも)。思うけれど、表現だけ届いても片手落ちだという気持ちの方が上回るというか。現場の人が必要としているのは、何より具体的な手助けであり、目の前にある作業を終わらせるという事だから。その手助けが出来るのはその人の周囲の人しかいないのに、そこで冷淡な仕打ちを受けたら、もう行き場がない。行き場がない事それ自体も問題だし、そこで安易に自己責任とか言い出して梯子を外す個人も当然問題。で、追い詰められて逃げたら無責任ですか。
一般論として、子育てが大変なのは、当然のことではないでしょうか。だからそれを緩和する仕組みを作らないといけない。今の時代は共同体とか人間関係の中で安定して出来ないから、政府がやるしかない。でも個人にもできる事はあるし、やっている人はいます。
逃げ出さなければならないほど大変だったら、そりゃ逃げ出すのは当たり前です。責める前に、大変さを取り除く努力をするのが先じゃないの?それとも発狂して鬱病になるまで子育てを続けなければなりませんか?ここのコメ欄を見るにつけ、そう思います。
子育ては大事なこと、そこから逃げるのは無責任。言うのは簡単だけど、それは少なくとも知識としては誰でも知っていること。逃げ出した人もその事は知ってますよね。
子育ての大変さをマシにする、という課題に取り組む方がよほど生産的ではないですか?と。

要するに、「少子化対策」「子育て支援」というスローガンだけあって、社会も個人もそのために必要な準備すらロクに進めていない。しわ寄せ食うのは現場ですわ。

この国は、いつまで社会ダーウィニズム的な寝言に捉われているつもりなんでしょう。

投稿: | 2016年5月16日 (月) 19時08分

福地blog史上最多字数レス来たw
虫のは改行だらけのスカスカだからな。

投稿: | 2016年5月16日 (月) 19時36分

↑の似非インテリみたいに功利主義とモラルの問題を自分の都合で使い分ける輩が一番卑怯
少子化ってワードを使った時点で功利主義的な話になるわけで
例えば東大生が自分らは将来国に貢献するエリートだから学費安くしろ
とか言ってるのと同じだからな
そんな奴らに何故労わりの心を持たなきゃならないのか

投稿: 染物屋 | 2016年5月16日 (月) 19時49分

↑↑でも本当にそろそろ虫さんが
中身スカスカのコメント出してくる気が…

投稿: nanashi | 2016年5月16日 (月) 20時03分

使い分けてない。
政策とか制度の問題として話すなら、功利主義的問題として話すしかない。
個人で育児にどう対処するかは、その限りではないだろ。
それだけのことに過ぎない。

そもそも31コメがなんのポジショントークになってるってんだよw

投稿: | 2016年5月16日 (月) 20時20分

今の日本、「普通」に生きるのってかなり難しい。
子育てどころか、結婚もかなりキツイ。
そこまでして「普通」になるの馬鹿らしいので、
少なくとも国内で結婚して子供産むのは辞めました。

投稿: | 2016年5月16日 (月) 22時47分

僕は否定的ですね。
発達障害だって、ダウン症だって、可愛がって育てている母親ばかり知ってる。
自分の腹を痛めた娘を旦那側に簡単に渡す時点で信じられないし、それを本にしている時点で異常。

異常だから売れるんだろうけどね。

投稿: 匿名 | 2016年5月16日 (月) 23時26分

人にはそれぞれの事情があり何をすればよりよい結果につながるのか判断するのは難しい
それなのに相手の事情を考えずに普通の基準で正解を押し付けるのはどうかと思いますね
普通が正解じゃないこともある
早く両親が離婚してくれたら助かったと思える家庭で育ったので離婚が無責任だと条件反射で考えないでほしい
自分の手に負えないものを支え続ける無責任さってあります

投稿: | 2016年5月17日 (火) 00時39分

がんばってる人がいるからおまえもがんばらなきゃいけない。できる人がいるからおまえもできなきゃいけない。そういう論理は好きじゃない。泣きながらふんばってできたなら、それはえらいと褒めるべきだけど、それを他人に強要するのはほんとに嫌だ。できた人をちゃんと褒めてあげる必要はあるけれど、できない人を非人間のように攻め立てるのは仕方ない部分もあるのかもしれないけど、寂しいな。

投稿: | 2016年5月17日 (火) 01時20分

>ただ、共感、同情するってのと擁護するってのは切り分けるべきかなと思います。

そうですねー。

>健常児、広汎性発達障害児、知的&発達障害児の3児を育ててますが(上二人は成人しました)
>この人は「母親やめてもいいですか」ではなく「母親業から逃げました」または「母親業やめました」なんです。

すごっ…!
3人のお子さん、むっちゃ大変でしたね!

駄目親の話のほうが共感があったり反発があったりする傾向はあると思います。
少なくともぼくはそうで、駄目親の話のほうが共感するんですよね。
逃げちゃってもしょうがないじゃないですか。
それがこの人なりの選択なんですから。

子どもがだんだん大きくなってきて、今たまに会ったときの会話も書かれてます。
今もお子さんにとって、母親の存在は大きい様子です。
こういうのは、今も母親だってことなのでは。

>要するに、「少子化対策」「子育て支援」というスローガンだけあって、社会も個人もそのために必要な準備すらロクに進めていない。しわ寄せ食うのは現場ですわ。

非常になるほどなー!と思って読みました。
すでに、先進国では片親サポートが常識なんですね!
フランスの事例くらいしか知りませんでした。

投稿: 福地 | 2016年5月17日 (火) 17時59分

別に育児放棄してもそりゃしょうがないとは思いますが、それ以上に放置された子供のほうが不憫なんでね。
だから、結果として批判側に回るわけですよ。

投稿: | 2016年5月18日 (水) 15時07分

>放置された子供のほうが不憫なんでね。

実際、この子はどんな風に思ってるのか、それを読みたい気はかなりします。
おそらくまったく違った風景になってて、それはそれでかなり感動的なんじゃないかと。
たぶん、かわいそうだと言ってる側の人とも全然違うんじゃないのかなーと。
ただ、この子に関しては、まだ若くて揺れ動く年齢なので、むりやり聞き出してる感が強くなって、聞けないですね。

投稿: 福地 | 2016年5月18日 (水) 16時44分

挙げられている通り子供が将来的に母親がいない生活を見てどう思うのかじゃないですかね。

僕の感想は母親の役目から逃げたことが客観的な事実としてある以上母親の支持はできません。

できなくなってしまって一時的に楽にはなるのは、それはしかたありませんが。しかしそれでも母親は母親です。

やめてもいいですか?というタイトルよくない。どういういきさつがあろうが実際にやめてしまった後なのだから。
本を出したのが卑しいと受け取る人は受け取ります。

ただ、母親が今後どのように接するのかではないですか。

投稿: くまねこわんこ | 2016年5月19日 (木) 10時00分

仕事柄子育て家族と接すること多いんですが、次世代を育てているってだけで頭が上がらないですね。どんなに資産があっても次世代が育たなければ、我々生きてけないですからね。

子育て支援とか、公教育にお金使う分にはどんどん増税して貰っていいんですけどね〜

不幸な人間は叩ける人間をいつも探していて、見つけたとなるとコテンパンに叩きますよね。幸せな人間はこういう不自然な叩き方しませんね。

投稿: 雀ゴロのびた | 2016年5月21日 (土) 21時21分

今時ネットでその手の専門家が露出してくれてるのに知識つけないのが悪いでしょ
家族増やすことだけ考えてきたんだから目的は果たせてるし
それ以上のことを望むなら最初から考えておけばよかったのにと思う

投稿: | 2016年5月22日 (日) 08時50分

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