【麻雀本】埋もれてる素材
7月か8月に出そうというウザク本。
じつはずいぶん前(5年くらいかな?)、梶やんから「ウザクさんと組んで何切る本を出したいんですけど、出版社にどうやって売り込むといいんすかねえ?」って聞かれたことがあった。
可能な範囲のことを答えたけど、実現しなかった。
それがなぜか今になって、今度は俺と組んで実現することに。
そしたら、えらく良さそうな内容で売れそうな気配に。
2年前に出たネマタ本1。
これまたその5年くらい前に洋泉社に提案して、「いいかどうか判断できないので、アクセス数などで考えるしかない」って却下された。
それがなぜか一昨年になって出すことになり、そしたらすごく売れてロングセラー化した。
いい素材はめったにない。
それは事実。
だけど、ずっと埋もれてることもある。
これも事実。
そもそも、2004年の『科学する麻雀』が出る前のこと、凸のHPを見たとき、「あ、これは売れるな」って思った。
しかし、当時は雀鬼流が全盛の時代だった。
これをプレゼンして通そうだなんて考えただけでも大変で、自分でやろうとは思わなかった。
それがしばらくしたら講談社から出て、10年以上売れるロングセラーに。
素材は道ばたに落ちてる。
ただし、石ばかりの中から宝石を見つけ出し、これは宝石ですよ!って自信を持ってアピるのは難しい。
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コメント
売れるって言っても労働に見合ってるかどうかって考えると微妙な気がしますけど
いい本ばかりでありがたいことですが
著者に入る金額が少なすぎて申し訳ない気持ちになります
原石落ちてても加工する人がだめだと意味ないんで
福地先生は最高ですよ
他の人の本はファンブックみたいなもんですが先生の本は参考書になっててほんと素晴らしいです
投稿: | 2016年5月11日 (水) 12時48分
これは内容次第ではロングセラーになるかもしれませんね!
投稿: | 2016年5月11日 (水) 13時27分
麒麟児にASAPINのコーナーがあったのもダースーが東大を出たけれどのコラムページを持てたのもちんこが1枚噛んでるってことを思えばいい仕事してると思うよ。
竹書房、雀鬼流、連盟だけで麻雀関係の出版が回ってたら今の状況は生まれてない。
投稿: | 2016年5月11日 (水) 13時29分
このウザク本は第二弾も出す前提でつくった方がいいんじゃないですかね
投稿: | 2016年5月11日 (水) 13時55分
愚図で間抜けなわしは、通りそうな企画を探すというダメダメな方向に進んでいます・・・・
投稿: えけい | 2016年5月11日 (水) 19時29分
>このウザク本は第二弾も出す前提でつくった方がいいんじゃないですかね
10年間の蓄積があるから、やれば簡単に2冊目もできるそーなw
>えけいさん
さすがのプロ!
ぼくはプロに徹してないす。゚(゚´ω`゚)゚。ピー
投稿: 福地 | 2016年5月11日 (水) 20時20分