【麻雀本】いい本
俺は麻雀本をいっぱい作ってるから、いい麻雀本ってどういう本だろう?ってすごく考える。
俺が考える「いい麻雀本」は、あまり本らしくない本だなー。
思うに、麻雀本を読もうとする人って、半分くらいは、「いい本」って言葉を聞いただけで嫌な気分になったりするんじゃないか。
小学校での読書感想文とか思い出して。
もちろん、本当に本が嫌いな人は麻雀本も手に取らないから、むちゃくちゃ本嫌いってことはないだろう。
でも、本好きとは言えない人もそれなりの割合でいるんじゃないか。
ユニバーサルデザインの発想だ。
お年寄りでも使えるようにって考えて設計したモノは、ふつうの人だって楽に使えるというあれ。
本が嫌いな人でも読めるように意識すれば、ふつうの人はもっと楽に読めるだろうと。
なので、文章を読まなくてもすむ本にしようっていつも思ってる。
長い文章を読まなくても、必要な情報は拾える本に。
主役は文章じゃない。
主役は問題とか牌図で、文章はそれにくっついているように。
いい文章とか、読みごたえとか思っちゃいけない。
それでも、まだまだ字が多すぎではあるよな><
今回の成岡本は、俺としては珍しく、かなり一般的な本寄りに作った。
半分くらいは文章を読む系に。
俺の中では、成岡本は情報系じゃなく、読み物の度合いが高いと思ってたから。
情報の本と文章の本は、作るときの意識がかなり違う。
情報の本のほうが楽。
もちろん有用な情報を集めなきゃいけないから、それは難しいけど。
文章の本を作るのは苦しい。
金を払う価値のある文章じゃなきゃいかんと思うので、そーゆーのを書こうとするのは本当にしんどい。
メンタルとか体調がおかしくなったりする。
ブログを書くつもりで気楽にやったほうが良かったりするんだと思うけど、そーゆーのはうまくできない。
しんどいから逃げてばっかだわ。
そして、俺が考える最悪の本っていうのは、時間を無駄づかいさせる本。
読んでみたけど、結局よくわからなかったとか最悪だ。
難しい内容なら、見た目も難しげになってるべきで、見た目がやさしげだったら、それは読めばちゃんとわかるようになってなきゃいけない。
見た目をごまかすのは詐欺だ。
詐欺商法では、たとえ今回は売れたとしても、次の本は買ってもらえないと思うんだよな。
人によって必要なものは違うので、自分にとって必要な本か、見た目で判断できるようになってなきゃいけない。
こーゆー人↓がこーゆー風に判断できるって、むしろ長所だと思う。
成岡本はおそらく玉石混交。強くなるためのヒントが書かれているかもしれないし、強く見せるためのヒントでしかないのかもしれない。金と時間の対価に見合うか微妙なので買うのは保留。麻雀においての奇手はトータル的にみたら毒になることの方が多いからな。
— ツケマイ (@tsukemai_t) 2016年4月3日
…とか、つらつら書いてきたけど、なんか、どっから視点だよ?という見下し見解になってるかな?
夜中に酒飲んで書いてるから、許してちょんまげ><
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コメント
福地さんのプロ意識と矜持が伝わってよかったです。
投稿: 匿名 | 2016年4月 4日 (月) 10時06分
文章の本を作るのは苦しい。
金を払う価値のある文章じゃなきゃいかんと思うので、そーゆーのを書こうとするのは本当にしんどい。
メンタルとか体調がおかしくなったりする。
見た目をごまかすのは詐欺だ。
詐欺商法では、たとえ今回は売れたとしても、次の本は買ってもらえないと思うんだよな。
俺が考える最悪の本っていうのは、時間を無駄づかいさせる本。
読んでみたけど、結局よくわからなかったとか最悪だ。
うむ
連盟プロたちに、聞かせてやりたい言葉だぞ
連盟は、どうして、道を踏み外したのか?、
と言うと、「最初から、道を踏み外していたから」なんだよね
連盟の小島のヒットを理想視し、賛美、
いわば、小島の量産を計ろうとしていたのが、連盟
しかし、それが最初から間違いだった
連盟の小島のヒットは、
小島に実力があったわけではなく、いわば、インベーダーゲーム型のヒット
それしかないから、爆発的に売れた、
という、独占販売レベルの環境だったことが大きい
環境要因だったのであり、
本人に実力があったわけでは全然ない
ここを、連盟は、錯誤してしまった、
いや、途中で錯誤に気づいていたのだろう
しかし、錯誤を認めず、
暴走をはじめ、圧力を持って、市場に介入、黒が白であるかのような強引な経営を始めた
堀内失格事件は、まさに、その典型例
連盟は、
正しいプロを不正プロのように言い出し、不正プロを正しいプロのように見せかけようとした
数々の矛盾を、強引に肯定し、
完全にカルト宗教になってしまった、これが連盟
投稿: 北海道の赤北風さん | 2016年4月 4日 (月) 10時08分
ちょっと前にブログの文法間違いを指摘して鬼の首をとったように喜んでるお子様がいたのを思い出してしまった
投稿: | 2016年4月 4日 (月) 11時49分
虫は本当にKY
完全にイカレてるwww、じゃなくて(怒怒怒・哀哀哀)
投稿: 匿名 | 2016年4月 4日 (月) 12時21分
戦術本だって広い意味で読み物で良いので面白ければ買って読む価値ありと思って買いますね。映画一本分だし、後に残るだけリーズナブル。福地さんの本は読みやすいですね。そこは自信持っていいかと。
投稿: | 2016年4月 4日 (月) 14時48分
本に娯楽要素を求めるかどうか、の違いじゃないですか。
ストイックな戦術論やデータ本を好きな人もいるし、気楽に読める雑談が好きな人もいる。
福地さんが後者のタイプだからそう感じるだけですよ。
投稿: | 2016年4月 5日 (火) 05時32分
>ストイックな戦術論やデータ本を好きな人もいるし、気楽に読める雑談が好きな人もいる。
本って、最低2000人、できたら4000人以上が買ってくれないと、商品としては成立しない。
ストイックな麻雀の本を好む人はそこまでの人数はいないんだよ。
投稿: 福地 | 2016年4月 5日 (火) 06時56分