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2016年4月20日 (水)

【麻雀本】昔の本

ムツゴロウさん本について、きついことを書いてしまって、ちょっとひっかかってる。

その時代においては名著だった。
より正確には、労作って感じ。
今から思うと、牌譜データの整理も大変な時代に、よくあんな本を書けたよなーって。
麻雀への熱意がすごい。

俺は中3のとき、本で麻雀のルールを覚えてから、実際にやるまで、相手がいなくて2年くらいかかってる。
その間ひたすら本を読んでた。

あと、単語カードで麻雀牌を作って、1人で4人分プレイしてた。
4人のキャラを作って。
渋川がやったって本の中で書いてたやつ。

配牌で19字牌が7種類とかあったとき、どれくらい国士ができるもんで、どれくらい手なりがいいかって、ある程度の量をこなしてみないとわからない。
あと、ホンイツとかトイトイも。
役と手なりの折り合いって、ある程度の回数をやってみないと、わからんもんだ。
俺はそーゆーのを一人麻雀でこなした。

だから、高2で弓道部の部室で初めて打ったときは、もう同級生とはレベルが違ってて、連戦連勝だった。
高校生で金がないのに、一番弱いやつが金を持ってたから、レートはピンだった。
国士に打ち込んで4000円負けた日の熱さを覚えている。

本は目についたやつは片っ端から読んだ。

俺の中では、ムツゴロウさん本は当時の麻雀本の中でランキングベスト3には入らなかったけど、それでも他にない充実した本だったことは間違いない。
当時の俺の中の一番は、青木博王位って人の本だった。

他に有名なやつでは、「五味マージャン教室」「五味マージャン大学」「Aクラス麻雀」などは、本当に何度も繰り返して読んだ。
村石利夫さん、天野大三さんの本は、古本屋によく売ってたけど、当時にしてもすでに戦術が古臭い感じがした。

……てなわけで、俺は昔の本を本当に愛読してたし、当時の俺にとっては役に立ってたので、先人の功績を馬鹿にする気はないんだよな。

ただね、鳴くか鳴かないか、押すかオリるか、そういう動的な部分に関しては、当時は明確な基準をまだ作れなかった。
なので、今になって新たに読むのって意味あるのかなーって。
天動説時代の天文学の名著みたいなもんで。

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コメント

最後の4行要らんやろw 最初に同じ事言ってるんだし

投稿: | 2016年4月20日 (水) 15時10分

ちんこってたまにネチネチしてるよな

投稿: | 2016年4月20日 (水) 15時42分

はいはい福地つよーい
あんたが大将!

投稿: | 2016年4月20日 (水) 15時48分

言わんとする所はよく分かるわ。
二葉亭四迷の小説を今読んでも、言文一致運動の先駆者が書いた作品として意味はあっても、読み物としての価値は皆無だからな。

投稿: | 2016年4月20日 (水) 16時09分

むつごろうさん麻雀最強伝説って噂たまに聞くね

投稿: | 2016年4月20日 (水) 19時55分

内容云々はともかく、
現代の麻雀戦術本と比べて一番違うのは文章量だと思います。

そこは本業の違いが出ているのではないしょうか?麻雀本以外の本まで著すような人は殆どいませんので。

そのあたりを数少ない例外といえる福地さんに聞いてみたいと思います。

ちなみに、私は30代半ばですが、親父が持っていた為に読んだことがありまして。

投稿: | 2016年4月20日 (水) 20時50分

ムツゴロウさんぐらい知名度高くてユニークな人だと、エッセイとしての価値が高い。読み物としての価値が高いから。
いくらディスっても成岡本より売れるのは当然の結果。
説明出来ない戦術論は、ただの結果論。内輪のサークル内での戦績なんて、すごいとは誰も思いません。

投稿: | 2016年4月21日 (木) 00時25分

>現代の麻雀戦術本と比べて一番違うのは文章量だと思います。

そうなのかなー?
俺からすると、量を増やすのは全然難しいことじゃなくて、むしろあまり厚くならないようにいつもしてる。
なので、そうかなー?って。
昔の本はエッセイ的だから、いっぱい書きやすいんだよなw

>ムツゴロウさんぐらい知名度高くてユニークな人だと、エッセイとしての価値が高い。

そうだとしたら、著名作家やエッセイストの麻雀エッセイがいっぱいあっていいことになる。
でも現実は、麻雀プロの書く麻雀本はいっぱい出ていても、作家が書く麻雀本は出てないという。
売れないから出ないわけでしょ。

投稿: 福地 | 2016年4月21日 (木) 03時01分

そりゃ、他に書くべきことがある本来の作家がわざわざ麻雀に手を出すことは少ないでしょう。
売れる、売れないというより優先順位の問題でしょう。
ムツゴロウさんがわざわざ麻雀に特化した本を出したのは、彼が相当な麻雀キチガイだからです。最近で言うなら勝間さんとか藤田さんですか。勝間さんはあれだけど、藤田さんなら、雑誌で麻雀エッセイを連載をしても全然不思議じゃないですね。

投稿: | 2016年4月21日 (木) 05時54分

ムツゴロウの麻雀エッセイとしては「ムツゴロウ麻雀物語」がある
まだそれほど有名ではない頃、高レート麻雀を打っていた時代の話だが、すでに絶版
名人になった福地泡介も、タレントや作家との麻雀交遊録を綴ったエッセイ集を何冊か出している
今ではどちらも需要がないタイプの書物だろうね

投稿: | 2016年4月21日 (木) 14時19分

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