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2016年4月21日 (木)

【麻雀】流れ全盛期40年

虫なんぞのツイートを扱うのはどうかと思うけど、例として適切なので。

昔のものは全部低レベルと切り捨てるのは現代人の傲慢だろう。
科学史を考えてみるとわかる。

古い思考の枠組があるとき、それでは説明がつかない事例があっても、誤差として処理される。
それでも、そういう理屈に合わない事例が一定の蓄積量に達したとき、枠組みが切り換わって包括的な新しい枠組みが描かれる。
そしてまた、その枠組みでは説明しきれない事例が蓄積されてゆき……というサイクルで、科学は発展してきた。

リアルタイムで読んでないから想像なんだけど、「ツキ」「流れ」という概念は、阿佐田哲也、古川凱章両氏の発明なんじゃないかと思う。
古川さんは阿佐田さんの本に対して、「博打場の人ならみんな知ってたけど、活字になってなかった感覚を言葉にした」と言ってる。
それがまさにそう。

それ以前の村石利夫、天野大三、五味康祐などの本には、「流れ」的な概念はなかった気がする。
デジタルだった。

そこに昭和45年前後から、阿佐田さん、古川さん、小島武夫、田村光昭の4人が、「心理的に裏をかく」「流れを読む」という概念を持ち込んで、ブレイクした。

そして2004年の「科学する麻雀」以降は、流れという概念はあまり信用されなくなった。
その一方で、桜井章一さんなどは活発にやってたけどね。

つまり、長いスパンで見るなら、

~1965年 デジタル期
1965~2004年 流れ期
2004年~ デジタル期

なんじゃないか。

つーわけで、昔は全部駄目だったわけじゃなく、「流れ」もまた戦術が大きく進歩した時代の新概念だったんじゃないのかねー。
前の時代の始まりは、その時代が終わって影響が薄れてきたとき、初めて見えてくるんじゃないか。

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コメント

面白い仮説だね。だが具体性に欠ける(当然だが)。
流れ期以前の戦術論とは具体的にどういうものだったか、流れ論の流行はそれをどう変えたか、これは多くの人はよく知らないと思う。是非知りたいね。
前々から、麻雀は流れ論みたいな謎の精神状態、心理状態を生み出しやすい特徴があるゲームだと思っていたので、麻雀を心理学的に解剖するのは面白そうだと思っていたのだが、こうしてみると歴史的に解剖するのも面白そうだ。
麻雀というゲームの特徴を、学術的な観点から明らかにしておかないと、その内また同じ轍を踏みかねないからね。是非なんらかの形にして欲しいね。期待してる。

投稿: | 2016年4月21日 (木) 15時10分

流れはともかく裏をかくってのはまたくるんじゃない?
不完全情報ゲームなんてのはプレイヤーが最低限の確率や基礎を知っていてその上で~というゲームでしょ
麻雀は最初にルール覚えるときにそこらへんが抜け落ちてるのが・・・

投稿: | 2016年4月21日 (木) 15時11分

誘蛾灯かな?

投稿: | 2016年4月21日 (木) 15時20分

生まれた時代がたまたまデジタル全盛だったたけで、糞虫が流れの時代にいたら「デジタルは雑魚のアホアホ麻雀」とか言ってるよ。
今の糞虫は自分の意思を持った風の自我のない「流され派」だよ。

投稿: | 2016年4月21日 (木) 15時53分

2050年代頃になると誰かが「デジタル全盛40年」とか言うのかな?

投稿: | 2016年4月21日 (木) 16時21分

イイネ!

投稿: | 2016年4月21日 (木) 16時52分

麻雀の戦術論にデジタルという言葉を最初に持ち込んだのは
ツモ牌相理論、絶一面(桜井章一の言う二色どり)を
唱えた青野滋(元101)だろうか。
当時はオカルトVSデジタルではなく
アナログVSデジタルという概念だったような記憶がある

青野滋はどうしているのかとググったら
大阪商業大学アミューズメント産業研究所研究員
研究分野・麻雀として名前が出てきた。
ちょっとびっくり

投稿: | 2016年4月21日 (木) 17時07分

桜井さんの打ち筋は、アルファ碁の一見おかしな手なのにあとで効いてくるというのと似ている気がする。
いつかはわからないけれど、後年再評価される気がしてます。

いま、天鳳でもやや打点思考の流れに回帰しきているのも、桜井さんが満貫を基準に考えると、もともと提唱していることだし、成岡さんのトイツ思考の打ち筋も、
桜井本にはたんまり書いてあるからね。

青野さんが研究者は驚きです。金子さんが心底認めた男として有名ですね。

投稿: 匿名 | 2016年4月21日 (木) 19時18分

連盟になぜそこまで?という憎しみを抱いていた理由がようやくわかった。
赤犬は麻雀歴が相当長いじいさんだ。そのじいさんが女子大生を偽る…。
人間の闇は深い。

投稿: | 2016年4月21日 (木) 19時29分

ナキに関しても桜井章一がすでに重要性を言うてたよね。ところでトイツ場とか三色の同時性とかの戦術はなくなったんかね?今の世代が知らんなら別にそれはそれでええけど。

投稿: | 2016年4月21日 (木) 19時39分

流れとデジタルのアウヘーベンはまだか
福地誠がアウヘーベンすべきやないか

投稿: 自称 いんてりげん茶 | 2016年4月21日 (木) 20時02分

麻雀の場合、あんまり裏を取るゲームじゃない気がする。
結局己の期待値max打法が安定するんじゃない?
土田だって最近はパッとしないし。ハマったら強いかもしれないがブレが大きい。
ポーカーも裏を取るのは煮詰まった大会くらいだと思うけどね。

投稿: | 2016年4月21日 (木) 20時50分

対子場かどうかは意識してますよ。
全員がトイトイかチートイ狙いの場になることは、レアケースと言い切れないほどに多いんで。
三色の同時性は、あるかもしれないけど、それがわかったところで打牌は変わらないので、単なるネタ扱いですね。

投稿: | 2016年4月21日 (木) 21時49分

以前連盟の藤崎プロが解説で、「我々が言う流れとは、確率の偏りの事を言うんですよ。」と言ってました。
ひょっとしたら皆さんが想像している流れと、藤崎プロが考えている流れは似て非なるものかも。

投稿: とうほぐの麻雀好き | 2016年4月21日 (木) 22時27分

確率の偏りって流れとかじゃなくただの偶然でしょ?連盟の方々頭大丈夫?そんなんで天鳳位の方と対戦して大丈夫なんか?

投稿: | 2016年4月21日 (木) 22時52分

かくいう俺も以前はパチンコはオカルトだと思い込んでいた。でも今は違う、現象には全てに理由があるのだと理解出来た

投稿: | 2016年4月21日 (木) 23時04分

麻雀うまくなるには、検証しかないと思う(期待値を探る過程はfxとかと似てる)。そいで、検証するためにはその人なりの基準が必要になる。私は良いか悪いかは別にしてカリスマ性のあった雀鬼の手順を真似て結果を比較することで、打牌の検証が自分なりにできた。そして仲間内には負けない位うまくなった。
検証するための基準はデジタルでもオカルトでもどっちでも良いと思う。結局はその人の性格に合わせたスタイルになるのだから
なので、雀鬼を否定する前に自身がそれを超えるくらいのカリスマ性を持って、周りに影響を与えられるようになってほしい と思いました
福地さんに対してのコメントではなく、つぶやきです

投稿: のん | 2016年4月21日 (木) 23時58分

流れ論以前にデジタル期があったというのが新鮮。
でも考えてみれば、「麻雀を点棒のやり取りだとしか思えない人は永遠に弱者である。麻雀は運のやりとりなのだ。」という阿佐田先生の言葉も、「目に見えないものを見(ようとす)るのが新時代の戦術だ」というふうに捉えるのが自然なんでしょうね。
個人用のコンピュータもない時代に、人が扱える情報には現代とは比べ物にならないくらい制限があったでしょうから、流れ論が目で見える情報の一段上の戦術と見なされたのもそれなりに納得できます。

投稿: | 2016年4月22日 (金) 01時29分

ムンジャー、日本語で頼む。

投稿: | 2016年4月22日 (金) 02時47分

麻雀奇手鬼法が面白かったっす。

投稿: えけい | 2016年4月22日 (金) 14時27分

流れ論主流の頃に唱えられた理屈の一部は、筋が通ってても
オカルトと見なす人が居ることが弊害ですね。
手役の同時性はオカルトじゃないけどそう思ってる人が居るとか。
打牌選択への単独での影響は少ないけどそれ以外に複数の理屈
が重なれば山読みとして馬鹿にならないです。

投稿: 自爆王 | 2016年4月22日 (金) 18時11分

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