【麻雀本】1色vs2色
洋泉社から出る俺の本は、最近は2色印刷が多い。
これはネマタ本2から。
俺的に、手牌13枚だったら1色でも許せるんだけど、場の状況を見るやつは、牌に色がついてないと見る気にならないんだよな。
以後は、麻雀牌には赤の色がついてたほうがいいと、2色印刷になっている。
これは本当にそうなのか?と疑問を感じ始めた。
自分の価値観はおいといて、結果をクールに眺めると、2色にして成功してるようにも見えないなと。
売れた本って、1色が多い。
ネマタ本とか「基本形80」とか。
2色にしたからって売れてるわけじゃない。
アマゾンのレビューやツイッターの感想を見ても、「見やすい」ってコメントはたまにあるけど、2色に触れてることは皆無。
ネマタ本で、分量的にとても読めないって感想はよくあるけど、牌が見にくいって感想はないもんな。
売れた本って、安いのが多い。
高くても売れたのって、アサピン本と渋川本くらい。
安めが売れる傾向は間違いなくある。
2色印刷にするのに、コストとして(正確なところはわからんけど)たぶん1冊あたり200円くらいかかってる。
もしかすると、見やすくするよりも200円安いほうがいいんじゃないかって。
ネマタ本2以降は、堀内本、天鳳本、成岡本と、みな2色で1400円。
これを1色にして1200円か1300円だったらどうだったんだろうって。
俺の価値観では、(とくに立体牌図が入る本は)値段が200円高くなっても2色のほうがいいんだけど、これは年齢的な要因であって、もしかすると多くの人にとっては値段が安いほうがいいんじゃないか。
考えてみたら、俺も若いころは1色でも2色でもどっちでも良くて、値段のほうが重要だった。
どうなんだろう?
コストをかけず安くしたほうがいいのかな?
全般に、俺はていねいに本を作りすぎてる気もする。
コンビニ本が馬鹿売れだったことを考えると、雑でいいから安くしてくれってニーズを感じるわ。
コンビニ本の600円って価格は不可能で、最低でも1000円くらいにはなるし、それでもきつくて1200円になるのかも。
1000円だと、もっと部数が多い本じゃないと、制作経費と流通経費をたぶん吸収できない。
1200円の1色印刷と1400円の2色印刷だったら、どっちがいいんだろう?
意見を求む!
ちなみに、1色と2色の例↓
俺的には大差だと思うんだけど、結果を見ると、購入要因とは関係ないように思えてしまうという。
まぁそれもよくわからんのだが。
@fukuchinko 2色の方が間違いなく見やすいですけど200円安い方が売れるとは思います。2色であることで読者の満足感(見やすさ)が向上したとしても、読者自身はその原因にたぶんほとんど気づかないので売り上げには影響しない気がします…
— 平澤元気 (@hira_ajmja) 2016年3月24日
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コメント
1,200円も1,400円も一緒だろ( ̄ヘ ̄;)って感覚なのでなんとも言えません
コンビニ本はコンビニに置いてあるのが大きそうなのであまり参考にならないよーな気も
データ無しで感覚だけだと、ダマ平和もリーチ平和も同じだろみたいな事しか言えませんわ( ̄へ ̄|||) ウーム
個人的には天鳳完全攻略みたいな左開きはめっちゃ読みづらいです><
投稿: | 2016年3月24日 (木) 18時09分
1600円だと感想聞くのになんでそんなに出さなきゃいけないんだよ。中古でいいだろってなる
1400円以上だと共著者の相手を見て新品を買うか中古で買うか考える。単著またはデータがしっかりしてるなら新品で買う
1200円だとたまたま手元にポイントあるなら新品で注文しようかなって思う
1000円以下なら気にしないで新品注文する
1400円と1200円ってよりも1000円かどうかで購買意欲ががっつり変わる気がする
試しに3種類だして見ればいい
表紙適当1000円、表紙ちゃんとした1色1200円
2色1400円
こんなん1000円の買うけどな
投稿: | 2016年3月24日 (木) 18時13分
僕はデザインを少しかじった経験があったので、気づいたのですが
河を眺めたときに黒ばっかりと思った時に
「あ、マンズ高いな」と連想して気づいたことがあります。
(ほんとは麻雀牌のソウズは緑なのですがほとんど黒みたいになっていますしね)
色の影響は意外に気づきにくいものですが、黒1色は意外に見にくいと思います。
文章の強調点もつけられるメリットもありますし、
私は2色刷りのほうがいいと思います。
投稿: | 2016年3月24日 (木) 18時13分
800円のコンビニ本と1000円の書籍はお得感に大きな違いがあると思いますけど
1200と1400は全く気にならないんでは
1400が高いと思う人は1200でも買いませんて
投稿: 通りすがり | 2016年3月24日 (木) 18時23分
牌図の見やすさは牌の大きさの方が関係していそうです。二色刷りは、最近の本のどれが二色刷りだったか思い出そうとしても覚えてない程度です。
投稿: | 2016年3月24日 (木) 18時26分
1200円の1色より、1400円の2色希望なり
投稿: | 2016年3月24日 (木) 18時36分
福地本が何色だろうが、連盟は三色です
投稿: | 2016年3月24日 (木) 18時42分
自分的には+200円で色がつくなら歓迎ですが
どうなんでしょうか
200円安くできるとなると変わってきますか
投稿: | 2016年3月24日 (木) 18時47分
1ページでかでかと使って場況を見せるときは1色でいいんですけど、ネマタ本1みたく牌図がたくさん載る場合は2色のほうが見やすいです
でもどっちかというと重要なのは牌の大きさで、色はそこまで気にならないです
投稿: | 2016年3月24日 (木) 18時48分
パッと選択したいから2色がいいです。
理屈はあとから考える方なので。
それで体に入るまで何度も見直す方なので。
投稿: | 2016年3月24日 (木) 19時04分
私は40歳です。200円差なら二色希望。断然見やすい。それより表紙のコストはいらない派。本を買う時は内容をレビューで確認してから買うので。表紙で本を選んだ事がない。
投稿: | 2016年3月24日 (木) 19時15分
対象次第かなとも。
マニアに近い層は、色とかデザインよりも密度。
ライトな層は、価格。
どちらにしろ、色はさほどの価値を持たない気がします。
タイトルと方向性こそが最重要な気がしている今日この頃。
私の場合、5万部以上売った本で、手間暇をちゃんとかけたって印象のものはないっす。
ネタ(とその印象)とタイミングとタイトル。
投稿: えけい | 2016年3月24日 (木) 19時23分
どっちが見やすいかって聞かれれば2色かな。2色だって言われて気付いたけどねw
本を開いて今回2色じゃん!ってみんな気付くもんなの?感覚的に気付いてるのかも知れないけど、そこに200円の価値があるかは全くわからんw
投稿: ドン | 2016年3月24日 (木) 20時04分
ネマタ本のような物はある種参考書のようなもので、値段は気にならない。(文法書とか、ポーカー戦術書は3000円くらいだし)
200円でより良いものになるなら是非ともお願いしたいくらい
ただコンビニ本のようにサクサク読めるような本は~600円くらいだと手に取りやすいです
これは単語帳のような感覚なので
投稿: | 2016年3月24日 (木) 20時09分
1200円で1色と1400円で2色なら
後者のがいいです。
2色は凄い見やすいですよ 安心してください。
基本形80が売れたのは当たり前。
あんだけ、初心者から中級者向けの内容で、
わかりやすくて、読みやすくて600円とか、
コストパフォーマンス良すぎですからね。
人に勧めやすいんですよ。
安いからとにかく買ってみ?と言えるし、
極端な話600円なら買ってあげても
いい価格帯ですしね。
投稿: | 2016年3月24日 (木) 20時13分
2色派が多いなか、僕は1色派です。
内容が同じなら、コストは安い方が
良いですし、内容さえ入れば
色はどうでもいい気はします。
安いコスト分、手に取り易いですし、
色にお金をかけるくらいなら、
内容を濃くして欲しいです。
投稿: ろあんぬ | 2016年3月24日 (木) 20時25分
色を付けるか(2色であれ4色であれ)ってのは、制作の固定費ですからね。売れれば固定費は安くなるんですね。だから2色なら1冊当たりいくらプラスされる? ってのは、結果から見た金額なんで・・・
自分としては、2色でも色があった方がうれしいかな~ 数百円のプラスマイナスは、あまり購入動機にはならないように思います。
投稿: mag | 2016年3月24日 (木) 20時28分
1400と1200にそんなに差は感じないけど税抜き980だと税込み1000円超えるの分かっててもやっぱ安いってなるわ。
まあどっちでも買う派なので200円差だとどちらでもいい。
ペーパーバックにするといくらになるんかね?
投稿: | 2016年3月24日 (木) 21時44分
1200〜1600までなら値段の差は気にならない
そういや前買った本よりこっちのが高かったなーって後から思う程度
投稿: | 2016年3月24日 (木) 22時09分
次回作がある作者ならリピーターを得る効果はあるんでは?
麻雀本の購買層ってそこまで値段を気にしてるとは思えないので
もちろん内容が需要に応えてることは、前提ですが…
あと、色がある方が買って帰って、何回も読み直そうってなるという効果もあるかも
投稿: | 2016年3月24日 (木) 22時09分
僕は2色派。
1400と1200の差は感じないけど、1600超えると明らかに高いと感じます。
1色なら1000円以内なら良いと思いました。
立体図は確かに1色だと見づらいです。
投稿: 匿名 | 2016年3月24日 (木) 22時27分
ふむ
チープかどうかだよね
連盟のゴミ麻雀本みたいに、内容がチープでなければ、いいと思うよ
投稿: 春風の春菊さん | 2016年3月24日 (木) 23時47分
kindleだとどうせ黒一色になるし赤は無駄
投稿: | 2016年3月25日 (金) 00時30分
2色の方が目がチカチカするから1色の方が見やすい私は少数派ですか?
緑とか無しに赤だけ色が付いているのも違和感なんですよね。赤牌は2色の方がわかりやすいですけど
投稿: | 2016年3月25日 (金) 00時41分
200円くらいなら綺麗なほうが欲しいですが、
売れるのは安いほうな気がします。
ただ、例の写真は、1色は暗い写りで、
尚更際立って、2色がよく見えてしまいますね。
投稿: | 2016年3月25日 (金) 01時24分
個人的には少々高くても見やすいほうがいいかな
価格が2000円超えたら他の戦略本買って後回しにしてしまう
投稿: た | 2016年3月25日 (金) 01時44分
上の方のコメにもちらっとありますけど、その本自体の
購入要因にはならなくても、2色=見やすい本を出し続けることで
「福地本は見やすい」という信頼を得ることができるんでは
他者との差別化という意味でもけっこう大きいんじゃないですかねー
投稿: 通りすがり | 2016年3月25日 (金) 05時25分
初心者の頃を振り返ると、私は金子正輝氏の『常勝の麻雀』がお気に入りで何度も読んでいました。
オカルトチックな内容も面白いですが、確か、牌に赤い色が付いていてそれが心地よいと思った記憶があります。
初心者に手招きしてくれるような「温かみ」を紙面全体から感じたんです。
その経験からすると、わかりやすさよりもむしろ、冷たい印象を与えないために赤色は効果的かと思います。
ラーメンのどんぶりの色みたいなものでしょうかね。
投稿: | 2016年3月25日 (金) 05時27分
税込1296円なら買うけど税込1512円は買わないっていう人はけっこういると思います。
並べると二色は見やすいと思いますけど、一色が見づらいとは思いません。
投稿: かつま | 2016年3月25日 (金) 09時13分
見やすさ重視で、これからも二色でお願いします!
投稿: | 2016年3月25日 (金) 10時21分
1400円の2色ですわー
投稿: 家庭的の人 | 2016年3月25日 (金) 18時59分
底本的な長く読まれるような力を入れたものなら1400、期間限定商品みたいな一時の金儲けなら1200。
投稿: | 2016年3月25日 (金) 20時14分
麻雀でリーチ来て早く安牌探す時牌の色の違いが役立ちます、それほど色の情報は解りやすさで大事
投稿: | 2016年3月25日 (金) 21時01分
一色は本の中で写真のように、動きがなく乾いて感じて、
二色の牌は、天鳳で動く牌に近い印象でした。
二色を支持します。
投稿: 幸三 | 2016年3月28日 (月) 08時12分
そりゃ二色の方が見やすいに決まってるけど、出費がきついので「買うか迷うレベルの内容」だと多少見づらくても安いほうがいい
ただ・・・1000円超えたらあんま感覚的に変わらん気もします。
1000と800円だとなんか明らかに変わりそう。
投稿: へむへむ( ´∀`) | 2016年3月31日 (木) 03時24分