【つぶ】わいせつvs芸術
この春画展は俺も行った。
かなり面白かった。
・男色ものほぼなし
・フェラしてる絵ほぼなし
・アナルものなし
・ロリコンなし
・当時の病んでる感覚だと幽霊とやる
・覗き系はものすごくある
・じつは体位の幅は狭かったんじゃないか
・コスプレ感覚なし
来てたのは半分以上が真面目そうな女性だった。
開催まで、会場の貸し手が見つからなかったりして大変だったらしい。
リーマン的な責任を取りたくないって理由により。
それでも開催にこぎつけたのは素晴らしいと思う。
いろんな点でわけわかめだ。
まず「わいせつか芸術か」って構図。
芸術ならOKというのが意味不明。
わいせつだからこそ芸術家もそそられて制作する。
つか、売れるから制作する。
芸術だからOKといっても、その芸術性って、人間の本性を表してる的な、なんとなくの共同主観で、立派っぽいってことでしょ?
「わいせつか芸術か」って構図が古く思える。
上のリンクにある警視庁の判断。
春画自体はわいせつじゃないけど、ヌードが載ってる号に春画を載せると、わいせつ性が強調される。
そんな「相対的わいせつ概念」ってのがあるらしい。
その判断により、「週刊ポスト」「週刊現代」「週刊大衆」「アサヒ芸能」は警視庁のお叱りを受け、「週刊文春」「サンデー毎日」はお叱りを受けなかったという。
なんなんですか、それは?
警察が「わいせつ」の範囲を決めて取り締まるってのが、意味不明だ。
なんもチェックしないと、ロリエロ漫画みたいなやつが爆発するのは事実。
しかし、OKな範囲を警察が決めるというのは、わけがわからない。
芸術団体とかに決めてさせると、すぐ利権化しちゃうのか…。
「わいせつ」の問題って、ホントわけがわからん。
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コメント
昔の春画には沢山性行為を描いたものがありますよ
投稿: | 2015年12月28日 (月) 20時29分
>ななしさん
そーゆーのいっぱい見てきますた
投稿: 福地 | 2015年12月28日 (月) 21時02分
春画はそもそもわいせつ目的で制作されたものなので、わいせつであるという扱いの方が本質的に正しいかとw
芸術になり下がってしまった現実は、価値観とか情報量の変化なのでしょうけど、制作者(製作とすべきかな、むしろ)たちにとっては、屈辱かも。
投稿: えけい | 2016年1月 3日 (日) 00時13分