【麻雀本】バクチvsゲーム
洋泉社の会議でストップかかった「押し引きドリル」はどうしようかな……。
内容にはむちゃくちゃ自信あるんだが。
親にはオリ。子には押し。
点棒があるときはオリ。ないときは押し。
序盤には押し。終盤にはオリ。
…みたいな基本的なセオリーをすべて明快に網羅した本なんだが。
たしかに、初級っぽい「押し引きドリル」ってネーミングより、「押し引き攻略完全マニュアル」みたいな題名のほうがいいのかもしれない。
そこらへんはよーわからん。
しかし、そーゆーのを煮詰めるのって俺の仕事なんかね?
優秀な担当編集者が欲しいわ。
切実に。
最近、校正のウザクさんとときどき電話で話してる。
優秀な話し相手になるかはまだわからず。
有力な候補ではある。
みんな自分の立場からしか状況を見られない。
たとえば、スカスカの本は、立ち読みで読めちゃうから買われないってのは、一面では合ってるけど、一面では合ってない。
時間はあるけど金はない学生みたいな人はそうだけど、働いてる人は、金はあっても時間はないから。
そーゆーのを、すべて総合的に見ようっていう人はいないかな。
俺の能力を100%とはいわないけど、80%くらい引き出してくれる話相手はいないかなー。
こーゆーのは自由業者としては甘えなんかね?
麻雀はバクチからゲームに移りつつある。
そうすると、本のアプローチも当然変わる。
こーゆーの↓は、典型的なバクチ時代のアプローチ。
たった1つの秘密を理解したら勝てますよ系。
うさんくささが爆発してる。
俺のこれ↓だってそうだよね。
こーゆー本の作り方は、今はまだ有力だけど、もう古い。
麻雀自体がバクチからゲームに移っているから。
(ただし世の中全体が反知性的な方向に進んだら、今後もそーゆーのが有力。そこらへんは日本という国のこれから次第だ)。
こーゆーの↓が典型的なゲーム系のアプローチ。
見るからに勉強するのが大変っぽい。
でも頭脳の勝負なんだからしょうがない。
だって、麻雀は卓上ゲームなんだもん。
これから先はこーゆーのばかりになっていくはず。
その延長上にはこれ↓がある。
そーゆーことまで含めて、本の企画を話し合える相手っていないもんかね?
最近のコメント