【麻雀本】比嘉本の表紙&帯
開き直った帯になったな(≧∇≦)
俺は著者に原稿を発注する時点からスタートして、本を作る専門家なので、どんな入れ物にするかってことにはすごく興味がある。
どの分野だってそうだよね。
建築家がいろんな建築物を見に行くように。
だから、人の本のどこが良くてどこが悪いか考えるのは、自分の中では重要なシミュレーションだ。
でも最近はこんなコメが↓
* * *
西園寺本ディスりまくっててワロタ
まぁライバル蹴り落とすのは当たり前だから仕方ないが
たかがあの程度で色やサイズに文句言うのはちょっと忍耐無さすぎるんじゃないかと思いました。
最近上から目線と他人ディスが過ぎるんじゃないの?
* * *
俺は個人のディスとか叩きには興味ないし、本当に悲惨なものは取り上げることもないんだけど、このブログの読者の大半は、本をどう作るかってことには興味ないだろうし、もうやめとこっと。
ただ、比嘉本に関しては、表紙や帯のデザイン以前に、タイトルに重要な欠陥があると思う。
「どういう人たち」に「何を提供」する本なのかってことが表れてない。
すごくぼやーんとしてる。
マーケティング的な問題だ。
たぶん、比嘉リンに本を発注した人の意図が、偉い人や営業部との会議で否定され、幅広い層向けにしろってことになっちゃったんじゃないかね。
帯も、俺個人としては面白いと思うけど、プロとして見たときには、比嘉リンを好きな人だけ対象にしているの? 要するにファンブック?って思っちゃうなー。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
MYCOMの麻雀本って同じくMYCOMの将棋本・囲碁本と比べて字が異常にでかいんですよね
洋泉社や竹書房の麻雀本と比べてももちろんでかい
字の大きさで比嘉さんは説明量で苦労したんじゃなのかな
投稿: | 2015年6月 1日 (月) 05時05分
>ななしさん
なるほどねー。
読んでないけど、内容はけっこういいんじゃないかと予想している。
ただ作り方が、同人っぽい感じになっちゃってんじゃないかなーと。
投稿: 福地 | 2015年6月 1日 (月) 05時11分
仲間内で強くなろう思い、麻雀覚えたての大学生が入った本屋。
麻雀本コーナーにこれがあったとして、主語も目的語もない「超えていけ」は内輪ネタ過ぎて完全に意味不明だなー。
投稿: | 2015年6月 1日 (月) 07時57分
大半の人は本をどうつくるのかって興味がないかもしれませんが
自分含め一部の興味ある人のために書いてほしいです
知らない世界の話を聞けるのは楽しいです
投稿: | 2015年6月 1日 (月) 09時40分
むしろ、本作りの記事が面白いです。
教育の発言も大好物ですよ。
投稿: 幸三 | 2015年6月 1日 (月) 10時51分
俺も本作りの話やこだわりが一番好きなので
これからも続けて欲しいですねえ
投稿: | 2015年6月 1日 (月) 12時12分