【つぶ】語彙力は不要
【つぶ】文章の上達法に日本語の単語量を増やせって書いたけど、知ってる言葉を増やすことは重要じゃない。
大事なのは、書くときに使える言葉を増やすことだ。
8年前になるんだけど、戦国 三好一族―天下に号令した戦国大名 (洋泉社MC新書)って本の書評を書いたことがある。
これ。
ただ趣味で読んだ本なんだけど、難しい言葉のオンパレードだった。
プロローグから難しい言葉を拾ってみよう。
押領する
報知する
裁許する
鏤骨彫身の努力
ね、見かけない言葉ばっかでしょ。
プロローグでこれですからね。
中のほうでは、たとえば「破却する」「乱妨する」「向背」みたいな言葉のオンパレード。
4時間31分で読んだって書評に書かれてるけど、ホントにその時間で読めたのかなあ。
これは1985年に出版された本。
日本史でよく使う用語だとは思うけど、この30年の間に、人文書って分野から失われた語彙は多いんだなって思ったわ。
俺って言葉を知らないんだなーって思ったけど、こーゆー言葉を知ってるほうがいいかといったら、文章を書くときには何も関係がない。
使ったら、わかりにくくなるだけだから。
なので、難しい言葉の知識を増やすことには意味がないわ。
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コメント
歴史好きだけど長慶って征夷大将軍受ける気あったの?傀儡政権の主のイメージが大きい。
十河一存、実休、淡路水軍の安宅冬何とか(忘れたw)三好三人衆、松永兄弟と魅力的な人が多いけどw
作者の妄想的な推測が少ないなら読んでみたいな~実休の戦死の詳細知らないし。
難しい漢字は調べりゃええんや。誰もが初めは無知なんやで(ドヤ
投稿: | 2015年6月 7日 (日) 10時13分
それら単語の多くは、歴史分野では一般的な用語で、歴史の本としては注釈もなく使われるケースが多いですね。
先生も「日本史でよく使う用語だとは思うけど」と書いていますが、まさにその通りです。
鏤骨彫身の努力ってのは、著者の趣味なのでしょうがw
これが、ムックになったりすると、米注を入れて解説したりってケースが増えます。
想定読者、対象読者の層と質による問題と思いますが、わしも気を付けて仕事をしたいと思いなおしました。
30年で、確かに書籍を買う人たちの質も変かしていますよね。
合わせて行かないと、売れない本を作ってしまうことになってしまう。
勉強になりました。
投稿: | 2015年6月 7日 (日) 12時57分
長慶は、将軍任官を望んでいなかったと思いますよ。
傀儡とするだけで十分と考えていたと思います。
長生きしていれば、信長の出る幕はなかったかも知れませんね。
投稿: | 2015年6月 7日 (日) 13時00分
類語辞典ぺらーめくって適当に書いても見た目は問題ないし
投稿: | 2015年6月 7日 (日) 13時14分
書評読んだけど義輝京追放は長慶が能動的にというより、受動的って思ってたんだが違うのか?その後長慶和解しようと手紙出してるし。
江戸初期でも資料が虚実織り混ざってるから難しいよな~。
投稿: | 2015年6月 7日 (日) 14時44分
書評読んでどうこうって、手抜きし過ぎww
投稿: | 2015年6月 7日 (日) 15時32分
↑福地さんのブログだし、福地さんの書評だけに言及しようと思っただけで、本の内容うんぬんに言おうとしてませんw
東大卒、京大教授?に言うのも相当アレですが堺幕府については???だと思います。
もう読んでみることにします!
投稿: | 2015年6月 7日 (日) 16時00分
よくわからんけどちょっとランゲルハンス島行ってくる・・・
(´・ω・`)へむへむ・・・←
投稿: へむへむ( ´∀`) | 2015年6月 7日 (日) 18時00分
>↑福地さんのブログだし、福地さんの書評だけに言及
そのあたりってさ、書籍内容をそのまま書いている、内容紹介ってものに近いとこだよね。
福地先生が検証したりした様子もないし。
それに質問する、意見をぶつけるって行為の意味がわかんね。
とりあえず、読んでからだな。
そして、読んで疑問に思ったら、著者にぶつかるのが筋ってものだな。
投稿: | 2015年6月 7日 (日) 22時54分