【麻雀】冊子への質疑応答

キンマの付録の『「統計学」で勝つ！（著：福地誠＋み～にん）』読んだ。非常に面白い数字がいっぱいなのでこの本は保存版だ。ただ天鳳のデータってことで多少数字が変動するんだろうなぁって項目も多い。あとどうやって計算したかもう少し詳しく書いてほしいなぁ　続く

— Ｇ・ウザク＠麻雀本を斬る！ (@mjbook) 2014, 9月 17

天鳳だからって部分は、俺も最初はそう思ってた。
だけど、み～にんさんがけっこう裏を取ってるんだよね。
擬似麻雀シミュレータで調べた数字との整合性を確認するとかさ。
もうね、数字の鬼だから、その数字が本当に信じられるのか、鬼のよーな気合いでいろいろ調べるわけですよ。
「この数字って信じられるの？」みたいなこと言うと、顔色を変えて怒り出すから。
なので、天鳳だからって部分は、もちろんそういう側面はあるんだけど、そっち方向には完全に無防備ってわけじゃない。

もうちょっと詳しくについては後述。

キンマの付録の『「統計学」で勝つ！　オーラス満貫条件で逆転できる確率　→　天鳳だとこの条件で満貫狙う人そんなに多くない気がする。　天鳳的には、オーラス満貫条件でラス抜けできる確率の方が良かったのか？

— Ｇ・ウザク＠麻雀本を斬る！ (@mjbook) 2014, 9月 17

天鳳のデータで一番不安になるのがそこ。
なので、これから特上卓のデータも調べてみる予定。

キンマの付録の『「統計学」で勝つ！　ラスを引いた次の回の平均順位　→　み～にんさんの試合（たったの385試合）からデータを取ってるみたいだけど何故？　天鳳位の全データが公開されてると思うのだが？それは使えなかったのかな？

— Ｇ・ウザク＠麻雀本を斬る！ (@mjbook) 2014, 9月 17

これはけっこう大変らしい。
俺の実戦での着順を手作業でエクセルに打ち込んで調べるほうが全然早いみたい。
なので今回は無理だったな～。

キンマの付録の『「統計学」で勝つ！　席はどこが一番有利か？　→　ラス親が有利という結論になってるけど、北家のラス率が一番高いので、天鳳的にはラス親が一番不利だ(´・ω・`)

— Ｇ・ウザク＠麻雀本を斬る！ (@mjbook) 2014, 9月 17

天鳳的に一番駄目なのは西親です。
本文参照。

この冊子は、編集部から、とにかくわかりやすくしてくれと頼まれた。
数字音痴の人でも読めるようにと。
なので、専門用語は基本的に排除した。
「アガリ率は？」とは書かず、「アガれる確率は？」と書くみたいに。

その結果、あいまいな部分が増えた。
アガリ率とか出現率という用語を使ったほうが、はるかに文章が正確になるんだよね。
一般的な言葉を使おうとすると、あいまいさが増える。
そういう問題はある。

「連荘して親を続ける価値は？」→「650点」という項目がある。
これ、価値は？って質問されると、哲学的な感じがして「は？」ってなってしまうという理由から、編集部に「連荘して親を続ける期待収支は？」に直された。
むしろ専門用語になったわけだ。

みたいな問題はあるね～。
み～にんさんの頭の中は、アガリ率とか放銃率という言葉や数字が飛び交ってて、それを一般的な言葉に直そうなんて発想はないし。

いろいろケチつけてくる強豪たちも、プログラムとシミュレータの違いもわからんくらいのレベルだし。
難しい部分だわ。
そこにこそ俺の役割があるとも言えるわけだが。

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