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2014年7月27日 (日)

【つぶ】本を出すのは難しい?

本を出すのは難しいかっていうと、そりゃ難しいのは間違いないけど、その人の目線の高さによって答えは違ってくるとも言える。

俺に言わせると、そんな難しいことじゃない。
それが最初の壁だから。
ラスボスどころか最初の相手。
スライム……っていうのはさすがに言いすぎだけどさ( ̄w ̄)プッ

第1の壁=本を出す

つぎの壁はそれが売れるか。
つまり、無名の著者でも売れるほど魅力ある本をいきなり書けるかですな。

第2の壁=最初の本が売れる

これも俺に言わせると、最初の本が売れないってのは、よっぽど才能ないんだろーね~ってなる。
ふつー売れるだろ。
新鮮なネタをいっぱい持ってんだから。
ま、そんな難しい話じゃない。

第3の壁=3冊目以降も本が出せる

これは難しい。
なぜって、最初の1~2冊は売れてもそれでネタが尽きる。
そうすると売れなくなる。
コンスタントに本が出せるってのは売れてるからで、これは本当に難しい。

第4の壁=5冊目以降もコンスタントに本が出せる

第3の壁と第4の壁はほぼ同じ内容なんだけど、この壁は厚いから強調しとこうと( ̄w ̄)プッ
1冊目が売れると、3冊目、4冊目あたりまではごまかしごまかし出せたりする。
それが売れないとコンスタントには出なくなる。
ネタ切れしても売れるってのは、何かしらその人なりの必勝法がないと無理。
これは才能だけじゃ越せない壁だ。
これは本当に難しい。

こうなるとプロだよね。
プロといっても、べつに著述が本業である必要はなくて、社長などをしながらコンスタントに本を出してる人いるよね。
この壁を越せるのは、ふつーの人では絶対に無理で、何かしら異常な人じゃないと。
著述系の才能というより、途方もない経験量で可能にしてる人が多い。
物語系じゃない場合だが。

俺にわかるのはここまで。
もっと上の次元もあるんだろう。
よーわからんけど、ときどき10万部くらい売れる本を織り交ぜるのが難しいとか、外国でも売れる本を出すのが難しいとか、また別の世界になるはず。

麻雀業界で考えてみると、小倉、渋川、アサピン、須田、ネマタ、凸と、1冊目に売れる本を書く人ってわりといるから、年に1人出るくらいの才能(凸はスケールがでかいけど)。

ずっと出し続けられるのは、井出さんとか、雀鬼様とか、10年に1人くらいしか出ない難易度になる。
その間の倍率は10倍くらいかな。
俺からすると、真に難しいのはそこだろって思ってしまうわ。

たとえば漫画家でも、デビューするのはがんばればそれなりにできるだろうけど、ずっと仕事があるのはまるで違うレベルの難しさで、さらに売れるのって完全に別次元の話になる。

どの世界でも、最初の壁は努力で越えたり才能で越えたりいろんなパターンがあるけど、それは常人でも越えられる壁。
その先は、常人では越えられない壁なんだよな。

って、どんだけ老害的な発想になってんだ、われながら( ̄w ̄)プッ

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コメント

投稿: | 2014年7月27日 (日) 18時38分

つまり、福地さんの教育関連の本は「第3の壁」に
阻まれたと解釈していいんでしょうか?

投稿: ななしさん | 2014年7月27日 (日) 19時34分

推理小説作家とかにありがちな処女作=最高傑作のパターンはある意味自然な流れなんすよね
一人の人間が出せる良著の数は決まってて特にそれが少ないのが推理小説とか

福地は麻雀本の世界じゃほぼ独壇場だし恵まれてるほうだったりすんのかな

投稿: | 2014年7月27日 (日) 22時38分

>ななしさん

猫!

>ななしさん

オファーはいっぱいあったけど、書かなかったので敵前逃亡型ですw
でも、書いても売れなかったですね。
まず間違いなくw

>ななしさん

推理小説は、本格派になると、トリック考えるのがきついですもんね。
ジャンルごとに恵まれてるか否かは、ちょっと簡単には比較できないす。
他ジャンルのことそこまで詳しくわからないし、マーケットの大きさと競争率の厳しさは、正しく反比例とも言えないしw

投稿: 福地 | 2014年7月27日 (日) 23時08分

雀鬼の場合は麻雀本って言っていいのかってのはありますけどねー
いや、ディスってる訳じゃなくて・・・
(´・ω・`)へむへむ・・・

投稿: へむへむ( ´∀`) | 2014年7月28日 (月) 12時06分

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