【麻雀】スピード
俺はよく昭和麻雀って言葉を使ってるわけだが、昭和麻雀と現代麻雀との違いはなんぞやといったら、ようはスピードだと思う。
スピードを重視するのが現代麻雀だと定義していいんじゃないかね。
とにかく先にアガってしまった者が勝ち。
それが麻雀というゲームであると。
クリエイター祭の表彰式で、こんなふうに挨拶した。
「今日は、スピード重視で打たず、どーんと構えて打とうと思ってた」と。
実際、いつもよりスピードを落として赤なし打法にしたつもりだったんだが、それでも俺が圧倒的に速かった感じ。
食い一通みたいな手は俺しかアガってないもんな。
すごい昔のこと、一局精算のフリー雀荘に行ったことがある。
レートはピンなんだが、点棒は使わず、リーチといって百円玉を置く。
百点単位は切り上げなので、1300・2600ツモなら、200円、300円の収入だ。
これがねえ、つまらなかったんだわ。
早いリーチをかけられたりすると、当然オリるわけだが、それが無駄な忍耐って感じ。
ふだんの麻雀では、最終的に上の順位になるという目標があるからオリも耐えられるわけで、そういう目標がないと、ちっとも面白くねーなと思ったね。
速い者勝ちという本質を、順位戦という工夫によって、悪くいうなら見えなくしてる、良くいうならゲームとして面白くしている。
それが麻雀なんだと思うなぁ。
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コメント
技能戦dis
投稿: | 2013年10月23日 (水) 17時40分
熱いぜ!辺ちゃんdis
投稿: 墨染 | 2013年10月23日 (水) 17時52分
まさにエンドレスどや
投稿: (-д-;) | 2013年10月23日 (水) 19時05分
15年位前は、とにかく両面でリーチして裏乗っけて祝儀狙いが赤アリの勝ち方だって論調が主流だった気がします。
銀玉親方は棒テン即リー全ツッパって言葉をよく使ってました。
~万点打ち切り終了とか細かいところはともかく、大元のルールはあの頃と変わっていないと思うんですが、やはり鳴きという部分であの頃と大きく見方が変わってきた気がします。
宿命田の芥川の濁流打法なんて今の鳳凰卓のプレイヤーは割と当たり前にやってます。
福地さんは其の辺どう思いますか。
投稿: 銀ブチ | 2013年10月24日 (木) 04時26分
>銀ブチさん
そーだね。
その通りだと思うわ。
論調を決めてるのは数人なので、そこに入った人がどう考えるかで変わりそうw
投稿: 福地 | 2013年10月24日 (木) 04時33分