【ダンス】ダンスの本質
数日前、知人からもらったメールにこんな一節があった。
踊りの本質は「表現」だと思うので、エクササイズ要素が強いものよりも、より表現的要素の強いもののほうに心が傾いていくのは当然ではないだろうか、と。
踊りの本質は「表現」かぁ。
これまで、理屈としてはそうなんだろうけどって感じで、実感としてはピンときてなかった。
いや、そんな、表現ってほどたいしたことやってないですしって。
しかしね、今になって、このフレーズを日に何度も思い出して、そうだよな、きっとそうなんだろうって思い返してしまうわ。
ヨガとかストレッチみたいな体に直接気持ちいいことやってるわけじゃないから、やってて面白い面白くないは表現にまつわる部分なんだろう。
誰に見せるわけでもなくてもね。
俺はプロやアイドルのダンスをまったく見ないし、1年前に始めるまでダンスって一度もやったことなかったから、踊りとはなんぞやって考えたこともなかった。
きっとダンス的なるものは、つきつめていくと、エアロみたいな体を使ったパズルか、表現かに二分していくんだろう。
俺は本職が麻雀ライターなので、賭博史みたいな知識もある。
麻雀や囲碁や将棋など、すべてのゲームは賭博から発していて、その源流は占いにある。
大昔は裁判も占いによって行われていたから、賭博というのは、どちらが神様から認められてるかの争いだったんだよね。
その発想でいくと、踊りは、神様の前で行われる舞踏から発しているはず。
中世から近代になるにしたがって、神様に捧げるものから個人の表現に移ったんだよね。
絵画や音楽などと同様に。
てな大げさすぎる歴史まで思いをはせながら、踊りの本質は「表現」って言葉をかみしめてしまうね。
追記:ツイッターでこんな感想をもらった↓
そういやフットルースのクライマックスでも聖書が出てきましたっけw
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
おめでとう 福地
投稿: | 2013年1月25日 (金) 21時41分