【ダンス】Ｄスタノート デスパレイト

Ｄ.studio水曜夜の伊藤由里子先生のextra BAILABAILAのレッスンから。
曲はvol.10のDesperate。

この曲はオーディションに使ったんですよ。
vol.10の中で一番幅のある曲です。
技術的なことじゃなくて、どうやるかの表現が人によってすごく違ってきます。
どう踊りたいのか自分のイメージを持って。曲と違わない範囲で。
由里子先生はそこまでは言わなかったけど、モーメントみたいに、かなり違った要素が混ざっている曲であると。

◆１番目の前後ステップ
・決めポーズのとき、股関節を開いて。

・手クロスは円の軌道にしないで。直線的にビシッと。

・手クロスはゆったりやらないように。音楽をよく聞いて、ギリギリの瞬間に。

・体に力が入ってると瞬間がずれます。力が入らないように。

ラテンはジャンプしないと以前言われた。はねたり飛んだりせず、つまり（アイソレ系は別として）ヒップホップみたいなキレキレの踊り方はしない。でも、ゆったりやるのもまた違うらしい。

◆２番目のりんごもぎ
・どうやるかで、すごく印象が変わります。軌道とか、動きとか。

・ここは、「あたしって美しいわ」じゃなくて、他の人をいろいろ見て、参考にしてみてください。これだけいれば、きっと真似したい動きが見つかると思います。

・研修前の合宿で、ここが一番議論になりましたね。みんなそれぞれ違ってて、なんか違うねと。具体的にどう違うかって言わずに、なんか違うねなんですよ。

・とりあえず最初のとき、手の軌道は、平泳ぎみたいに前に出すんじゃなく、体の横を通ることに決めたんですけど、それくらいです。

・まず、手首を折ります。つぎに、グリッと返しながら下ろします。

・手は肘で回転します。

・でも、動きはなるべく大きく。

・フラメンコの動きは、「りんごを木からもいで、食べて、捨てる」と言われます。もぐわけですから、ただ手を下ろすだけじゃないんですよ。ひねる動作があるわけです。

・昔、競技エアロやってたとき、スペインの選手って、手首をどうするのか、すごく気にするんですよ。曖昧じゃ困るって言うんですよね。お国柄だと思うんですけど、曲げるのか、伸ばすのか、はっきりしてくれと。　→　つまり、フラメンコらしく、手首をしっかり折れと。

・足は横に出すけど、体重は両足に。出した足に全体重は乗せない。

・体が泳がないように。体が泳いでる人が目につきました。

◆３番目のランジから牛
・ランジについては言及せず。ひたすら伸び上がり方の話。

・できるだけ上にシュって伸びます。

・胸を張るんですけど、そうすると、とくに女性は、体が弓なりになりやすいんですよね。そうならないように。おなかに力を入れて、へこまして。

・手はまっすぐ上に伸ばします。指もまっすぐ伸びた状態から、手首だけ折ります。

・指先が丸くなってしまうのはもったいないです。指先はすごく表情が出やすいところですから、気をつけて。

◆４番目の手グルグル＆胸々
・胸々するときの腕は、ベンチプレスしたあと壁を使って腕のストレッチしてるみたいに。

・胸々は、胸から腹までを使ってウェーブします。

◆間奏のりんごもぎ
・言及せず。

珍しいことに、最初に由里子先生が模範。
いつもはニコニコなのに、この日は真顔で。

牛のシーンは、体の差が大きい印象。
体を作れてないと、シュッとできない感じ。

個人的なことだが、今期のバイラはまだほとんどできてない。
なので、十分には消化できなかった印象。
ある程度やってないと、自信を持てず、大胆に動けない。

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