【つぶ】人生の黄昏
ある年齢を過ぎると、人生というものはものを失っていく連続的な過程に過ぎなくなってしまいます。あなたの人生にとって大事なものがひとつひとつ、櫛の歯が欠けるみたいにあなたの手から滑り落ちていきます。そしてその代わりに手に入るのは、とるに足らんまがいものばっかりになっていきます。肉体的な能力、希望や夢や理想、確信や意味、あるいは愛する人々、そんなものがひとつまたひとつ、一人また一人と、あなたのもとから消え去っていきます。別れを告げて立ち去ったり、あるいはある日ただふっと予告もなく消滅したりします。そしていったん失ってしまえば、あなたはもう二度とそれらを取り戻すことができません。かわりのものを見つけることもままならない。こいつはなかなかつらいことです。時には身を切られるように切ないことです。川奈さん、あなたはもうそろそろ三十歳になる。これから少しずつ、人生のそういう黄昏れた領域に脚を踏み入れようとしておられる。それが、ああ、つまりは年をとっていくということです。その何かを失うというきつい感覚が、あなたにもだんだんとわかりかけているはずだ。違いますかね?
てな一節が今読んでる1Q84 BOOK 2にあったけど、そーゆーもんなの? そんなん思ったことないんだが(;´∀`)
麻雀的に言うなら、年とったら引きが衰えると思ってる人たちって、不幸そうで気の毒だわ( ̄w ̄)プッ
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コメント
村上春樹さんの文章は面白いですね~。まさにデジタルと正反対みたいな感じがw
真面目な話、「年取ったら引きが弱くなるとは思わないっていう意見」には同意見ですww
投稿: 満金丹 | 2009年8月31日 (月) 21時50分
なんかほとんど同じ内容を別のどこかで読んだような気が
投稿: 我打麻将 | 2009年8月31日 (月) 22時13分
初めて四暗刻あがったときの感興は、30回くらいあがった今
となっては僕には取り戻せないように思います
投稿: | 2009年9月 1日 (火) 00時49分
真面目なこと書いてるのかと思ったけどさいごで幻滅だわ
投稿: | 2009年9月 1日 (火) 15時28分
歳をとると失うものばかり、ってわけでもないと思うのですが
もう少しで30歳になるので、そしたらわかるのでしょうか(´・ェ・`)
投稿: いたち | 2009年9月 1日 (火) 15時40分
ていうかネタバレ引用すんなや
投稿: | 2009年9月 4日 (金) 19時47分