【麻雀】プロチャレの見所
まずシステムが特殊。
東風戦で、ラスになるとごっそりポイントを引かれる。トップを狙うよりラスを回避することが重要。1414だと-60Pだが、2323だと+60Pになる。
これは天鳳で高段者が打つときと一緒。つまり、天鳳システムに熟練した3人に、プロが1人だけ入ることになる。
といっても、ユーザ代表3名はプロを負かそうなどとは考えず、自分のポイントを少しでも良くすることに徹するはず。いくらラス回避したくても、かならず誰かには押し付けられるから、いかにうまく立ち回れるかが重要。みんな上手いけど、今回のメンツではとくに渋川が上手いんじゃないかという印象。
もう一度、ユーザ代表3名の麻雀の特徴など。
六分儀
天鳳の四麻で3人目の九段。「牌効率を武器に…」というフレーズがプロなどで使われることがあるけど、六分儀ほどそれが得意なプレーヤーは少ないんじゃないか。彼のブログのここなど読むと、その緻密さがわかる。
ネットで麻雀を覚えて頂点に立ち、このままリアルの世界には出る予定のないヴァーチャル雀士。オフ会にも絶対に出ず、彼の肉体に実体があるのか疑問視されるほど。
闘士☆渋川老
今回のメンツでは一番メンゼン派。先切り、ダマテンなど、古風な打ち筋を見せる。リアルでは攻撃的な麻雀を打つのに、ネットでは守備に特化し、モードを器用に使い分けている。古風に見える打ち筋も、その根拠は流れ論ではなく、非常にロジカル。ヒモリロブログのこれとかこれなどを読むと、彼の麻雀がじつは緻密なロジックに裏打ちされていることがわかるんじゃないか。
超ヒモリロ
たぶん、この1年でもっとも強くなった天鳳雀士。普通の人は強くなんてならないもので、強い人は最初から強いし、弱い人は強くなんてならない。強くなるには相当な意志の強さと柔軟さが必要だ。彼には、自分の欠点を直視して、それを総とっかえするんじゃなく、少しずつ改善していく粘り強さや頭の良さがあったんだろう。
今回のメンツの中でフットワークは一番軽い。いつも「鳴き」と「オリ」に関しては微妙な工夫と改善を心がけていて柔軟。ラス回避も上手い。
というわけで、麻雀の質としてはみなかなり近い。小倉、六分儀、ヒモリロは近い。そもそも小倉は第二東風荘で強くなり、その打ち方をプロの世界に持ち込んで強くなったプレイヤーだから、近くて当たり前なのかもしれない。
ただし、渋川だけはやや異質で、メンゼン派の側面など古風な打ち筋が多い。
てな感じですかね~。
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