【麻雀】大盛況
天鳳プレマッチは大盛況だった。「麻雀プロにニーズはあるか?」と懐疑的なことを書いている俺なのだが、ニーズありましたわw(゜o゜)w 今後の麻雀の内容が悪いと、ロン2みたいに、プロ=弱いとなっちゃうけど、現時点ではすごい人気だった。
ライブチューブはこの配信のせいでサーバーが落ち(たんだよね?)、終了後の解説のネトラジも通算2000接続以上、最後の瞬間で300人以上。つの神様による公式の発表を聞かないと確かな数字はわからんけど、俺の200人くらいという予想を裏切って、その数倍(5倍くらい?)が観戦したみたい。
第一回戦
A:Ⓟ吉田光太(+44) C:Ⓟ鈴木たろう(+4) D:Ⓟ浅埜一朗(-19) B:Ⓟ水巻渉(-29)
第二回戦
C:Ⓟ浅埜一朗(+55) B:Ⓟ吉田光太(+24) D:Ⓟ鈴木たろう(-26) A:Ⓟ水巻渉(-53)
第三回戦
A:Ⓟ鈴木たろう(+56) C:Ⓟ水巻渉(+2) D:Ⓟ吉田光太(-20) B:Ⓟ浅埜一朗(-38)
第四回戦
B:Ⓟ鈴木たろう(+55) D:Ⓟ水巻渉(+18) A:Ⓟ浅埜一朗(-20) C:Ⓟ吉田光太(-53)
1日目計 Ⓟ鈴木たろう(+89) Ⓟ吉田光太(-5)浅埜一朗(-22)Ⓟ水巻渉(-62)
開始の2時間前、鈴木、吉田とスカイプで打ち合わせ。そこで稚児が「もしも協会を受けることになったら、よろしくお願いします! 今日は協会を応援します!」と、いきなり営業を始めてワロタ!(≧∇≦)
半荘4回はかなり長くて、2回終了したくらいから、疲れて検討用のメモを取るのが遅くなり、局面を十分には見れなかった。その姿勢がわれながらちと甘かったな。
俺がふだん天鳳で打ってる麻雀とは相当異質な麻雀だった。東風と東南の違いもあるし、メンツが厳しくなると、鳴いた手に対してケアが厚くなり、強さに占めるスピード比重が下がり、打点比重と手幅比重が上がる。
いつも俺はスピードしか考えずに打ってるし、原稿に書くのもスピードのことだけ。でもその打ち方って限界があって、この日のメンツの中では、スピードの有効度ってかなり落ちてるんだよな。この前の雑スレ大会で、俺はスピードより打点の打ち方を通したけど、(そこまでじゃないにしても)この場の最適戦略もそんな感じに近くなるんだと思う。まあ、こういう考え方をしてるのは俺だけかもしれんけど。
同じように、プロ4人は手が遅めだと思った人はあまりいなかったようで、やっぱ強い!みたいな賞賛が多く、面白かったという声が圧倒的多数(つまらないと思った人は、観るのを途中で止めちゃうから感想も言わないって統計的バイアスもあるが)
プレイヤーとしての道を歩まなかった俺だが、こういう場で、濃い麻雀を打ってる人たちをうらやましく思ったりした。メンゼン比重を上げ、重厚な麻雀をぶつけ合う充実感ってあるよな。ずっと吉田視点で見てたから、なおさらそう思ったのかも。
3回戦。東3局2本場、水巻の手牌。5mか6pを切ればテンパイ。5mはちょっと前まで対面の当たり牌。6pは下家のリーチの当たり牌。どう見てもやばすぎるのは5mなので、ここは6pを切って打ち込んでしまうのか、ベタオリかの2択だと思って見ていた。
すると、ここから水巻は7pを切った。6pを頭にして、7p2pと切って手牌を再構築するのだ。切られてみるとこの一打しかあり得ず、当たり前のような気がしちゃうけど、俺はこの打牌があることに気づかなかった。こういうところが水巻の強さだと思う。
と、ネトラジの検討では取り上げなかった局面を出してほめといたから、次回は1回くらいトップ取ってくれ!(>_<) すでに天鳳の世界では、鈴木、吉田の2人は強かったけど、最高位戦はなぜ雑魚2匹なんだと言われ始めてるぞ!
来週に向けて
鈴木「ひたすら普通に打ちます」
吉田「ギリギリギリギリ」(激しい歯ぎしりの音)
浅埜「スライムを舐めんなよ!」
水巻「感想戦に出たいのでスカイプを導入します」←麻雀は?
配信のすべてを取り仕切り、俺の3倍はしゃべった稚児が、それだけ活躍しながらも内省的に反省していて、さらにライブチューブのログはバッファがひどくて聞けないから、あとで吹き込みなおすと途方もない計画を立てていて、あまりの頑張りすぎにワロタ! 無理すると続かんぞ~(≧∇≦)
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コメント
天鳳プレマッチとてもおもしろかったですw
やっぱり麻雀プロにニーズはありますね。
投稿: 満金丹 | 2009年1月11日 (日) 09時19分
稚児さんはCLAMPみたく複数人による天鳳配信ユニットなんじゃないかと思い始めた今日この頃(笑)
やっぱりというか鈴木吉田の協会コンビはネトマ打ち慣れてましたね、特に吉田プロ
MJで下地が出来ているのでしょうか
最高位戦チームは…頑張れ超頑張れ(涙)
投稿: 通りすがりの雑スレ774 | 2009年1月11日 (日) 10時02分
お疲れ様でした。
今後の麻雀の方向性を示した素晴らしい企画だったと思います。
ただ、半荘4回はちょっと多いですね。集中力が続くのは2回、多くても3回ってところでしょうか。
投稿: このきー | 2009年1月11日 (日) 10時05分
「天鳳で打ってる麻雀とは相当異質」だから、この人たちの天鳳での
長期の成績を見たいと思いました。たろうPは明らかに強いと思ったけど・・
感想戦も面白かったけど、それがほんとに正しいのかなんてわかんないわけで
感想戦の説得力<<<長期の成績の説得力 と思います
投稿: | 2009年1月11日 (日) 10時59分
そのうち、観戦しながら「ちゅんまなら」連呼する配信とかやろうかな
投稿: 我打麻将 | 2009年1月11日 (日) 12時01分
なんと、計四日間だったんですね。つのさん、頑張ってますね。
長期の成績、見たいですね。「これだけ盛り上がるなら現状でも問題ない」とは思って欲しくない所です。
投稿: おまーん | 2009年1月11日 (日) 14時44分
水巻プロだけが明らかに練習不足という感じで残念だった
プロとしてこういう舞台に出てくる以上「パソコンに不慣れだから」なんて言い訳は通用しないと思う
(前から決まっていた企画なんだし練習する時間はあったはず)
あれだけラグ掛かればネット麻雀にも精通している鈴木プロのような人には読みの材料与えてしまうわけだし
投稿: | 2009年1月11日 (日) 15時33分
鈴木たろうさん、頑張ってください!
投稿: | 2009年1月11日 (日) 17時14分
>満金丹さん
んー、ありましたねー。今のところ(≧∇≦)
>通りすがりの雑スレ774さん
鈴木吉田の2人が慣れてたのは意外でした。むしろ、リアル+金の両要素がないと、やらないような気がしてたので~。
>このきーさん
ホント2回か3回でしたね。検討まで含めると4回は多すぎです(´д`)
>ななしさん
そうすね~。プロの実力をアマと同一基準で見ることのできる共通指標がないと、中身を信頼しにくいですよね~。
>我打麻将さん
どんぞ~(≧∇≦)
>おまーんさん
なんだって盛り上がるのは最初だけですから!
なんて俺が言っちゃいかんですね(≧∇≦)
>ななしさん
今まで見た麻雀プロのネット対戦は、すべてPC慣れの問題がありました。たぶん、練習して慣れるのは不可能で、慣れてる人材を連れてくるしかないと思うんですよね~。
>ななしさん
来週も腹黒く頑張るはずです!
投稿: 福地 | 2009年1月11日 (日) 22時07分
そうすねー、ルールが一緒でもメンツによって最適な打牌は変わりますよね。
自分の鳴き(=情報の開示)に正しく対応されますから、相手が強いほど、鳴いた手は一般的に弱くなるっていう。
3フーロして47m聴牌で自分の河を客観的に見たときに、36mか47mの2点に見えても、周りが弱いとそんなん関係なく聴牌一番のりのアドバンテージが大きいけど、周りが強いとそこに36mうってきたら、その人は覚悟をしてうってきてるわけだから今度はこっちがビビる番なんだけど、4段とかが36m強打してきても、必ずしもびびらなくてもいいとか、いろいろかわって、結果正着までも変わってくるというのは本当に些細なことではなくわりと大きく実力にかかわってくるとこだとぼくは思うんですけどねー、どうなんでしょ?
なんか、昭和の麻雀うちみたいなこと書いちゃったw
投稿: いししん | 2009年1月12日 (月) 02時18分
>いししんさん
そーですよね~。そういう部分は確かにあるわけです。
それがメンタルなもんに転化して拡大されてしまう可能性がやっかいで、その度合ってのが、なかなかよーわからんところですわ~。
投稿: 福地 | 2009年1月12日 (月) 17時35分
対局後の配信なんですが、ustream.tvなんかを
使われてはどうでしょう?
恐らくらいつべよりは軽いと思うんだけど。
それか、ピアキャスで配信して数人に鏡してもらう。これなら完璧でしょうが、こちらには高価なキャプボが必要なはず
必要経費でつの様がキャプボ代出してくれるかな・・・
投稿: | 2009年1月13日 (火) 11時28分