【麻雀】おやかたの

天鳳に「おやかたの」というプレイヤーがいる。

この人は山崎一夫さん。フリー雀荘たぬの経営者で、近麻に「麻雀で食え!!」というコラムを10年以上も連載している人。以前パチンコライターだったときの名残りで、銀玉親方という通り名で呼ばれることもある。たぬブログでも、たまに天鳳のこと書いてるね。

ずいぶん前のことになるけど、ぼくは編集者として山崎さんの対局をかなり見た。片山さんと山崎さんがゲストになって毎回いろんな人と対局する企画で、「ふんぞり王国」ってやつだった。

セットでも、何度となく打った。当時の俺は東風戦が苦手だったし、レートが高くてつらかった。かなり負け越してるんじゃないかと思う。

その山崎さんが天鳳に進出してきた。こっちはもう東風戦が苦手じゃなくなったし、山崎さんって60くらいでしょ（57歳だって）。今なら負けるわけがねー。

そう思いつつ何度か観戦したら、つぇー！！w(゜o゜)w　マジかよ！　おそるべき強さだ。年取ったら弱くなるって例外もあるのか？

観戦した誰かが「棒テン即リー全ツッパ」という標語と全然違う！って驚いてたけど、そんなの当たり前だろ（￣w￣）プッ　棒テン即リー全ツッパで勝てるわけねー。そんなのは、ただわかりやすく極端に表現しただけ。もっと、しぶとく粘り強い実践的な麻雀だ。

天鳳での成績はまだ回数が少ないので参考程度だが、ずっとやったら、たぶん俺よりかなり上をいくと思う。

何回か対戦した。

←これはそのときの山崎さんの手牌。親の配牌で早くもタンピンの1シャンテンだ。

途中で赤を引いたりしたけど、これがなかなかテンパらない。

そして、なかなかテンパらないまま8巡目、3sを引いたところで、なんと7sを切ってオリてしまった！w(゜o゜)w　2つポンして、喰いタンかトイトイをやってる上家を警戒したんですね。

なんつー辛さだ！　激辛麻雀や！　ここでオリる人って少ないと思う。でも現実的には、オリたほうが得かもしれない。

じつは、この上家が俺だった。俺の手牌はどうだったかといえば、まだこんな。山崎さんの配牌より全然悪い。

つまり、この一戦は、同じ雑誌で麻雀のノーガキを説く二人のライターが、はちゃめちゃ鳴きvs激辛打法で激突していたのでありますね。

俺の手牌は数巡後には奇跡的に高め倍満にまとまった。山崎さんはこれを見越してたのか！w(゜o゜)w

んで、この局は俺と対面の二人テンパイで流局した。

このときの俺の上家はクドーで、オーラスは、クドーのクリミスか？と思われる打牌で俺がトップになった。

1位 bakase(七段/R2080/+32) 3位 おやかたの(五段/R1965/-13) 2位 合点笑知(五段/R1984/0) 4位 クドー(八段/R2072/-19)

こうして見てみると俺がうまくやったようだけど、長期ではどうだろう。不安定な鳴きでも、ときに手牌をうまくまとめちゃうのが俺の長所とされるかもしれんけど、それより山崎さんの激辛麻雀を評価する人のほうが多いんじゃないかね。

てなわけで、近麻関係者天鳳最強の座はかなり危うくなってしまったのだった(´д｀)

ハンゲに帰ってくださいm(_ _)m

←もうちょい手が整ってから鳴けや！って人はクリック！