【麻雀】ネト麻の麻薬性

予約ボタンを押すとき、かなり気合いを入れる。気楽に打ってラスを引いてしまったら、取り返しがつかないから。

カチッカチッカチッとスタート音楽が鳴り始めると、相手3人の名前とRを見る。（'（ェ）'o）やGOGOランプと当たらなかったことに、まずはホッとする。

終わったとき、1着だったら幸運に深く感謝する。よっぽどラッキーじゃないと、トップなんて取れないから。

2着だったら、よっしゃよっしゃと思う。2着だったら御の字だ。もうなんにも不満なんてない。人生は2着の積み重ねなんだよ！

3着だったら、ラスじゃなかったことにホッとする。3着で不満を言うのは甘すぎる。3着を取るんだって楽なことじゃないんだよ！

栖ライムのハネマンにぶち当たって4着だったら……、なぜこの1回をやってしまったのかと、絶望の淵で深く深く後悔する。だからやめとこうと思ったのに…と。もう取り返しがつかない。俺はきっとこのまま転落していくんだ！

雀荘で打つときは、前の回が終わったとき次の回に入ることが自動的に決まっている。続けるか相談するにしても、自分だけの意思で決めるわけじゃない。

毎回、自分から主体的に参加する麻雀って、ネト麻が初めてじゃないかと思うんだ。

1回わずか15分ほどなのに、そのつど主体的な参加の自己責任を問われるから、1回ごとに歓喜と絶望を行ったり来たりする。ﾃﾗ脳内麻薬！

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