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2007年7月29日 (日)

【本】書評2つ

書評を2つ書きました。

『戦国三好一族』今谷明著
補足を少々。

ちょっと大袈裟に書きすぎてしまった点が1つ。

小瀬甫庵(おぜほあん)という人物が、信長→秀吉→家康という三代の天下取りレースという物語を“創作”し、先駆者である三好一族を「天下人」の系譜から外してしまったと書きました。しかし、彼の著作は『太閤記』『信長記』だけです。三代による天下取りレースという物語を“創作”という表現は、嘘ではないものの大袈裟すぎます。

誰かが統一政権を築かねばならなかったのは歴史的必然であり、愛知出身の三人がその中心人物となったのは偶然です(これが偶然という言葉で片付けられるかどうかは、人によって見解が相当わかれるでしょう)。

むしろ、三好長慶の力が衰えて畿内に政治的空白が生じたため、周辺の大名にチャンスが生まれ、それに乗じたのが信長だったというのが正確なところでしょう。

信長伝説の嘘はここにも書かれています。
より詳しくは『信長の戦争』(講談社学術文庫)に。

このレビューによってアマゾンで同書が3冊売れ、瞬間的に6万位から3百位までランキングが上がりました。


『偽装請負 格差社会の労働現場』 朝日新聞特別報道チーム著

こちらは追加することなし。
ただ反省として、結論がちょっと唐突すぎましたね。
こちらもアマゾンのランクは5百位くらいまで上昇。

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