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2007年2月20日 (火)

【麻雀】1.問題提起

昨年、同人誌『麻雀の未来』に書いた「麻雀は博打かゲームか」から。第1節です。


麻雀は博打かゲームか、という問いがある。この問いは簡単なようで簡単ではない。

原則論からすれば、金を賭ければ博打だし、金を賭けなかったらゲームである。そんなことは当たり前だ。
たとえば、ゴルフは博打かスポーツかという問いや、パチンコは博打かレジャーかという問いは誰も発しない。それこそ当たり前だからであり、問いを発する意味がない。ゴルフは金を賭けたとしても基本的にはスポーツであり、パチンコは自宅で一人楽しむ人がいたとしても基本的には博打である。

それでは麻雀の場合は、なぜわかりきっていないのか。ひとつには、麻雀が社会的な立場として博打とゲームの境界に位置しているからだろう。金を賭けるリアル麻雀と、金を賭けないバーチャル麻雀が並存する状況になっている。

そんな事情はあるけれども、それだけではないのではないか。もっと深い理由があるように思われる。博打かゲームかという問いが、麻雀のゲーム構造に深く関わっているのではないか。すなわち、麻雀は博打としてもゲーム的な博打であり、ゲームとしても博打的なゲームなのである。

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