【教育】娘に人生を語る
少し前のこと、娘1号から聞かれた。
「あたしって文系?理系?」
おお、こいつもそんなこと考える年になったのか。学校で何かいわれたのかと思ったら、とくにそういうわけでもないという。 そこでまともに答えた。
文系か理系かっていうのは、科目でいったら英国か数学かってよく考えちゃうんだけど、それは違う。それは入試で大事ってだけ。適性でいったら社会か理科かの方がずっと当たる。
理系というのはモノを対象とする。文系ってのはヒトor世の中を対象とする。たとえば、新しい孫の手を開発しようとしたとき、人間工学による振動なんちゃらってことを考えるのが理系、ネーミングをどうして見かけをどうしてってことを考えるのが文系なんだ。
「くだらないこと考えるのが文系?」
まーそーゆーことだな。けっこうそっちの方が売れるんだけど。
「で、あたしはどっちなの?」
どっちかっていったら文系だな。つーのは、数学物理化学生物地学のなかにとくに好きな分野がない。興味があるのはどっちかって人間の方。ただし、文系科目の中にことさら好きなもんがあるわけでもないし、消極的文系って感じか。
「テストは地理とか歴史の方がまだマシだけど」
それは暗記が簡単なだけで、好きっていうのとは違う。わしゃ理系をすすめたいけど、でも文系になりそうな感じだね。
「文系の方がめんどくさいって聞いたけど」
それは入試科目に暗記が多いとかそーゆー話でしょ。今の段階では関係ないね。
「ふーん」
とまあそーゆーわけで、娘1号に人生を語ったりしたのだった。で、これって人生なのかな?
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