【つぶ】オヤジの門
自分には、ふてぶてしさが足りない。ずっとそう思っている。男の人生って、ふてぶてしさをガソリンに生きていくもんらしい。その燃料が足りないよ。そう思っている。
ただ、これは主観的な思いなので、多くの人からは「あんた十分ふてぶてしいから!」といわれそうな気がする。でも、ちょっと違うんだよな。自分はこういうふうにしか生きられないからしゃーねーじゃんと思うのと、これって素晴らしい人生ですよと思ってるのはかなり違う。
自分が自分であることへの開き直り。生まれながらの身分なき現代社会では、これがあるかないかで人生がまるっきり違う。
神よ、われにふてぶてしさを! そう思いながらも、ぶっといオヤジへの道をもう一歩踏み出せずに早幾年。
オヤジとかオバサンになることを恐れさせる価値観に塗りつぶされた今、臆せずオヤジやオバサンの門をくぐった者だけが幸せに生きるのかもしれない。
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