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2006年7月14日 (金)

【つぶ】見えない足元を見る

自分の本を読んでみる。あまり文章としてつながっていないことに気づく。

自分の癖というかよくあることなんだけど、知ってる情報が多いことについては、その情報をただつなげて書いてしまい、文章としてあまりつながってないことが多い。そういうのは読みにくい。

脳味噌が情報型なのかもしれない。自分にとっては当たり前すぎて意識しないようなことから書いていかないと、読みやすくはならない。

逆に、あまり知らなかったことを調べて書いた部分のほうが、ずっと読みやすかったりする。今回の本でいうなら足立区の話などがそうだ。自分でも読みやすいと思う。ろくに知識を持っていなかったことがプラスの結果になっている。

知ってる知識をバッサリ切るのって難しい。意志の力が必要だ。そこが自分の弱点になっている。こういうところから専門家病は始まる。今になって、あー、けっこう読みにくい本にしちゃったなーと思ったりする。

多少時間がたつと、自分の未熟さが見えてくる。何度もダメだしされるような立場ってなったことないもんな。われながら鍛えられてないよなーと思う。一気に読んでしまったという感想を何人かからもらっているから、そういうのはホッとするし嬉しい。でも、それに甘えてしまうようではダメだよね。無駄な歯ごたえはギリギリまで排除せねば。

大きな仕事をすると、自分の欠点がはっきりと出る。そんなときがスキルアップのチャンスなんだろう。多少は無理をしないと欠点も出ないから、そういう点でも今回の仕事はよかった。

次に長い本を書くときは、もっと上手く書けるはず。そうでなきゃ困る。つーか、そうであってくれ! 頼むぜ自分って感じだ。

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