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2006年6月29日 (木)

【教育】念願の教育ライターに!

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今年の春まで、麻雀をメインとしたフリーライターだった。しかし、6月に『教育格差絶望社会』を出し、ついに念願の教育ライターになった!

教育という分野は、学者や学校関係者、あるいは塾関係者が語るもので、ぼくのように自分のフィールドを持たない者が発言することは珍しい。そんな自由な立場からの発言が少ない状況に、一読者として、ずっといらだちを感じてきた。

一例をあげるなら、たいていの教育関係者は、あまりにも高い学費や塾代について無頓着すぎる。それは彼らが金を取る側だからだ。大学の学費を高いかどうかを問うアンケートで、高校関係者は相当割合が高いと思っているのに、大学関係者はそう思っていないというデータもある。価格が高いか安いかの判断は、金を払う側か取る側かという立場の違いによって、まったく変わってくる。学費が高すぎるため大学に来られる子は一部の階層にすぎないという事実を、大学関係者は直視できない。直視すると、自己否定に結びついてしまうのだ。

念願だった教育論を出せて、今は満足している。研究家でも評論家でもなく、ジャーナリストでもない1ライターの立場で、教育を語ることが評価されるかどうか。それはこの本の売れ行きが教えてくれるだろう。

世界に冠たる水準を誇った日本の教育は、今でも決して馬鹿にしたものではない。それでも、少しずつ着実に、状況は悪化している。

自分のフィールドを持たないということは、どこからも給料をもらっていないということで、本が売れて原稿料が入らないと生活できない。おそらく、ぼくが教育について商業出版で発言できる時期は、そう長くはないんじゃないか。その間は、読者の、つまり親の目線から、教育について語っていけたらと思う。それが吹けば飛ぶようなライターという立場の唯一の強みだ。

それがいずれは学費の低減に結びつけばいいのだが。

『教育格差絶望社会』(洋泉社・税込1000円)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862480446/

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