2018年12月17日 (月)

【Mリーグ】2600リーチの価値

この↓局面に対して、

こんな↓質問が。

同様のやつがコメ欄にもいくつか。

この手って、最低が2600点だけど、ツモ一発裏ドラの可能性を含めると、実質的な価値は5000点強なんだよ。
だから、南場の3着目が上位を追い上げるためには十分な勝負手。

ここから一番現実的な高い得点をゲットする道は、即リーしてツモって一発か裏ドラでのマンガンだから。

ここからリーチせず三色を狙うのは成就する確率が低すぎて、それなら倍満くらいにならないと割に合わない。

これは現代戦術というレベルじゃなくて、一発裏ドラがある麻雀では科学的な真理かとw
これをリーチしない打ち方では、そこらの点5フリー雀荘でも負けます( ゚д゚)ウム

実戦では、茅森のリーチのあと追いかけリーチをかけ、ツモって裏ドラが乗り、オーラスのそのまま2着で終了。

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【Mリーグ】ハギーの第一打東切り

コメ欄で批判されてたハギーの第一打東:麻雀王国切り。

東1局の南家。ここ↓から東:麻雀王国切り。

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それが親の園田にポンされて、4000オールをアガられた。

Photo_2

結果はアガられたけど、現代戦術的にはハギーが正しい。

東:麻雀王国を切るのを数巡遅らせることで、親にポンされる確率はどんどん上がっていくから、そこそこ整ってる手なので、さっさと切った方がいい。
ここから東:麻雀王国を切らない前提で手を進めるのは弱気すぎる。

南家なので、南:麻雀王国東:麻雀王国が役牌。
西:麻雀王国北:麻雀王国から切ってもいいし、ピンフ手なので東:麻雀王国から切ってもいい。
南:麻雀王国切りはない。

昔は東:麻雀王国はなるべく絞って、様子を見ながら切れとされていた。
今もプロ連盟では東:麻雀王国を切るのは最後にしろとされてるようだ。
その考え方だと、
西:麻雀王国北:麻雀王国)→北:麻雀王国西:麻雀王国)→南:麻雀王国東:麻雀王国
の切り順となる。

だが、現代戦術では、
西:麻雀王国北:麻雀王国)→北:麻雀王国西:麻雀王国)→東:麻雀王国南:麻雀王国
東:麻雀王国西:麻雀王国北:麻雀王国)→北:麻雀王国西:麻雀王国)→南:麻雀王国
東:麻雀王国南:麻雀王国西:麻雀王国北:麻雀王国)→北:麻雀王国西:麻雀王国
のどれかとなる。

俺だったら、
東:麻雀王国西:麻雀王国北:麻雀王国)→北:麻雀王国西:麻雀王国)→南:麻雀王国
の順で切ると思う。

この東:麻雀王国切りは俺的には正しくて、ハギー、新しい理論を勉強してんじゃん!って感じ。
批判する対象じゃない。

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2018年12月16日 (日)

【麻雀】「魅せる麻雀」は茶番か?

【麻雀】「魅せる麻雀」は意味がないへの反響を見て、「魅せる麻雀」ファンもけっこういるんだなって思った。

なるほどねー。
支持者がけっこういるなら、それでいいのか。

こんな↓反応を見ると、なるほどなーって新鮮だわ。

ただね、こういうの↓は誤読だ。

デジタル打法なんて俺は一言も言ってない。

黒沢さんのセレブ打法や瀬戸熊さんのクマクマタイム打法はいいよ。
勝つために真剣に模索した結果だから。

『麻雀プロMリーグ選手名鑑』を読むと、黒沢さんは、普通なら絶対ポンの手でポンすると結果的に失敗になることが連続して、ずいぶん悩んだ結果として、自分はこういう星の下に生まれたんだと思うようして、ドラ3あっても役牌を1鳴きしないセレブ打法にしていった話が書かれてる。

何ゆーとんだ?( ゚д゚)ポカーンって思うけど、Mリーグを観てると実際にその通りなんだよな。

瀬戸熊さんも同様。
長年の信念で勝負してんだから、それしかないというか。

たとえばコバゴーは、やたら鳴くわけだけど、勝つにはそれがベストだって信念のもと、特異な打法になってるわけでしょ。
みんなガチでやってもコピー機にならないって。

その一方で、こういうの↓は実質アガリ放棄じゃね?と思うわけ。

この打ち方をしてたら、そこらの点5フリー雀荘でも負けるよ。
魅せる魅せないという次元じゃなくて、勝負の舞台に上がれてない。

あとね、「雷電の麻雀は面白いです」というのも納得いかない。

じゃあ「つまらない麻雀ってどーゆーの?」と考えると、多少は損になってもやせ我慢して手役狙いの麻雀を打とうぜ!って意味かなと思える。

プロが勝負の場でやせ我慢って、それはイロモノ宣言ですか?という。
優勝する気満々のチームが、「うちは面白いですよ」なんて半分負けかかったこと言うわけねー。

TV民放でやってるダンスバトル番組では、ガチチームだけでなく、イロモノを入れることでバラエティ化する。
チーム雷電がイロモノを目指すのって、独自の立ち位置を持てるし、麻雀だからそれでも勝つときは勝つし、それはそれでいいのかな?

「魅せる麻雀」って、こんな感じ↓かなって思う。

ツイッターでは「魅せる麻雀」とはなんぞやって定義が拡散してるようだけど、俺が考えるハギーの「魅せる麻雀」とは、三色と四暗刻だね。
手役狙いだ。

ほんとは、危険牌をバシバシ切ったあと当たり牌だけビタ止めしたり、一点で安い手に差し込んだり、そういうプレイの方がはるかに盛り上がると思う。
そういう質で勝負してほしいわ。

高い手を作って「魅せる麻雀」って、ほっといてもドラマが起きる麻雀の力を信頼せず、強引にドラマ化しようとするプロレスか?って思う。

※「プロレスを馬鹿にすんな!」ってコメがきたけど、『1976年のアントニオ猪木』という本を読んだことあって、アングルを持ち込むことでプロレスはエンタメとして成立できたって歴史は理解してるつもりで、馬鹿にしてないです。

というわけで、俺は「魅せる麻雀」って概念は茶番かよって思う。

ただし、「魅せる麻雀」に魅力を感じてる人は思ったよりいっぱいいるみたいで、これはこれでいいのかなとも思える。
新しい視聴者を掘り起こした結果のようだから、俺なんぞの意見より、その現実の方がはるかに重い。

それにね、プレイヤーには価値観の対立があった方が面白い。
選手をプロ限定にしちゃったから、麻雀プロvsアマみたいな構図を作れなくなって、こういう対立軸はけっこう貴重なのかも。

俺が面白いと思うのは、「魅せる麻雀」より、ハギー再出発の物語だ。

彼はどうやらしばらく麻雀から離れてたみたいで、ビックリするほど弱くなっていた。
そこから始めて、トップクラスと戦えるようになるのか?という。
オッサンの再出発物語。

マナー等のこと、以前はツイッターですげー言われてたけど、最近は言われなくなったよね。
改善してんだな。

麻雀をほんと好きなんだなって思うし、努力しようって姿勢を今は持ってる感じがする。

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【麻雀本】麻雀強者の0秒思考

昨日発売。
Kindle unlimitedに入ってたので読んだ。
コラムだけ。

これはおすすめだわ。

俺の好みかもしれないけど、真に面白いコラムって、面白げに書かれたもんじゃない。
大きな出来事を、シンプルに事実だけ書いていったやつ。
そういうのが一番。

夜逃げの話、パチプロ生活、母の死、高レート三麻。
最強戦の話(とくにマナーの回)はつまらなすぎだけど、他はすべて面白かった。

夜逃げの話はゼロさんから直接聞いたことがあったので、高レートの話が一番しんみりした。

マナーに関して、自分は守っても、他人に対しては悪意がない限り甘目に対処するという信念を守って、80万負けた話。
こういうのわかるわ。
そんなことばっかだよな。

株で百万負けるのはまるで平気なのに、麻雀で百万負けるとなぜえらくダメージあるのか?

コラムを読んで、ゼロさんのことまた一段階好きになった。

俺もまた過去の生き方の結果として、シスさんの「俺は印税いらないです。福地さんもらってください」みたいなことが起きてんのかねって思った。
「情けは人のためならず」ってことか。

本の話に戻るけど、けっこう売れなそうな本。
編集部のネタが尽きたんだな。

マンガ『むこうぶち』からの転載が多くて、コンビニ本みたいな作り方。
ゼロさんの文章も、よりライターっぽくなってる。

ただね、コンビニ本は500~600円だからいいけど、この本は1620円だからね。
出版のセオリーで考えると苦しい。

アンリミで読んだから、多少は売上に貢献したわ( ー`дー´)キリッ

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2018年12月15日 (土)

【天鳳】中年は堕ちる一方

Mリーグが始まってオワコン化したとされる天鳳名人戦。
その中でも、とくにヤバイんじゃね?とされるしょぼくれ中年の俺。
一昨日もダンスのチーム練の帰りに、新宿のアドレナリンゲームに寄って大敗した。

まぁ、しょぼくれゴタクはどーでもいいよな。
内容にいこう。

1回戦

ドラの白:麻雀王国がトイツってテンパイ↓

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役ありだけど、こういうのは即リーだ。
白:麻雀王国をポンできたり即リーしないメリットもあるんだが、メリットはダマにされた側の方が大きい。

このリーチに対処しようがない親のたかはるが2900程度の手で押して押して押してくる。

無筋を5枚くらい切ってアガりきりやがった(;'∀')

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うーむ、やられたわ。

これはヤバイと思ったのは、その次局↓

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早々とピンフの1シャンテンで、頭が2つある。
九萬:麻雀王国北:麻雀王国のどっちを落とすかの選択で、北:麻雀王国の方を切ったら、北家のハゲにポンされてマンガンをツモられた。

こ、これは流れが悪いわ(;'∀')
早くも3着目まで1万点差のラス目となった。

今日もダメか。
またラススタートだ(ノД`)ハァ

ここは自然に打ってはいかん。
自然にラスるわ。

こういうときはネゴシエーション。
ごねること。
きれいな麻雀を打たないことだ。
年齢と経験を、ここでぶち込まにゃ。

次局の親番、上家のたかはるの第一打の九筒:麻雀王国をチー↓

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チャンタ狙いだが、狙えばアガれるかといったら、こんなチーからは90%アガれない。
こういうときって上家がどういうタイプかが重要だ。
たかはるは、自分の手を素朴に進めて、ラス目の親にペン七萬:麻雀王国一萬:麻雀王国を鳴かせる人じゃない。
2番目の鳴きをさせてくれねーわ。

こんなの鳴かせてくれるのは、今回のメンツではおじさんくらい。
自分のチンコの都合だけでペン七萬:麻雀王国でも鳴かせる人は。

じゃあ、なぜ鳴くのか?
ドラが白:麻雀王国だってこともあって、こういうのは鳴いた方が流局率&レンチャン率が高くなる。
序盤から子を縛るんだよ。
中盤になって手が整ってしまうと、もう縛れなくなる。

実際、終盤になってテンパイしてレンチャンに成功↓

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次局も、即リー↓

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ラス目の親リーって、とにかく曲げることの重みが違いすぎる。
これはチンコ小僧がオリ打ちしてきて、ラッキーにもアガれた。

その次局、13巡目に先制テンパイ↓

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これは巡目が遅いから、ちょっと微妙だな。
きつい反撃がくる可能性も十分ある。

…なんて守りに入っちゃダメなんだよ。
一番年寄りで、一番麻雀が弱くて、一番いい女と暮らしてる俺がこんなとこで守ってどうすんだ。
ここでも即リー。
すると一人テンパイで流局した( ・´ー・`)

こんな難癖テクでダンラスからの脱出に成功した。

南場に入って、せっかくほぼ安定的な3着目になったのに、ここで失敗↓

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この点棒状況で2900点の喰いタンにいく意味あんの?っていうゲーム回し的な問題もあるし、下家のチンコ小僧の捨牌がヤバイ。
何の役かはわからんけど、何らかの手役のダマテン臭がする。

張ってるか張ってないかは不明だけど、基本的に棒テン系の打ち手なので、競技麻雀的な遠い目標とかブラフはない。
ここでの振り込みは甘かった。

この局は鳴かない方が良かったし、五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国も切らない方が良かった。
ここでは七萬:麻雀王国が純チャン三色に当たったけど、五萬:麻雀王国がイーペーコーなんたらかんたらのダマに当たるなんてのもありがちだと思う。

ラスった。

ゴリ押しテクで頑張ったが、結局は麻雀が弱すぎた(==)ウム

12/14 | 牌譜 | C0011 般南喰赤 |
4位 C:Ⓢ福地誠(-82.9) D:おじさん(+65.6) A:Ⓟ谷口浩平(-7.7) B:Ⓟ多井隆晴(+25.0)

2回戦

チンイツに向かったら、親から早いリーチが入ってどうにもならない↓

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アガリ目ゼロ、安全牌ゼロ。
現世もダメなら来世もダメって感じ。

ここは二索:麻雀王国八索:麻雀王国のトイツを切るしかないよな。
それ以上の工夫のしようがない。

八索:麻雀王国を切った。
じつは二索:麻雀王国八索:麻雀王国どっちも当たりだったんだが、八索:麻雀王国の方が高目だった。

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腕だけじゃなく、勘まで悪いのって、どうすればいいんだ?(´;ω;`)ウゥゥ

だが、そこからたかはるをハメ殺し、けっこう安泰な2着目でオーラスを迎えた。

オーラス、下家のラス目、たかはるからリーチが入ってる↓

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どうするか?

対面の親は白:麻雀王国一点待ち。
役がそれしか残ってない。

ラス目・たかはるのリーチはどうせ厳しい条件つきだと思うけど、だからといってこっちが頑張る必要もまったくないよな。
六萬:麻雀王国七筒:麻雀王国などの現物もあるけど、他にも通りそうな牌が山ほど。

ここで切った七萬:麻雀王国がなんと当たりだという(;・∀・)
裏が乗って100点差で2着を逆転された。

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ログを見てみたら、いったんツモアガリしたところから迷彩の七萬:麻雀王国待ちにして、上家か俺の直撃狙いのリーチだった。

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なんという( ノД`)シクシク…
こんな死に馬キックを食らって、せっかくの2着から転落してしまう俺って( ノД`)シクシク…

12/14 | 牌譜 | C0011 般南喰赤 |
3位 D:Ⓢ福地誠(-4.5) A:Ⓟ多井隆晴(+15.6) B:おじさん(+65.1) C:Ⓟ谷口浩平(-76.2)

3回戦

毛腹さんのリーチにドラ4枚の手で何を切るか?↓

Photo_14

こんなの北:麻雀王国のツモ切りしかないよね?
それが一発裏々のハネマンだって(´;ω;`)ウッ…↓

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ラス前、下家の親と対面のラス目の2軒リーチ。
そこにこっちも三色テンパイ。
どうするか?↓

Photo_16

普通の収支戦なら押しだろうなぁ。
でも、押すと2着率が上がる一方で、ラス率もだいぶ高くなりそう。

これはラス堕ちが怖くて押せんかった。
押してたら一発で三色の高目でアガり、2着になれてた可能性が大。

Photo_17

結果、3着だった。

12/14 | 牌譜 | C0011 般南喰赤 |
3位 B:Ⓢ福地誠(-5.6) C:タケオしゃん(+24.1) D:Ⓟ石橋伸洋(-80.3) A:Ⓟ木原浩一(+61.8)

4回戦

毛腹さんのリーチに何を切るか?↓

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中:麻雀王国ツモ切り以外ありえないよね?
それが当たりだという(;・∀・)

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なんなんだよ。
毛が少ない人は字牌タンキが好きなのか?

しかし、俺も人のことは言えない。
ここ↓でダブリー。

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しょぼくれ中年仲間のタケオしゃんから一発で西:麻雀王国でアガった。

その後、2着争いから、毛腹さんのダマに刺さった↓

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こうして3着で終了。

12/14 | 牌譜 | C0011 般南喰赤 |
3位 A:Ⓢ福地誠(-10.7) B:タケオしゃん(-84.1) C:Ⓟ石橋伸洋(+75.4) D:Ⓟ木原浩一(+19.4)

今日の順位は4着3着3着3着。
プラスは1回もなかった。
マイナスが3桁を超したわ。

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俺の運はすべてシス本で使い果たしてしまったんだろうか?
今後、浮く日は来るの?(-_-;)

しょぼくれ中年は、しょぼくれを通り越して絶望老人になるしかないのか?


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【近麻】月刊化

近代麻雀が月刊化 岡田紗佳原作など新連載6本開始!

これは寒いね。
寒いよ。

単純に考えて、発行サイクルが倍になるってことは、発行総量が半分になるってこと。
後退だ。
けっこう寒い。

たぶん近麻がどうって話じゃなく、マンガはみんなそうだし、そもそも雑誌はみんなそう。
それ以前に、紙メディアがみんなそう。

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【麻雀】「魅せる麻雀」は意味がない

元気タソの論考↓

「魅せる麻雀」に魅せられる人と魅せられない人

多少極論になるんだけど、俺は魅せる麻雀って、ゆるやかに場を壊す存在だと思うんだよな。

競技って、みんなが同じ目標を追ってることで成立する。
みんなが勝つことを目標にやってるときに、高い手を作ることを目標にしてる人が混ざると、ゲームの純度が下がり、そのぶんだけつまらなくなる。

健康マージャンって、そういうのがよくあるのよ。
勝とうとして打ってる人と、1日に一回いい手がアガれたら満足って人が混在してるから。

魅せる麻雀論者はルール変更を目指すべき。
精神論でゴタクを言ってても意味がない。

全部の役を1ハンアップする(三色は3ハン、鳴いた三色は2ハンになる)だけで、みんな劇的に手役を狙うようになるはず。
平均打点は大きく上がり、早い安アガリは価値がむっちゃ落ちる。
手役狙いのテクだらけの麻雀になるわ。

手役の価値が低いルールのまま、みんなでやせ我慢して手役を狙おうぜっていうのは、何を目的にした競技なのかがにごるだけ。
プロレス的なショーですか?ってなる。

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